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夢色彩のカーバンクル  作者: 倉元裕紀
第10章 魂の試練場
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クリア・アーツ



 冷厳とした空気の中を漂っていた土埃が、しっとりとした揺らめきを纏って、白い床やその上に散らばる瓦礫に降り積もっていく。

 レオンもステラも、まだ動かない。

 しかし、淀んでいた空気が元のクリアな装いを取り戻した頃になって、レオンはようやく戦闘体勢を解いた。

 そして、背後のステラに振り返って、微笑みながら、手を差し伸べる。

「やったね」

 彼女はまだ呆然としている。尻餅をついた体勢で、青い瞳を驚愕するように見開いたままだ。

 それでも、差し伸べられたレオンの手を見つめた途端、ぶるっと震えて、ようやく現実の世界に戻ってきたらしい。呟くような声が聞こえてくる。

「・・・終わりました?」

 信じられないと顔に書いてあった。それがまた、慎重派の彼女らしいと思って、レオンは少し笑いそうになったけれど、何とか堪えて、すぐに頷く。

「多分ね。モンスターの気配、まだある?」

「え?あ、いえ、えっと・・・」

 まだ心の整理がつかないらしいステラ。その自覚はあるらしく、視線をさまよわせながら、言い訳するように言った。

「す、すみません。その、最後の方は、私、もう、無我夢中で・・・」

「あ、うん。それは僕も同じだったけど・・・でも、それでもちゃんと魔法が使えたんだから、さすがだね」

「あ、はい・・・じゃなくて、いえ、その、えっと」

「だ、大丈夫?」

 混乱が収まるどころか、むしろ深刻になっている気がして、さすがにレオンも心配になった。しかし、その心配そうな表情がよくなかったのか、彼女は益々慌てた顔になる。

「ちょ、ちょっと、ステラ。落ち着いて・・・」

「お、お、落ち着いて・・・」

 どう見ても落ち着けていない。それを見たレオンまで慌てるという悪循環だった。

 しかし、こういう時こそ自分がしっかりしないといけないことに気付き、レオンはまず深呼吸した。それから、彼女にも同じようにするよう促す。

「ほら、ステラも深呼吸してみて」

「は、はい・・・」

 最初の深呼吸は、もしかして初心者なのだろうかと思えるほど下手な浅い呼吸だったが、徐々に要領を思い出してきたのか、繰り返すにつれ落ち着いたリズムに変わっていく。

 最後は目を閉じて、胸に手を当ててのゆったりとした呼吸。どうやら、うまくいったようだ。

「落ち着いた?」

「あ、はい・・・す、すみませんでした」

「別にいいよ」

 微笑みながらもう一度手を差し伸べる。すると、今度こそ、ステラはその手をしっかりと掴んだ。レオンが引っ張り上げてみると、相変わらずの軽い華奢な体。それでも、最後まで諦めずに戦ったのだ。本当に凄い。

 立ち上がったステラは、最初は魔導衣の裾を払っていたが、やがてこちらを見て嬉しそうに体を弾ませる。柔らかそうなブロンドの髪も軽やかで、彼女の気持ちが伝わってくるようだった。

「やりましたね!」

 レオンも笑顔が抑えきれないのを自覚していた。

「うん。ステラ、おめでとう」

「こちらこそ、レオンさんも、おめでとうございます」

 互いに称え合う。

 結果が出たのはもちろんのこと、しっかりふたりで戦えたこと、成長を実感して勝てたことが何よりも嬉しい。まだほんの少しかもしれないけれど、見習いの殻から一歩だけ外に出られた気がする。

 しかし、喜んだのも束の間、不意にステラは表情を引き締めた。

「あ・・・いえ、まだですね。無事に町まで戻って、初めてクリアですから」

「あ、うん。そうだね」

「そうですよ」

 真面目な顔でこちらを見据えながら、諌めるような口調のステラ。

 ただ、その表情もすぐに嬉しさで崩れてしまう。その気持ちはレオンも同じだったので、結局ふたりとも、しばらく微笑み合ってしまった。

 やがて、ふたりはどちらからともなく頷くと、それぞれ装備品を回収し始めた。レオンの武器は概ね無事だったものの、ステラの杖は装飾の一部が欠けてしまっていた。それでも、ルーンが無事だったのは不幸中の幸いだったが。

「この程度なら、リディアがすぐに修理してくれると思います」

 そう言ったステラの笑顔に曇りはない。装備品は代えが利いても、命はそうはいかない。あの時、その杖が彼女を守ってくれなかったら、こうやって微笑むこともできなかったのだから。

