姫様、登場
これから色々なネタを使っていきます。
何のネタ使っているか分かればオレと趣味が合うかも
「で、なにこれ?どーゆう意味?」
オレは端がしわくちゃになった手紙を指差すと、母さんはゆっくりと口を開いた。
「すこし・・・昔話になるけど?」
「どうぞどうぞ」
オレは手紙の理由が聞ければ何でもいい。そう思いオレは促した。
「アレは・・・・・・・十八年前、あんたが生まれる前の話・・・・・・あんた、隣のセイクリッド王国は・・・知ってるわよね?」
「当たり前だろ!!知らない奴の方が知りたいわ!」
母さんの言うセイクリッド王国とは、けっこう昔に、ヘルニアと言う国と・・・・・・えーっと忘れた!!まぁどっかが戦争をおっぱじめたんだ。そのせい世界は一回壊れてしまった。それを治そうと動いたのが新しく作られた最初の王国。それがセイクリッド王国だ。
そのため、世界はセイクリッド王国を中心に動いている。
「だろ?」
「正解。で私と修二さんは新婚旅行でセイクリッドに行ったのよ」
「へー。初耳」
今更ながら修二とは親父の事である。
「うん。言って無いからね。で、そのとき偶然にも今の国王と王妃様の結婚式があったの。それを遠くからでもいいから見に行こうとして行ってみたら・・・・・・」
「行ってみたら?」
「今もそうだけど、バカなヤツ・・・・・・テロリストだったかな?その仲間のスナイパーが国王を狙ってたの。それに気付いた修二さんは、式の警護にいた警備員から銃を取り、こう言ってスナイパーを撃ったの」
「『目標を狙い打つ!!』って」
「それちがーう!絶対違う!!」
母さんは右手を銃の形にして演技してくれたが、オレは即座にツッコんだ。
「もう一回言うけど絶対違うから!それアレだよね?ソレス●ルビーイングでガン●ムに乗るカッコいいヤツだろ?死んじゃったけど・・・・・・・」
ロック●ン、カッコよかったよなー・・・・・・って違う!!
「冗談よ、冗談」
「オレの将来かかってるんだろ?」
母さんは右手の銃をやめ、話が再開された。
「でも、スナイパーを見つけたのは本当よ。で、修二さんは・・・・・・」
「『国王を助けなきゃ、死んでも死にきれねぇ!!』って言い手作り、死ぬ気弾を飲んでハイパー化し、国王を助け・・・・・」
母さんが拳を作って演技するのを無理やり止めるオレ。
「リボー●ネタやめい!!銃だからなのか?弾だからか?親父何者だよ?」
「ボン●レマフィアよ」
「だから、やめー!!」
オレは叫び声を上げ母さんの暴走を止めているとき、キッチンから、かすかな物音が聞こえ、母さんはヤバイって顔して話を始めた。
「まぁスナイパーを見つけた修二さんは式に入り国王と王妃様の盾になるようスナイパーから守ったのよ」
「へー」
「それで感謝された修二さんはスナイパーを見つけ、なお二人を助けたって事でセイクリッドでは英雄なのよ」
「うそ!?」
「本当よ。だから、修二さんはセイクリッド王国で国王のボディーガードマンをしてるのよ」
「ソレこそ嘘であって欲しかったーーーーー!!!!」
ついオレは大声を出してしまった。
「なんでよ?」
「だって、その労働が認められ親父の息子であるオレが姫様の婿候補になった。って訳だろ?」
「まぁ、そう言う訳ね」
「ハァーーーーー」
オレは俯き大きくため息を付いた。
「大丈夫よ?修二さんもいってるでしょ?仲良くすれば・・・・・というより、姫様に気に入られればよ」
「?」
母さんの言葉の意味が分からないオレ。それが分かったのか補足を入れてくれた。
「姫様の婿候補・・・まぁ、次期国王候補はね、あんた一人じゃないの。他にも、セイクリッドの次に世界を動かしているブレイブ王国の王子、レーベル・ブレイブ。三番目の王国の王子、サバナ・ネック」
「おいおい、めっさ王になる人物達じゃん。オレみたいな庶民はいないのかよ?」
「いないわね。もっと言うとあんたが、候補の中で一番年下で、姫より二つ下」
「二つ下?オレが?」
聞くと首を縦に振る母さん。
二つ下・・・・・って事は二つ上・・・・・・十八歳!?
「マジかよ!?」
驚いているオレを見て母さんは椅子から立ち上がりリビングへと向かった。そしてすぐに戻ってきた。見知らぬ綺麗な女性と一緒に。
「は、はじめまして。八雲・・・・さん?」
「えっ・・・・・・・・・セレナ・・・・・・・・姫?」
これが、オレとセレナ姫の始めての出会いであった。
今回の反省
八雲「どーも八雲です」
暇ねん「ども、暇な青年です。これからオレと八雲で反省をしていきます」
暇ねん「第一回目は・・・・・・どうする」
八雲「まずアレだろ?いきなり姫より先にアニメ・漫画ネタを使った事だろ?」
暇ねん「あっ、やっぱり?」
八雲「そりゃ、そうだろ?だいたい、最初のネタがガン●ムでロック●ンだし!」
暇ねん「いいじゃん、ロック●ン。カッコいいし。それに隠した文字を間違えると青いバスター持つやつになるし」
八雲「おい!!」
暇ねん「だってーロック●ンもロック●ン好きだから・・・・・・」
八雲「どっちもロック●ンだっ!!」
暇ねん「はい、反省終わり」
八雲「反省してねぇ!!」
次回『初めて姫と話す』です。