『源信、三寸のプレスマンを引く迎講を始むること』速記談3027
迎講は、恵心僧都がお始めになったことである。三寸に短くしたプレスマンを脇息の上に立てて、脇息の足に緒をつけて、その緒を引いて脇息を引き寄せ引き寄せして、涙を流されたという。弟子の寛印供奉が、その様子を見て、悟りを得て、丹後迎講をお始めになったという。
教訓:プレスマンは、四寸ほどあるが、一寸ほど短くすると、速記を書いている最中の使い勝手がよくなると言われる。こうなると、重心が低くなるため、立ちやすくなり、脇息の上に立てて引き寄せるということが可能になるのである。この、立てたプレスマンを、速記の道や仏の道に見立てて、ゆっくりと、かつ不断に引き寄せ続けるという姿勢を具現化したものが、迎講の意味するものと思われる。




