掬うんじゃなくてくり抜く
広く浅く掘られた地面から、一部だけ姿を現した状態で埋まっている巨大な岩盤。
作業員達が言うには、どこまで深く埋まっているのかは分からないものの、叩いた感じからして相当な厚みがあるんじゃないかとのこと。
これを除去するには長期間を擁する可能性が高いけど、ふと思いついたこの方法が上手くいけば、長期間どころか今日中にでも除去できるかもしれない。
それを実行に移すため、岩盤の上にいた作業員達は一旦下がってもらう。
「それでシオン様、いかがなされるのですか?」
「ちょっと、これをくり抜けないか試してみようと思う」
「はあ? くり抜く?」
訳が分からない様子の文官に見てろと伝え、思いつきを実行する。
「くり抜き」
発動させた魔法により、巨大な魔力の匙が現れて岩盤の表面へぶつかり、徐々に亀裂を走らせながら食い込んでいくけど、この硬さに対抗するには今のままじゃ無理だ。
魔力をギュオッ、いやグオンっと追加で注いで大きさはそのままに密度と効果だけを強化、さらに匙の縁をシャッじゃなくてグガガッて感じにして鋭さと強度を強化、押し込む勢いはズグンと強くしてガオンッと加速させて一気にくり抜く!
「ぬっ、があぁぁっ!」
声を上げながら匙を操ると、大きな音を立てて一気に亀裂が広がって匙が食い込んでいき、半球体の形状でくり抜かれた岩盤の一部が匙によって持ち上がり、無人の場所へ轟音を立てて落とされた。
くり抜いた岩盤の底を覗くと、相当な深さでくり抜いたのに土へは到達していない。結構深く掘ったのに、どれだけ大きな岩盤なんだ。
「ちょちょちょちょっ、今のはなんですかシオン様!」
驚いた様子で文官の男性が寄ってきた。
よく見れば周囲には、槌やツルハシを手にした作業員達が口を半開きにしてポカーンと突っ立ってる。
「何って、調理魔法の「くり抜き」で岩盤をくり抜いたんだ」
「くり抜き」はトマトやカボチャや焼いたパンなんかの一部を切り落とし、そこから中身を取り出す時に使う調理魔法だ。そうやって外側の部分を食べられる容器にしたり、中身だけを調理に利用したりする。
浅く広く掘られた地面を外側の部分に、埋まっている岩盤を中身に見立てれば上手くいくんじゃないかと思って試したけど、上手くいってなによりだ。
「くり抜きって、あの硬い岩盤をくり抜いたんですか!?」
「ちょっとばかり、魔力任せの力づくだったけどな」
思いつきからのぶっつけ本番で行き当たりばったりだったから、途中で調整はしたものの多めに注いだ魔力に任せた力づくだったのは否めない。
だけど今の一回で感覚は掴んだ。次はもう少し魔力の消費を抑えてくり抜けるはず。
「力づくって……」
「同じ力づくでも、腕力と道具で叩き割ろうとしてた俺達って一体……」
「調理魔法? えっ? 調理? 調理ってなんだ?」
皆が皆、困惑している。無理もないか、上手くできた今になって冷静に考えれば、調理魔法で岩盤を破壊したってことだからな。
だけどこれは浅くとも岩盤が埋まっている様子が、中身をくり抜くために野菜やパンの一部を切り落とした様子に見立てられたからであって、もしも岩盤が隆起している状態だったら何もできなかっただろう。
「とりあえず、深さを確認するまでくり抜いてみる」
「ああ、はい、それは構わないのですが、あれだけの大きさをくり抜いたのですから、魔力の方は」
「全く問題ない」
勝手かつ一方的な期待を寄せられていた理由の一つが、生まれながらにして歴代最高の宮廷魔導師よりも多い、膨大な魔力量にあるから。
さらに、こっちへ来てからは調理魔法で農作業をする日々を送っているから、魔力量は増加の一途を辿っている。
加えて天才的な才能を持っていると言われた魔力制御も、調理魔法での農作業によって日々磨かれていき、こっちへ来た当初よりも魔力に対する感覚が鋭くなって、制御どころか操作も細かくできるようになった。
それらを活用し、さっき岩盤をくり抜いた時の感覚を基に必要最低限の魔力量と最適な形状を把握し、「くり抜き」で生み出す匙のイメージに反映させて魔法を最適化する。
「くり抜き」
ギュグォッと匙を作って、ジャガガッと喰い込ませていき、ズグォンッとした勢いで同じ場所をくり抜く。おっ、途中で感触が変わったから今ので岩盤を抜けたのかな。
匙をひっくり返して中身を地面に落とすと、やっぱり土が大量に混ざっていた。くり抜いた岩と土の量、それと伝わってきた感触からして、二回目は二割ぐらいの深さで良さそうだ。
「も、もう貫通したのか……」
驚いている文官には悪いけど、まだまだ驚いてもらうよ。
「くり抜き」
まだ手を付けていない箇所を一気にくり抜くため、今のと同じ匙を作りつつ、シュパパパンと複製。
空中に巨大な魔力の匙がいくつも浮かび、一斉に岩盤をくり抜いて岩を無人の場所へ落として積み上げ、再度同じ場所を二割の深さでくり抜いて地面へ落とす。
「ん、やっぱり二割くらいだったか」
落とした中にある土は僅かだけ、岩盤の底の方にはしっかり地面が見えている。
とはいえ、現状は岩盤が穴だらけになっているだけで、非常に見栄えが悪い。
だから残っている部分も「くり抜き」で取り除いていく。岩だからくり抜かれても崩れないから、狙いを定めやすくてやりやすい。
そうしてくり抜かれた岩盤が積まれていき、目に見える範囲の岩盤は除去できた。
「これで見えている分は除去できたな。まだ残っているようだけど、これは下に降りて横方向へくり抜くべきか、それとも土を除去して幅だけでも全体を把握して上からくり抜くべきか、どっちがいいと……思……う?」
まだ残っている岩盤の除去方法を相談しようと振り向いたら、文官と作業員達はポカーンとした表情をして、岩盤を除去した穴と積まれた岩の山を交互に見ていた。
「ど、どうした?」
おそるおそる尋ねると、文官と作業員達は一斉に声を上げた。
『なんじゃこりゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?』
辺り一帯へ響き渡るぐらいの大声を揃って上げるから、近くにいた馬達は驚いて暴れ、木々から多数の鳥が空へ飛び立ち、警備をしている武装した人達が何事かと駆けてきた。なんでこうなった?
