固有名詞
●ヴァーティカル・ラン
首都スィーヌツーアルのスラム街で行われている、非公式MAレース。
非武装のMAを用いて、街の建物や様々なオブジェを駆使した立体機動障害走、と考えると理解しやすいだろうか。
スクラップから組み立てた自作のMA暴風を使用して、12戦10勝(コースアウト1、空中分解1)という驚異的な戦果を叩き出した“風神”と呼ばれる伝説的なライダーがいたんだとか。
●ヴォルフ鉄鋼
量産型MAギガントの製造・販売を行っている企業。
約10年前に起業したばかりの新興勢力だが、ライダーの高い生存性と高出力を誇るギガントがヒット商品となったことで、一躍有名になった。
には
●エルムディス歴
西暦時代、夜と氷の時代、嵐と洪水の時代、の後に訪れた新人類が生きる時代。
本作はエルムディス歴620年に相当する。
●皇核胞
地球上の動植物が皇獣に変異する際、体内のどこかに生成される、生物を皇獣たらしめるための器官。
これを持つ生物は、様々な皇獣としての特性を持つことになるほか、皇核胞が損傷すれば死亡してしまう。
同じ外見・種類の皇獣であっても、個体ごとに皇核胞の位置が異なるため、「この部位を狙えば確実に倒せる」のようなものではない。
これを持つ生物が太陽光を浴びることで、無限にエネルギーを生み出すことが可能となる。
●皇獣
地球上の生物が黒獣疾患を発症することで、体内のどこかに皇核胞が生成され、皇獣となる。
皇獣化した生物は、黒化、巨大化、異形化、凶暴化、そして擬似的な不死化を得る。
皇核胞を破壊されない限り、首を切り落とされたも心臓を貫かれても絶命することはなく、再生してしまう脅威的存在。
決してRPGの雑魚モンスターのような、狩られて当然の存在ではなく、対処法を知っていないと倒しようがない。
3m未満は小型(生身で対処可能)、10m未満は中型(MAで対処可能)、30m未満は大型(機動小隊以上の戦力が必要)、100m未満は超大型(機動中隊以上の戦力が必要)、100m以上は神獣級(物理攻撃無効)と定義されている。
上空や海には神獣級が住み着いているため、飛行機や船舶などの技術ははるか昔に廃れてしまった。
MAや輸送機なども飛行能力を持つものは無く、バーニアを持つ機体も基本的には突進用として運用することが前提である。
同様に、鳥型や昆虫型の獣人も、上空まで上昇するような愚かさは犯さないのが一般的。
皇獣は縄張り意識が強すぎるため、侵入者には一切の手加減が無く、捕食のためではなく排除のため、自分か相手が力尽きるまで攻撃を止めることはない。
逆に、縄張りの外にいれば目の前に人間がいても興味を示さない。
上空の神獣級が地上の人間を襲わないのは、このためである。
なお、決して人間に懐かない皇獣を、どうやって神徒が操っているのかは、現在でも不明とされている。
特殊な皇獣の能力によるものか、あるいは別の――?
●騎士団
SECRET Lv15
●旧時代
SECRET Lv12
●コールサイン
任務中に互いを呼び合う時、スワスチム兵は所属、氏名、階級をいちいち名乗らず、コールサインを用いる。
こうすることで、激しい戦闘中に短い名乗りでCCCや友軍に誰からの発言なのかを伝えることができる。
“ドルフィン”と名乗れば、「シービースト小隊のイル・カーン准尉」であることが伝わる、という仕組み。
(実際は所属する基地や大隊などの様々な情報も含まれている)
当然、誰から誰に宛てた通信なのかをカモフラージュするために用いる、という意味もある。
コールサインは定期的に変更されるため、個人を敵に特定されにくくなっている。
●機化人
スワスチム共和国人は、末端神経崩壊症を克服するために肉体を捨て、機械とバイオパーツから構成される義肢に脳を移して生きることとなった。
義肢は限りなく人体に近い構造となるよう作られており、外見上はヘアツゥ人や旧人類、アンドロイドなどと区別がつかない。
●Silence-Break
戦闘開始、作戦開始、行動開始、などのタイミングで管制室や仲間に対して入れる報告のための定型文。
状況に応じてルビが変化するが、基本的な用法は変わらない。
●獣人
SECRET Lv13
●神官
ヘアツゥ司教国における上流階級に位置する者たちであり、神徒たちの信仰を集める存在でもある。
皇獣使役能力を持つ者を、スワスチム人は神官または巫女と呼んでいる。
この能力により、神官や巫女は神より授かった糧たる皇獣から血を抜き取り、国民に配給することができる。
●神使
神官や巫女が騎乗する皇獣。
基本的には他の皇獣と差異はないのだが、神官や巫女がわざわざ弱い個体に騎乗することは基本的にないため、基本的に騎乗用に装飾された個体は、周囲の皇獣よりも強い、あるおは特異な能力を持っていることが多い。
