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第4話

主人公の名字変えました。

『佐倉』⇒『佐野』です。


愛奈のもう1人の幼馴染登場です

「ねぇねぇ、私も2人に聞きたい事あるんだけどいいかな?」


坂下先輩の話が終わって少しして近くにいた別の先輩が声をかけてきた。

この人確か……赤松(あかまつ)先輩だったかな?


「何、瑞希(みずき)ちゃん?」


愛奈が話しかけてきた先輩に返事をしたことでこの人の名前が赤松瑞希(あかまつみずき)だった事を思い出した。

赤松先輩は続けて


「2人が家が隣同士の幼馴染だっていうのはわかってるけど、ここまで仲良くなったきっかけって何だったのかな?」

「きっかけ、ですか?」

「うん、年も性別も違う幼馴染カップルはドラマや漫画だと良く見るけど、実際の場合はご近所さん止まりだと思うのよ」


赤松先輩の言い分はわかる。それは()()()()の場合で、それだと確かに隣のお姉さん止まりだろう。だけど俺と愛奈の間に()()()()いたのが大きかった。

愛奈もそう思ったのかその人物の名前を挙げた


「あかねちゃんかな?」

「あかねちゃん?」

「うん、佐野(さの)あかねちゃん。私と同い年でしゅんちゃんと同じお隣さんで、そしてー」

「俺の姉ですね」


今の家に引っ越してから愛奈と仲良くなったのは(あかね)が先で小さい頃の愛奈が家に遊びに来るようになってから俺とも仲良くなっていったのが俺と愛奈(2人)の馴れ初めだ。

赤松先輩は説明に納得したようで


「成る程ね、そのあかねさんが2人の恋のキューピッドって訳ね」


その言葉に愛奈が反応して赤松先輩の手を握って


「そうなの瑞希ちゃん!」

「ちょっと愛奈!?」

「あかねちゃんにね、しゅんちゃんに告白しようか迷ってて相談したときに言ってくれたの!『愛奈、大丈夫だからドーンと構えてなさい』って。それから少ししてしゅんちゃんから告白してくれてね・・・」


キューピッド、ねぇ……俺からすればあの時のあかね(アレ)は悪魔以外の何者でもなかった

愛奈が赤松先輩に当時の状況を伝えている間、俺は愛奈に告白する1週間前の出来事を思い出していた


次過去に遡ってお昼休み終わります。

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