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異世界最弱で飛ばされた俺の異世界奮闘記  作者: 地球人(仮)
一章 異世界に飛ばされたらしい
2/22

イデアという異世界

前話を少し書き直しました。


目を開けてみると…そこは銀の鎧に青いマントを付けた人がドラゴンみたいなのに剣を突き刺している大きな絵があるのと床に魔法陣が書いてある以外何もない白い部屋だった。


そこに俺たちがいた。しかし周りを見渡してみると28人(俺のクラス全員+担任の先生)しかいない、体育館で魔法陣が出現したのにこの人数しか居ないってどういうことだろう?

後ろからすごく高そうなドレスを着ている少女が俺たちに話しかけてきた。


「勇者様方ようこそお越しくださいました!いきなりで申し訳ないのですが魔王を倒していただけませんか?」

















は? いきなりなんの話だとみんなが思っていただろう。


「いきなりですが父上様に説明していただきますね。」


うん?父上様?どういうことだ?

と何人かは声を出していた。


しかし俺はこの手のラノベ、アニメなどを見ていたのでここまでの流れでほとんど理解していた。多分あの少女は姫で父上様ってのは王様なんだろうと。

そして俺の予想は…当たった。


「勇者様方ようこそお越しくださいました。ここはイデアという世界。私はこの国『ラスタニア』の王 エヴァン・ラスタニアである。」




なんかすごい名前だな。などと考えていると

俺のクラスの担任をしている上杉 莉奈先生が


「私達は帰れるのですか?」と聞いていた。

因みに上杉先生は独身の24歳である。

えっ、なんで歳の話をしたかったって?

この先生背が低くて生徒にしか見えないからだ。因みに生徒から優しいなどの理由で親しまれている。先生の中の先生を目指してるらしいが……背の所為で…まぁなんでもない。




しかしこれはラノベとかでよくある展開だなテンプレだとこのあとは


「帰れない」

などと言うはずだが、はたしてこの王はなんて言うだろうか?


「すまんが帰れない」


はい、テンプレだなw、なら生徒側から「ふざけんな」とか言うんだろうな。


「なら帰る方法は知っているのですか?」

と上杉先生


「すまんが知らない。」

とラスタニア王



「ふざけんな!!!!」

やっぱりかw。


「家に返せ!」「今日は用事があるんだ!」

「これって誘拐じゃねーか!」「俺は彼女が欲しい」などとみんな帰りたいと言ってるな、訳わからんのもいるが。


「勇者様方落ち着いてください。前代の勇者様のお仲間様の言葉によると魔王を倒せば戻る事ができるらしいと聞いています。」


魔王か、どのような男なんだろうな、などと考えていると蓮が


「これってラノベでよくある異世界召喚だよな!俺らが体験できるなんて思ってもなかったぜ!!」

などと言っている。流石オタク仲間だ、帰りたいという泣き言よりそのような言葉が出てくるなんて落ち着いた行動ができているではないかw



そこでが急に後ろを振り返り「生徒のみなさんどうしますか?」


ここで俺たちに振ってくるのか、生徒同士で相談しろって事かな













話し合った結果===============


「とり合えず今の状況の説明だけでも聞きますか。」ということになった

生徒たちは揃って頷いた。


「それでは皆様エヴァン・ラスタニア様に変わって、テジュンが説明いたします。この世界は今魔王の手によって人々の平穏が失われようとしています。そこで魔王討伐のために勇者様方を召喚させていただき

ました。

まずは御自分のステータスをご確認ください。

「ステータスオープン」と念じるとステータスが見る事が出来ます。」


「ステータスオープン」



=========================

===

斎強 相馬 16才 ♂ lv1

HP50/50

MP50/50

筋力:70

耐性:70

敏捷:70

魔力:50

スキル: 鑑定lv.MAX 、言語理解

ユニーク:鑑定強化lv1

=================================

おお〜表示された。♂ってとこが気に入らないがw

「勇者の皆様方には鑑定lv.MAXがスキルで手に入り、

さらにユニークが何か手に入るようです。皆様他の人のステータスと比べてみたらどうですか?」

成る程鑑定lv.MAXはみんな手に入るのか、

みんなのも覗いてみるか。その時

「斎強どうだった?」と蓮が聞いてきた。

蓮のステータスを鑑定で見てみると

=================================

結城 蓮 16才 男 lv1

HP500/500

MP500/500

筋力:700

耐性:700

敏捷:500

魔力:600

スキル:鑑定lv.MAX、剣術lv2 、言語理解

ユニーク: 神聖光魔法

=================================

はっ?これって俺が弱いのか?

