明晰夢に入門したあと
前回の続き、夢シリーズ。
さて前回、明晰夢という夢のような夢について、入門のしかたを書いてみた訳だが、今回も諸説あるので話し半分でご理解願いたい。
今回は明晰夢の世界に入門するにあたり気を付けるべき事を一点紹介してみたいと思う。
それは俗に言う「金縛り」だ
金縛りと聞くと、大抵の人が
「う、動けん‥くっ殺せ」
っという、痺れたり縛られたりする姿を想像したりするかもしれない。しかし実際の金縛りは「動けない」ではなく「動かない」のだ
DI○の「なぜ動けん!?」ではなく、
ジ.○の「なぜ動かん!?」なのである。
これはおそらく脳の覚醒したのが視覚と思考する一部だけで、他の触覚や運動する部分は起きていないからだと思う。
これもまた覚醒する部分よって違い、半身だけ(上下てはなく左右)動け、触覚もあるといった場合もあった。
金縛りは--脳の覚醒と睡眠の境--で起きる。
そう明晰夢の入門--現実と夢の境目--の結構近いところに金縛りという罠があるのだ
この金縛りが実は結構な恐怖で、体験すると植物になった心地を味わうことになる。
起きたはいいが頭も動かず、起き上がろうにも指一本動かない。
それどころか体がどこにあるか感覚がない。動かそうにも指がどこにあるかもわからないし、どうやったら動くのかわからないのだ。
そもそも僕たちの体は電気信号で動いているらしい、そんなの意識してないし当然のように体を動かしてはいるが、電気信号を発信する所がおやすみな場合、自分が意識して動かそうと思ったり、動け!と念じてみたところでピクリとも動かない。
活動限界で動かないエ○ァの中でいくらガチャコンを動かしても動かないのと一緒、まぁあちらは勝手に動いたりするが
ちなみに半身だけ金縛りの時は、たしか左半身が動いたと思うんだけど、右半身の感覚はないから、左手で右腕を胸の上あたりまで持ち上げてぷらぷらしてみたけど、なんだか他人の腕みたいだった。
そのあと起き上がろうとしてみたのだが、これがビックリ!恐ろしく半身が重たいのだ!
たかが半身動かなくても横向きになって起き上がれるだろ?っと思ったあなた、無理です!
全力で動こうとしたけど肩甲骨と腰が少し浮くくらいしか動きませんでした。
さてはて、でわこんな状態になったらどうするのがいいのでしょうか?
僕の知る方法は二つです。
1、まずは眠る方法、なぜか二三度経験した金縛りでは眠気かなく、寝るのに苦労しましたがそれでも寝て起きれば回復していました。
おそらく異常事態に精神の方がなかなか落ち着かないので眠気がないのかなと思う。だから落ち着くのが大事
2、エンドレスモーニングのように無理やり眠ってる部分を覚醒させる方法。
これがなんと夢の中で起きるより難易度が高い!
おそらくこの時、脳の体を動かすところの眠りは結構深いのだと思われる。
だから金縛りはちょっとやそっとじゃ解けないんですね!
まさしく、起きてみる悪夢=金縛り だね。
夢をたくさん見るようになると、こういう夢にも引っ掛かることもあるので、見ても慌てず落ち着いて、「こりゃーいい経験だ。」なんて思うくらいの気持ちでいれば、金縛りも楽しみになるかもしれません。
次は悪夢について書いてみる予定