 それから一旦大扉まで戻って荷物を回収したふたりは、遂に、その反対側の小さな黒扉の前に立った。

 いよいよ、この時が来た。

 この先にアーツがある。

 自分の前世が刻まれた秘宝。

 ブルー・フェニックスを倒した後は比較的落ち着いていたレオンだったが、ここで急に緊張してきた。胸がざわついて落ち着かない。同じような気持ちをどこかで経験したことがあるような気もする。

 そうだ。

 初めてユースアイのギルドを訪ねたあの日。自分の前世が分かるかもしれないと思った時と似ている。

 知りたいような、知りたくないような。

「大丈夫ですか?」

 隣のステラが心配そうに尋ねてくる。つまり、傍目に見て心配させるような顔をしていたらしい。

 落ち着かないと。

 自分の心をもう一度確かめる。

 ここに来る為に、自分は今まで頑張ってきた。

 その気持ちは、根本的なところでは、今も同じだ。

「・・・大丈夫」

 ステラの青い瞳に微笑みかける。

 それでも不安げな様子の彼女だったけれど、なんとか微笑み返してくれた。

 改めて扉に向き直る。今までとほとんど変わらない大きさの、いたって普通な漆黒の扉。ただし、金属製ではなくて、よく見ると石材でできているようだ。全面に幾何学模様の彫刻が描かれていて、取っ手のようなものもない。開け方がよく分からなかった。

「これも魔法の鍵です」

 左手を軽く前に出したステラが、こちらを見据えて説明する。

「前と同じ個人識別用の扉です。ふたりで一緒に触れれば開くはずです」

「なるほど・・・」

 つまり、一方でも欠けていたらクリアと認められなかったらしい。もしかしたら、最後の試練はそういうところを試されていたのかもしれない。

 レオンは右手を前に出して、頷く。

 ステラも頷いたのを確認してから、ふたりで一歩前に出て、扉にそっと触れた。

 高い音が耳に響き、一瞬だけ扉が白く光る。

 直後、地響きを立てながら、扉が横へスライドし始めた。

 姿を見せる奥の空間。こちらよりもだいぶ明るい、広い通路が続いているのが明らかになっていく。

 息をのむ。

 ところが、扉が半分ほど開いたその時だった。

「え?」

 ふたりの声が被った。

 その驚きの根源は、扉に閉ざされていた通路の中央に行儀よく座っている小さな影。

 真っ白な体躯。

 そして、紅い双眸。

 見間違えようもない。

 地上で別れたはずのカーバンクル。

「ソフィ!」

 すぐに反応したのはステラだった。先程までの緊張の面もちから一転、晴れやかな笑顔に変わると、一目散に妖精に駆け寄る。そして、その目の前に屈み込んで、慣れた手付きでふわふわの頭を撫で始めた。

 いつものようにされるがまま、気持ちよさそうに紅い眼を細めてその愛撫を受け入れる、純白のカーバンクル。

 ただ、レオンは正直戸惑いが隠せない。いったいいつ先回りしたというのか。カーバンクルにはその辺りの常識は通用しないのだろうか。

 しかし、深く考えるような間もなく、その不思議生命体は紅い視線を一瞬こちらに送ると、ステラの手からあっさり抜け出して、通路の奥へ、とぼとぼと進み始めた。

 愛でる体勢のまま固まったステラが、しばらくして、こちらを呆然とした顔で見上げる。もしかしたら、撫でるのを嫌がられたと思ってショックを受けているのかもしれない。ソフィに嫌われるようなことがあれば、ステラは立ち直れない可能性すらある。

「・・・とりあえず、ついていってみない?」

 レオンの提案に、ステラはややあってから、気が付いたように頷く。

「そ、そうですね」

 やっぱりショックだったのか。しかし、敢えて尋ねることはせず、ふたりは無言のまま、妖精の白い後ろ姿を追った。

 ただ、敢えて走る必要もなく、あっさり追いついてしまった。妖精の歩みは明らかに遅く、むしろ、時折立ち止まって、追い越さないように気を使わなければならないほどだ。

「でも、どうやってここまで来たんでしょうね・・・」

 ずっとレオンが不思議に思っていたことを、ステラは今更ながら呟く。それほど再会が感動的だったということか。彼女のソフィ愛にちょっぴり感心し、同時にちょっぴり苦笑気味のレオンだった。

 ただ、その疑問には答えようもない。きっと、分かるとしたら、妖精達だけだろう。

 しかし、そこでふと思い出したことがあった。

「そういえば・・・」

「何です?」

「確か、妖精がアーツのところまで案内してくれるんじゃなかったっけ?」

「あ、なるほど・・・」

 これは、冒険者を目指す者なら、田舎者のレオンでも知っているような常識だ。もちろん、ステラも知っているはず。魂の試練場の最深部、つまりこの場所で、カーバンクルが見習い達をそれぞれのアーツの場所まで案内してくれる。それが、カーバンクルが導きの妖精と呼ばれる由縁のひとつでもある。

