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エッセイまとめ

感想やらポイントやらが気になるから、ツンデレ護身術が身についていた話

作者: あるとん

 ツンデレ護身術ってなんだよ?と思ってこのページを開いたみなさん。

 自分もよく分かりません。

 でもなんかツンデレみたいなことしてる……って思ったら、筆を取ってたよね。

 筆っつーか、キーボードっていうか。



 まず大前提として、執筆する側の方って感想とかポイントとかが気になったりする人って多いと思うんですよ。

 ポイントは指標として分かりやすいし、感想はあったら嬉しいわけで。

 でも悲しいかな、名も知れぬ作家その一の作品なんて中々見向きもされなかったりしがちで、ポイントも評価も付かないなんてことはみなさん経験あると思います。

 エッセイはまだそこら辺マシでしょうけど、だからこそ評価や感想が凄く嬉しい。

 まるでクソ暑い真夏の中、キンキンに冷えた飲み物を飲んだ時のように染み渡る!!



 でも感想もポイントもなーんにもない砂漠で飢えて喉もカラカラ、ありがちです。

 そんな時、みなさんとしてはどう心の中で対処してますか?


「ふっ、知ってたよ、俺には何も残されて無いなんてことはな……」


 ってクールに気取るのもよし、


「がんばれがんばれできるできる絶対できるがんばれもっとやれるって!! やれる気持ちの問題だがんばれがんばれそこだそこだ諦めんな絶対にがんばれ積極的にポジティブにがんばれがんばれ!!」


 って松岡修造ばりに熱く自分を鼓舞しても良いし、


「はー、おもんな! 閲覧した奴ら、全員豆腐の角に頭ぶつければいいのに……ブツブツ」


 と怨嗟の声を込めてもいいし、


「ふぅ、どうやら時代が俺様の才能に追いついていないようだな? せっかく世紀の大天才である俺様が執筆してやったというのに、その価値を正当に評価できないとは……まあ凡人に天才の所業を理解しろと言ったところで、土台無理のある話か」


 なんて、悪いのは自分じゃなくて読者だからって責任転嫁しても……よくはないですよ!

 とまあ、人によって受け止め方って色々あると思うんです。

 まあ普通は「そうだよね」と冷静さを保ったりするんでしょうか。

 でもなんだかんだ言って、やっぱり気になってると思うんですよ。




 お前はどうなんだって?

 こうですね。


「ポイントやら評価なんかで喜ぶなんて惰弱がすることだから! 私は別に気にしないから、いちいち新着通知を読み込んだりとか邪魔だからしなくていいし、通知とか見たくもないし? あー、そうだ、作品の続き書いたり、ブックマーク入れてる作品の続き投稿されてないかチェックしなきゃー」


 チラッ……

 特に通知なし――


「ふ、ふーん? まあ、知ってたし? べ、別にポイントとか感想とか要らないんだからねっ! むしろ一人で書いて、淡々と投下することに孤高さを感じられて格好いいというか? 何にも囚われることなく、泰然自若(たいぜんじじゃく)な感じ? 本来作家はそうあるべきっていうか? こんなことに一喜一憂して踊らされるなんて、まだまだ物書きとして精神が未熟な証拠ね! むしろ、感想欄とか閉じた方が余計なことに煩わされなくて済むんじゃない? それが作家として書くには一番良い環境よね! ぜ、ぜーんぜん、平気なんだからっ」


 敢えて自分を追い込んでいくスタイル。

 こんなに苦しいのなら悲しいのなら……評価などいらぬ!!と、心を防衛しようとするんですね。

 あ、イメージは金髪ツインテールの童顔に緑色の瞳でお願いしますっ!

 感想とかポイントが付いてたらどうなるかって?


「へぇ、珍しいじゃない。まあ? 別に本当なら無くても良いんだけど、その気持ちだけは受け取っておくわ。感想には返信しないと失礼だし? 失礼のないように長文で丁寧に返信しないと……全く仕方ないなぁ、私は孤高を貫かなきゃいけないっていうのに、やだぁ、なんなのよ、もうっ♪」



 護身……出来てねぇな?

 めちゃくちゃ踊らされてますよ、貴方(自分)。

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― 新着の感想 ―
こんにちは。 ツンデレちゃん、可愛い……というか、面白い。 「本当なら無くても良いんだけど」 笑ってしまいました。 ここまでのツンデレは、私の心にはいないなぁ。 私もまだまだだわ。
無いより合ったほうがちょっと嬉しい。 それがリアクション。
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