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バターは食べ物じゃない、と思う

剣と魔法とダンジョンと宇宙船の話を、書きたくなったんで書いてみた作品です。 序盤は地球の日本の話で、長いプロローグと背景説明が続きます。

対クイーンを主目的とした銀河連盟では、個人の能力(・・)を把握するのにステータスが使われてる。 主なステータスは大きく4種類に分かれてる。 フィジカル、マジカル、インテリジェンス、メカニカルだ。


僕の今のステータスはこんな感じだ。


フィジカル

筋出力   :E どれくらい重いものを持てるか

筋俊敏   :E 筋肉をどれくらい早く動かせるか

筋持久力  :E 筋肉の運動をどれくらい継続できるか

筋操作   :E 筋肉をどれくらい正確に動かせるか、手先の器用さなんかも入ってる


フィジカルは、肉体を持ってる生命体の肉体情報がメインになってる。 外骨格タイプの昆虫人は、外骨格を装甲の代わりにする種族もいる、そういう種族だと防御力のステータスが加わる。 エルフの皮膚には防御力は無いから表示はしない、意味ないし。



マジカル

魔力出力  :E 魔力の最大出力

魔力速度  :E 出力までの時間

魔力量   :E 扱える魔力の総量

魔力操作  :E 魔力の正確な操作

適正    :火,水,風,土


マジカルは、エルフ族が得意な魔法のステータスになる、魔法に関する事だ。 魔法の適性は、女子は多くても2つで風と水だけなんだけど、男子は4つ全部の属性に適性を持ってることが多い。 



インテリジェンス

記憶量   :E 記憶に使用できる容量

演算領域  :E 演算に使える脳の容量

演算速度  :E 演算の速度

マルチタスク:E 同時に扱える情報数


インテリジェンスは、知的生命体の証となる項目が多くなる。 ちなみに、演算速度が速くないと、筋俊敏が高くても早くは動けない。 筋肉に『 動け 』 って命令出すのは脳だから。 条件反射や暴走だけならフィジカル任せでも良いけど、大昔と違って現代戦は単純な動作だけじゃないからね。 あと、息しながら心臓を動かすのはマルチタスクじゃない、同時にやってはいるけどね。



メカニカル

親和性   :E 機械との親和性

操作速度  :E 機械を操作する速度

精密操作  :E 精密に操作できるか

並列操作  :E 同時に扱える機械数


メカニカルは、文明や技術をどれくらい有効利用できるかを表してる。 技術を上手く使えるのが知的生命体だからね、これは重要視されてる。 早さとか製造量とかは機械によってバラバラだ、戦闘用と製造用にも分かれるし。 だから強さとか防御力とかの項目はない、製造ラインの防御力って言われても困るだろ。



神樹から授けられる、特別な能力=スキルは僕にはまだない。

スキル   :無し


--------------------


ステータスの最低はEだ、僕はオールEだから自慢出来るステータスじゃない。 スキルが無いのは気にしてないつもりだ、今度の神樹式で何かは貰えるはずだから。 それより、3回目の新樹式があるかどうかが気になる。



いろんなお母さんが集まると、『 男の子を育てるのは手間がかかるのよね~ 』 って話してるのをしょっちゅう訊く。 その話の時はみんな笑ってるけど、本心ではどうなんだろ。 僕はそんなに母さんやアイに迷惑かけてないつもりなんだけど。 他の男子の友達も、自分で出来ることは自分でやってるって言ってた。


だから、『 手間が掛かる 』 って言うのは、神樹式のことだと思う。 女の子はませてるって言うか、育ちが早いって言うか、とにかく2回で全員が終わるんだけど、男子の一部は3回目も受けなくちゃいけない場合があるらしい。


神樹式もタダじゃ無くて神殿に寄進が必要だ、クレジットだね。 僕は神樹がクレジットを使ってるのを見たことがない、周りの友人も見たことがないって。 知り合いの樹木族に聞いたけど、神樹は動けないそうだ、それに高価な栄養も要らないんだって。 寄進されたクレジットを誰が使うんだろうね、神官にあったら聞いてみようか。



ナンバーは最下位だし、お金は掛かるし、『 お宅の息子さんは・・・あらナンバーがこんなに下ですの? おほほ 』 とか、他のお母さん達から言われてそう。 だから今度の神樹式で、ステータスがバーンと上がって、すごいスキルを貰えればなって思っちゃうんだよな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「 歯を磨いてきなさい。 朝ごはんにしましょう 」


「 は~い 」



洗面所で歯を磨く、鏡に写ってるのは僕の姿だ。 真っ黒な髪と、真っ黒な瞳。 顔は母さんに似て無いこともない、でもごく普通の顔だ。


母さんはきれいな銀色の髪の毛と、銀色の瞳をしてる。 だからと言って、母さんと僕の血がつながって無いってことじゃない、エルフ族の男の子はみんな髪は黒い。 髪の毛も瞳も黒いのが男の子の証拠なんだ。 中には髪の毛の色を変えてる男子もいるけど、周りの評判は良くない。


耳の形も、男子と女子では違ってる。 女子は横に長くて尖ってるけど、男子は丸くて先端だけが尖ってる。 どっちが収音性に優れるかは状況によるけど、ヘルメットを被る時は間違いなく男子が有利だ。



歯を磨き終わったらリビングで食事、母さんが作ってくれたスープと母さんが淹れてくれたコーヒー、アイが作ってくれたパンと焼いたベーコンとサラダが今日のメニュー。 アイは毎朝6種類のパンを焼いてくれる、僕が好きなのはジャムや果物が乗ってるやつだ。


嫌いなのはバターがタップリ入ってるパン、口の中がいつまでも脂っぽくなって他の料理の味が分からなくなるんだよね。 だから、僕用のパンはバター少なくがデフォルトになってる。


『 バターは美味しい 』 て言ってる友人もいる、バターを凍らせたアイスとか、バターのフライとか最高だって言ってる。 味の好みはそれぞれだからそこは良いんだけど、『 美味しいから食べてみてよ 』、って勧めてくるのは止めて欲しい。 栄養素が色々入ってるのは分かってるけど、ほぼほぼ油じゃん?


油のアイスとか、油のフライとか、考えただけで口の中がヌルヌルしてくる。 良いんだよ? 好きなものを食べるのは良いんだよ? だけど僕に勧めるのは止めてくれ。 君達と同じ体形に、僕はなりたくないんだ。

誤字、脱字、読後の感想お待ちしています。

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