 前方をマイペースで歩く妖精の背中を見ながら、ステラはもう一度頷く。

「つまり、ソフィが今案内してくれてるんですね。きっと」

「多分・・・」

 もっとも、どうやってここまでやってきたのかは、結局謎のままだ。カーバンクル専用の抜け道でもあったのだろうか。

 そんな話をしているうちに、だいぶ距離が開いたため、ふたりは歩き出した。しかし、焦る間でもなく、少し歩いただけであっという間に追いついてしまうため、そこでまた立ち止まるという繰り返し。しかも、曲がり角はあっても分かれ道が全くないため、導かれる意味があまりない気がする。このまま一本道だったら、普通に歩いていった方が早い。

 ところが、特に分岐らしきものもないまま、終点らしき場所に着いてしまった。

 通路いっぱいの大きさの下り階段。

 純白の妖精は躊躇なくその中へと進んでいく。レオンとステラは顔を見合わせたものの、他に進む道もないので、その後へと従った。

 相変わらずのゆったりとした妖精の行軍。

 その終点が、どうやら目的地のようだった。

 導きの泉。

 中央に翼を持ったカーバンクルの像が鎮座する部屋。その下には白い石材で出来た泉。そこまでは全く普段と変わらないが、明らかに異なる点がいくつかある。まず、下りてきた階段以外、出入り口が全く見あたらないこと。さらに、像を挟んだ向こう側に、白い台座がふたつ置かれていることだった。

 そして、一目見ただけで分かった。

 片方の台座の上に置かれているのは、青いルーンがはめ込まれたシンプルなデザインのネックレス。深みのある青と、今にも溶け出しそうなほど瑞々しく滑らかな銀色。そして、節々をつなぎ止める黒檀のような色合いをした木のパーツ。

 自然色と金属色、そしてルーン。

 派手さはなく、むしろ男性的なほど地味なデザインだけど、それが誰の魂を映した物かは一目瞭然だった。

 誰よりも自然を愛し、それでいて誰よりも強かった伝説のジーニアス。

 サイレントコールド。

 つまり、あのネックレスは、ステラのアーツだ。

 ただ、その反対側の台座。

 そちらもまた一目瞭然だった。

 空っぽ。

 そこには、何も置いてなかったのだから。

 しばらく、沈黙。

 やがて出たのは、胸の芯まで染み入るような、深い溜息。

 そうか。

 そういうことか。

 ないものはない。

 自分には、前世も、アーツも、なかった。

 だけど、不思議と悲しくはなかった。

「そんな・・・」

 まず声を出したのはステラだった。背負っていた荷物をその場に置くなり、自分のアーツには目もくれずに、何も載っていない台座に駆け寄る。そして、その白い平面を手で撫でていたが、やはり何もなかったらしく、その体勢で固まってしまった。

 レオンも荷物をその場に置く。

 それから、もう一度自分の気持ちを確認した。

 悲しい。

 悔しい。

 そういう気持ちがないと言えば嘘になるかもしれない。だけど、本当に見当たらないのだ。少なくとも、胸を刺すほどではない。むしろ、逆に清々しいくらいかもしれない。

 ただ、ひとつだけ胸を苦しめることがあるとすれば、痛いほど伝わってくる彼女の優しさ以外にない。

 震えている彼女の背中に、レオンは静かに近付く。

「・・・ステラ」

 できるだけ優しく声をかけた。

 それでも、ステラは振り返らなかった。

「なんでですか・・・」

 呟くような声。

 明らかに揺れていた。

「どうして、こんな・・・」

 レオンな微笑みながら、彼女の肩に手を置いた。

「いいんだ。ステラ。僕は・・・」

「よくないですよ!」

 叫んだ勢いで、ステラが振り返った。

 やっぱり、彼女は泣いていた。夜の湖を映したような青い瞳にいっぱい涙を溜めて、目の端から川のような筋が流れていく。それを見た途端、レオンにもその悲しみが伝わってくるようだった。

「なんで・・・なんでですか!?レオンさん、頑張ったじゃないですか!毎日一生懸命訓練して、危険なダンジョンにもいって、あんな大怪我までして、それでも諦めないでここまできたのに、何もないなんておかしいじゃないですか」