それとも蓮が強すぎるだけか?しかも蓮はちゃんと男で表示されてるし…

「すいませんテジュンさんステータスの平均っていくつですか?」

恐る恐る俺は聞いてみた。

帰ってきた答えは・・・残酷だった。

「この世界の一般平均は成人男性でオール100位です。勇者様方はオール300くらいが初期値の平均だと思います。」



・・・どうしよう俺一般人よりかなり低いじゃない

か。

そこに芥川さんがやってきた、

「斎強君はどうだった?」

芥川さんのステータスを鑑定で見てみると

=================================

芥川 千尋 15才 女 lv1

HP150/150

MP2000/2000

筋力:100

耐性:100

敏捷:100

魔力:2000

スキル:鑑定lv.MAX 、回復魔法lv.6

ユニーク:聖女の加護

=================================


俺は惚けてしまった。

少ししてハッとなり蓮と芥川さんを見てみると…

「気にすんなよ、これから強くなっていけばいいじゃないか」と蓮

「気にしちゃダメだよ、斎強君は私が守ってあげるから」と芥川さん

芥川さんがそういった瞬間周りからすごい殺気が…

いや〜これは参ったな早くこの間から離れよう!

そこで俺はいい方法を思いついた!

「トイレってどこにありますか?」

そしてメイドさんに案内してもらうことに成功した。と思ったのだが何故か柴田 剛志と遠藤 宏がついてきた。嫌な予感しかしない。

そしてその予感は…的中した。

柴田と遠藤がニヤニヤしながら俺の事を見て言ってきた。


「お前そのステータスでもし魔王と戦うことになったらどうすんだよ〜?」


「ぶっはははは剛志そんなこと無理無理、その時は肉壁にでもなってもらおうぜ〜」


その時俺はこいつらからすぐに離れたが…それがいけなかったのかもしれない、男子生徒6人にニヤニヤされ笑われた。そいつらは俺に芥川さんが理由で嫉妬してる奴らだ。



次の日

神崎さんの演説により魔王を倒して地球に帰ろうという話になった。みんなチート持ちだから命の危機もあまり感じてないのかもな。

俺はどうかって?凄い命の危機を感じてるよ。みんなの殺気とかで。






===========================


それからさらに二週間がたった。

もうすぐ今日も終わる、俺の個室のベットで俺のステータスでも見て今後について考えることにした。

俺のステータスは

=================================

斎強 相馬 16才 lv.3

HP90/90

MP90/90

筋力:90

耐性:90

敏捷:90

魔力:90

スキル:鑑定lv.MAX、言語理解

ユニーク:鑑定強化lv.1

=================================

あまり変わっていない、他の奴らはすべての能力が100位上がっているのに、だ。

そして布団で横になって眠くなったのだが、

その時扉がノックされた。

「?」

「斎強君起きてる?」

この声は芥川さんだな。

「あぁ…もう寝るとこだが起きてるぞ。」

「そっか…ならまた今度でいいや。おやすみ。」

「あぁ、おやすみ」

「夜這いなんて私には無理だよ…」

「えっ?なんか言った?」

俺は芥川さんが何か言ってるのは分かったが聞き取れなかった。

「なんでもないよう。おやすみ」

芥川さんが廊下を走っていく音が聞こえた。




そしてこの会話を最後に俺は寝た。

しかし眠っている時に誰か入ってきたようだが俺は誰か分からなかった。これが原因で俺は『ラスタニア』から3日後消える事になる。

イデアというのは、理想っていう意味があるっぽいです。古代ギリシアの哲学者『プラトン』という人が作った言葉っぽいですね。

作品の方ですが、これからは週に2回くらいは投稿していきたいですね。

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