●神徒
●スィーヌツーアル
スワスチム共和国の首都。
●スワスチム共和国
620年の歴史を持つ、機化人たちの国家。
カーンたちもここに属する。
ヘアツゥ司教国やヲアルヅ王国に比べて広大な領土を持つ反面、南北を他国に挟まれる位置関係にあり、戦力が常に双方へ分散されてしまっている。
元々は国の南東部にある山岳地帯に首都があったが、獣人との戦争が激化し始めたエルムディス歴初期に遷都し、以後は西端の海岸付近平野部に首都が存在する。
旧首都は大改修を経て、現在は国境を防衛する強固な要塞と化している。
機械技術は西暦時代を遥かに超えている反面、電子・情報処理関連の技術はそれほど乖離がない。
その分野は、文明を放棄したヘアツゥやヲアルヅには優位を保つことができたからである。
●スワスチム重工
量産MAの傑作機、トリオンを開発・販売している企業。
300年以上もの歴史を持つ機械・ロボット産業の老舗ではあるが、特に有名になったのは32年前のトリオンの販売開始以降。
実際のところトリオンの成功は、民間の協力者であるルンメルド・アイザック博士の功績が大きい。
しかし、その後も改良を重ね続け、トリオンは32年経った現在でも現役である。
ちなみに、トリオンの設計思想を引き継いだ次世代機が、既に少数だけ生産されており、現在は生産ラインを拡張中。
数年後には爆発的に普及し、トリオンに取って代わるスワスチム共和国の主力兵器となるだろうと予想される。
●聖騎士
SECRET Lv15
●CCC
司令部から発令される命令はマクロな視点における指示であるため、より現場ごと、あるいは小隊ごとに指示を出す部署が必要となる。
その役割を担うのがCCCである。
状況に応じた柔軟な指示を出すことが求められ、戦況の変化などに対して命令を更新したり、状況を判断して小隊長に指示を出したりする。
シービースト小隊はオズワルド・ガネット中佐の管轄となっている。
●Sotto
機化人用の義肢に標準的に装備されている、個人間での通信システム。
声帯を使用せず思考のみでメッセージを送ることができ、受信者は文字ではなく送信者の声でメッセージが脳内再生される。
SF版テレパシーのようなもの。
軍用の無線システムを使用しないので、CCCに聞かれることなく内緒話をしたり、周りが騒がしい場所で特定の相手と会話ができたりと、何かと便利。
名称はSotto voce(ソット・ヴォーチェ=囁き声)に由来する。
●DLS
SECRET
●Din-Out
戦闘行動や作戦行動の終了をCCCや仲間へ報告するために使用する定型文。
Din-Out、Din-Out、Din-Outなど、状況に応じてルビが異なる。
●末端神経崩壊症
西暦時代末期に地球全域へ拡散した、治療も予防も不可能な死に至る奇病。
末端神経崩壊症という分かりやすい名称からお察しの通り、体の末端部から麻痺が始まり、やがて全身が機能停止に陥る。
致死率は100%で、治療という意味では例外は無い。
スワスチム人は停止の運命から逃れられない肉体を捨て、機化人となることでこれを回避し、今日まで生き延びてきた。
なお、為す術なくゆっくりと進行していく症状に怯えながら死を待つしかないという病状から、“まるで何かに呪われたかのようだ”などと比喩されることが多かったため、正式な名称よりも“ノロイ”と呼ばれるのが一般的。
●Project_BB
TOP SECRET Lv20
●ヘアツゥ司教国
スワスチム共和国北部に広がる、山岳地帯を中心とした北国。
国民は神徒と呼ばれる人種で構成される。
彼らは神聖蘇世教と呼ばれる宗教を信仰しており、首都の地下には巨大な神“オン・ルカ”が眠っていると信じられている。
隣接するスワスチム共和国には散発的に攻撃を仕掛けているものの、基本的には守勢にまわっていることが多い。
機械技術はあまり発展しておらず、スワスチム共和国のような実戦に耐えうる機動兵器や火器などを持たない。
反面、皇獣を従える手段を独占しており、人類の敵であるはずの皇獣を用いてスワスチム共和国に対抗している。
その原理はスワスチム共和国の科学力でも未だ解明されておらず、恐るべき仕組みが暴露されるのは400年以上後のBlooming Blueの時代である。
(よって、Bloody Bless作中では原理について言及しないものとする)
●MA
スワスチム共和国軍の主力、汎用有人機動重機の総称。
詳しくは【MA、皇獣、ほか】のページを参照のこと。
●巫女
SECRET
●ヲアルヅ王国
SECRET