「でも、仕方ないよ。僕には・・・」

「仕方なくないですよ!」

 悔しそうに唇を噛むステラ。今にも崩れてしまいそうなその表情に心が痛む。

 それでも目を逸らさずに、レオンは彼女の視線を受け止める。

「自分だけ前世がないのが不安で、孤独で、だからここまで来たんですよね?みんなに当たり前にあるものが自分にだけなくて、それが嫌だから、今まで頑張ったんですよね?なのに、こんなことってありますか?レオンさんが、今までどれだけ辛い思いをしたか、私だって、みんなだって、きっと分かってます。どれだけ頑張ったのかも、分かってます。誰が見たって、報われていいはずだって思うはずです。なのに、こんな結果で、それでいいって言うんですか!?」

 そこまで言葉を吐き出して、彼女は何かを懇願するような視線でこちらを見つめる。

 場違いかもしれないが、レオンは嬉しかった。自分の為にここまで泣いてくれる彼女が。そして、自分のパートナーが、こんなに優しい人だったことが。

 いつだって、ステラはそうだ。周りの人に迷惑をかけていないか、いつも気にしていた。無茶をしないか常に気にかけてくれていた。楽しい時や嬉しい時は、いつでも微笑み返してくれた。そして、こちらが挫けそうになった時は、身を挺してでも守ろうとしてくれた。

 冒険者になった後、どうやってユースアイの人達に恩返しするか、その新しい夢を考えてくれたのも彼女。

 そんな彼女が、自分の目の前で、自分のせいで、こんなに涙をいっぱいに溜めている。もしこの感情がいつまでも尾を引いてしまったら、その方が理不尽だとレオンは思った。

 だから、正確に伝えなければならない。

 今の自分の気持ち。

 彼女が思っているよりも、ずっと晴れやかな、自分の心の内を。

「報われてないなんて、そんなことないよ」

 精一杯優しく、その真実を告げる。

 ステラの瞳が僅かに大きくなる。

「村を出て、冒険者を目指して、みんなに支えられてここまで来られたことが、本当によかったと思ってる。確かに、前世もアーツもなかったけど、でも、ステラやみんなに会えたことが、それ以上に価値があるものだと、僕は思うな」

 またステラが泣きそうな顔に変わる。

 そんな顔はしないで欲しい。ベティ達と一緒のお喋りしている時のように、明るく笑っていて欲しいのに。

 でも、やっぱり、少しだけ嬉しい。

「それに・・・」

 レオンはそこで頬を掻く。言うべきか言わないべきか、少し悩んだからだった。しかし、やはり言うべきだと決心して、もう一度微笑み直した。

「・・・それに、これからは、村にいた頃よりもずっと前向きに生きられると思う。そのための力を、ステラやみんなのお陰で手に入れられたんだ。だから、ステラ、本当にありがとう」

 その言葉を言い終わった直後だった。

 遂に声を出して泣き始めたステラが、こちらの胸に飛び込んでくる。

 そして、そのまま、幼い子供のように泣きじゃくってしまった。

 最初こそ戸惑ったレオンだが、すぐにその背中と頭を優しく撫でる。彼女が泣いてくれているのは、間違いなく自分の為だから。

 だから、せめて、少しでも楽になるように慰めてあげたい。

 自分は大丈夫。

 みんながいるから孤独じゃない。だから、大丈夫だということが、ちゃんと伝わるように。

 それから、レオンはふと、自分の台座を見つめた。

 何も置いていない空っぽの台。

 アーツがないということは、やっぱり前世もないということで間違いないのだろう。ここに来る前だって、前世がないかもしれないとは思っていた。ただ、あるかもしれないという希望も同じくらいあったから、それを確かめたくてここまで来た。そして、その結果、ないことがはっきりしたのだ。だったら、無駄なんかじゃない。自分の土台を強くするという意味では、ここまで来て良かったと言えるはずだ。

 自分には、前世がない。いくら探しても、ないものはない。

 だけど、自分は生きていける。生きていかないといけない。

 それがはっきりと分かった。

 だから、それでいい。

 もう一度、腕の中で泣くステラを見下ろした。

 自分は、幸せ者だ。

 こんな優しいパートナーに会えて。

 あんなに優しい町の人達に支えて貰えて。

 十分。

 それで、十分だ。

 ステラの泣き声はまだ収まりそうもない。それでも、彼女が顔を上げて、いつものように微笑んでくれるまでは、いつまでもこうして慰めてあげようと思った。そうすれば、今の自分の気持ちがきっと伝わる。彼女だって、あの優しいユースアイの町で、みんなから同じものを受け取っているのだから。

 もしかしたら、自分にとってのアーツは、それかもしれない。

 レオンの脳裏に浮かんだその予感が、あまりに心地よく芯まで浸透していくので、その穏やかな感覚に身を預けるようにして、そっと目を閉じた。

 その口元には、いつになく大人びた慈愛の微笑みが、無意識のうちに浮かび上がっていた。



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