第2話
軽く説明挟んでから幼馴染登場します
総合家庭科
この私立高校の最大の特徴であるクラスである。
前身は料理や裁縫・服飾を教える花嫁修業の小さな教室から始まり、当時の生徒の年齢層は10代後半から20代前半の未婚の女性を対象にしていた。
そこから一度畳んで私立高校化して総合家庭科と名を変え多い時は1学年に4クラスあったが、時代の流れにより縮小化。今や1学年に1クラスに固定されてしまっている。
先輩に付いていき2年の総合家庭科の教室に着いた。
先輩は教室の扉を開け
「愛奈ー!、彼氏連れてきたよー!!」
見慣れた背中に向けて声を掛けた。
声を掛けられた事でピクッと反応し恐る恐るこちらを振り向いてこちらを見て
「しゅんちゃん本当に来たの!?」
と幼馴染であり恋人である御倉愛奈に驚かれた。
教室の入口にいても他の人の邪魔になるので愛奈のいる小さな人だかりに向けて歩き、途中先輩達に冷やかされながらも人だかりの中心に辿り着き、空いた席……空けられた席に腰かけて
「愛奈、今朝方ぶり。来たらマズかった?」
「全然嫌じゃないけどさ、佳奈ちゃんが勝手に連れてきたみたいな感じだし」
「確かにそうだけど、愛奈に会いたかったのも事実だしね」
そう言って愛奈の頭を撫でると周りの女子達がキャーキャーと騒ぎだしてそれに反応した愛奈が顔を俯かせてしまった。
ちなみに「しゅんちゃん」は俺が3歳のころから今まで呼ばれている呼び名で、対する俺は彼女の事を5歳まで「まぁちゃん」、その後から付き合うまでは「愛奈ちゃん」、今は「愛奈」と変化している。
少しして愛奈が落ち着いてきてから、今回ここに俺を呼んだ坂下佳奈先輩を見て
「それで一体何の用ですか、気になった事って?」
今回の要件を聞いた。
一体どんな用ですかね
今日もう一本書けたら投稿します