事情を説明していると、声を耳にした他の作業員や様子を見に来た義母上と打ち合わせ中だった文官の一人までやってきたから、少々面倒だけど改めて説明して実物を見せた。
「こ、こんなに厚い岩盤が、本当に、あっという間に? しかも調理魔法で?」
「信じられないのは分かるが、真実だ。私はこの目で確かに見た」
穴の中を覗き込んで、まだ残っている岩盤の厚みを見て驚く後から来た文官に、俺と一緒にいた文官が真実だと証言する。
それでも信じられないような表情をしてるけど、本当のことだから信じてくれ。
「なんだ、これはシオン様がやったのか」
「だったら納得だな」
「田畑を一気に耕しちまうシオン様なら、これくらいやっても不思議じゃねぇな」
対して作業に参加している領民達は、さも当然のことのように受け入れて、開発支援団の作業員達や警備員達を驚かせている。
これは見慣れているか、いないかの差だな。領民達も最初は「撹拌」での農作業に、とても驚いてたし。
「とにかく、このことを報告してきます」
「それは構わないが、残っている岩盤は除去していいのか?」
「あ~、えっと……構いません。どうせ除去する必要はありますから」
「分かった」
なら遠慮なく除去しよう。
文官を見送り、穴を見ながら除去方法を考える。
よく考えたら中に入って横向きにくり抜いたら、そこから崩れて生き埋めになる恐れがある。ここは安全を考慮して、上からくり抜いた方がいいな。
「くり抜き」
魔法が発動しない。掘っていない土の上から直接くり抜くのは無理なのか。
上の土を除去して岩盤を露出させないと、「くり抜き」は発動しないようだ。
「悪い、皆で岩盤の上にある土を除去してくれ。でないと残りをくり抜けないんだ」
「あっ、はい。分かりました。皆さん、お願いします」
『うっす』
作業員達が岩盤を覆っている土を除去していく。
どれくらい残っているのかが懸念材料だったけど、全貌が見えてくると岩盤はもうそれほど残っておらず、幅は「くり抜き」一回で除去できる程度しかない。深さを二回分とすれば、残りの魔力で完全に除去できそうだ。
確認が取れたら作業員達は下がってもらい、岩盤の除去に入る。
「くり抜き」
先ほど同様に巨大な魔力の匙を複数同時に生み出し、除去すべき部分に沿うように円状に展開。さっきと同じく二回のくり抜きで完全に除去は完了だ。
さらに岩が積み重ねられたけど、これはどうすればいいんだろう。
こんな岩じゃ、道へ敷いたり建物に使ったりするような石材にはならないだろうし。
「あの、これは……って、義母上?」
いつの間にか義母上と開拓支援団を指揮する文官達が来ていて、文官達が口をあんぐりと開けて突っ立っているのに対し、義母上は腰に手を当てて楽しそうな笑みを受けべてる。
「どうしてここへ?」
「報告を聞いて、直に見に来たのよ。黙って見させてもらったけど、見事な手並みだったわね」
ということは、今の作業を始めた頃には来ていたのか。まったく気付かなかった。
「それにしてもこんな大きな岩盤、普通に除去するのなら何十日も掛かりそうね。随分と硬そうだし」
「実際硬かったですよ。最初のくり抜きで魔法の最適化に必要な情報を得ていなければ、今日中には無理でした」
残っている魔力だって、同規模の「くり抜き」を単発なら二、三回分、複数同時展開なら二つ三つを一回分しかない。
そういう意味じゃ、最初の「くり抜き」で必要な情報を把握できたのは大きかったな。
「一回の魔法行使で、最適化に必要な情報を把握したというのか?」
「普通は何回も魔法を使って、細かく調整しながら行うことだぞ」
「しかもそれには、相当な魔力の制御と操作が必要だし」
「なんなんだ、彼は」
ふふん。驚かれてるとちょっとばかり気分が良いな。
ついご満悦な気分に浸っていたら、いきなり目の前に圧倒的存在感の胸が迫ってきていた。この存在感とブルンブルンの揺れは義母上に違いない。
思わずそっちへ気を取られた直後に視界は塞がれ、顔が両側からの素晴らしく柔らかい感触に挟まれ、呼吸を封じられそうなほど強く頭を抱かれた。
「よくやったわね、シオン! これで作業が滞らずに済んだわ! あなたがいてくれて、本当に良かったわ!」
弾んだ声でