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オレが姫の婿候補!?  作者: 暇な青年
八雲セイクリッド編
32/73

休みの部活はつらいです(後編)

昼休みの時間。大抵の人は弁当を持っているため屋内広場や校庭に移動して食事を取っている。オレたちは・・・・・・


「次は俺とヤクモだな」


「レグとやると怪我するんだよなー」


「文句言わない」


三人で食堂で食事をしている。オレはラーメン。カイウスとレグはチャーハンセットを口に運びながらこの後のことを話している。


「おまえらここにいたのか」


「ルージ先輩、どうしたんですか?」


食堂に入ってきたルージは食堂内を見渡してオレたちの席に駆け寄ってきた。


「来月の大会の事だが、お前達は高校部の一軍に決まったからな」


「えっ・・・・・・一軍?」


「なんだヤクモ?不満なのか?」


「バッ、誰が一軍で不満かよ!そうじゃなくてレグとカイウスは分かるけど何でオレまで?」


当然の疑問を口にするオレ。部に入部してまだ一週間も経ってないのに一軍・・・・・・おかしいだろ?


「俺が推薦したんだ。お前はこれから強くなると感じたからな」


「強くって・・・・・・そんな自信を持って言わないでくださいよ」


自信満々に笑みを浮かべるルージに対してオレは苦笑する。


「そーゆうわけだから、頑張れよお前ら」


手を振りながらルージは席から離れていく。その背中をオレはボーっと見つめていると、レグの言葉がオレの意識を戻させ。


「よかったじゃんか。俺たち三人で一軍の半分は埋まったぜ。残りの枠は・・・・・・」


「十中八九、部長と副部長でしょ」


「だな」


前向きに考えているのか、一軍に慣れているのかレグは楽しそうにこれからの事を考えている。


カイウスは落ち着きながらも表情はかすかに口元を緩めている。




午後の練習が始まるとレグの集中力がいっそう増した。


「くっ・・・・・うわ!」


一瞬のうちにオレの手から木刀が弾き飛んだ。


「どーしたヤクモ?動きが悪くなってるぞ」


「う・・・・せーよ!」


地面に落ちた木刀をすばやく取ると、そのままオレはレグの横に入る。


いける!


横から上半身をひねり木刀をレグに振り回す。オレでもこれは『当たる!』と思ったがレグはそれを簡単に避けて見せた。


「うそぉ!?」


「タメが大きすぎんだよ」


笑って言うレグは木刀を振る。


「そこまで」


カイウスの言葉がレグの動きを止めた。


「いてて・・・・・・・」


最後の一太刀で地面に這い蹲ることになったオレは体を起こした。


「だいじょーぶか?・・・・・・ははっ」


「笑って手を差し伸べてくるな」


言葉とは裏腹にオレは、差し出された手を握る。


「高校部の連中は集まれ」


少し離れた場所から二年生の声が聞こえる。


「「「集合?」」」


声が重なったオレたちは呼ばれた場所に向かう。中心に男子女子の部長・副部長がいて、それを囲むように残りの高校部の部員がいる。


「これから、大会のチームを発表する」


「あーー」


「こんどこそ・・・・・・」


など、周りの連中は口走っている連中や緊張している奴もいる。


「男子からは3チームだす。三軍は──────」


部長がメモ用紙を手に持ちながら名前を呼んでいく。呼ばれたものは元気よく返事を返す。


二軍も呼び終えると部長はメモ用紙をポケットに仕舞った。


「さいごに一軍だが・・・・・・オレとウェル。そして・・・・・・レグ・カイウス・ヤクモ。以上だ!」


「へっ」


「はい」


「・・・・・・・・」


二人は返事を返すがオレは返さない。とゆうより返せない。周りの視線が・・・・・・


いかにも何でお前なんだ?って感じだな。


「どうしたヤクモ?」


「いえ・・・・はい!」


「よし。今日の練習は終わりだが、大学・専門部の方はまだだから邪魔し無い様にな」


部活が終わり、荷物のとこまで行くと突然、室内が盛り上がった。というより、入り口に人の群れが出来ていた。


「なんだ?」


「誰か来たみたいだけど・・・・・・」


カイウスと視線を向けあいながら会話してるとレグが『ちょっと行って来るわ』とか言い、人ごみに向かっていった。


「まぁいいや。帰る準備はしておこうぜ」


「そうだね」


あまり興味が無いオレとカイウスは準備をしているとレグが猛スピードで駆け寄ってきた。


「どうしたよ?息を切らせて」


「セ、セセ」


「セセ?なにそれ」


「さー?」


うまく言葉に出来ないレグ。その為何を言いたいか分からないでいると、レグが次の言葉を発した。


「セレナ先輩が来たんだよ!!」


「「は(え)?」」


その言葉にオレたちは互いに違う事を考えた。


「どうしたんですか?セレナ先輩」


部長が人ごみを治めるとセレナに近寄った。


「ジン君。ちょっと聞きたいことがあって来たのよ」


「土曜の休日に?して、その聞きたいこととは?」


ジンだけではなく周りの生徒も気になるご様子。


「噂で聞いたんだけど、この学園に日本人が転校してきたって・・・・・・それにその人がこの部に入ったって」


三年生にとっては一年の転校生など興味がないのでセレナは今まで転校生の存在に気がつかなかった。


「あぁ。それはヤ───」


「部長!!」


ジンの言葉をかき消すほどの大きな声。


「どーしたレグ?」


「え、えーっと・・・・・・実は」


レグはジンの耳元に手をあて小言で何かを言った。


「本人が?」


「えぇ。お願いします」


「当の本人は?」


「先に帰りました」


「そうか・・・・・・セレナ先輩。スミマセンが転校生は事実ですが日本人では無いですよ」


「「「え?」」」


セレナはそうなの?って顔をしている。だが、それ以上に周りの部員が困惑している。


「どーゆうことだよ?」


「知らない!でも部長が嘘をつくなんて・・・・・・」


ざわざわと周りはざわついている。


「そう、なの・・・ごめんなさい。部活の途中に」


「いいですよ。もう終わりましたから・・・・・・・お前らも早く帰れ!」


パンパンと手を叩き周りを解散させた。セレナも後輩相手でもきちんと会釈をして出て行った。


「ヤクモの奴、どーゆうつもりなんだ?」


「さぁ?でも、結構ヤバイって感じでしたよ。オレに頭下げてまで、でしたから」


「ふーん」


さっきまでヤクモがいた場所を眺めてジンは帰る準備をしに荷物のもとに向かった。


今回の反省

八雲「最後オレいないし」

暇ねん「仕方ないだろ。セレナが来たんだから」

八雲「しっかしいつまでこうなのかね?」

暇ねん「さぁ」

八雲「顔に出てるぞ」

暇ねん「なにが?」

八雲「実は知ってますって」

暇ねん「作者ですから」

八雲「そうね。作者だからね」

暇ねん「そうそう」


次回『文化祭の説明?』です。

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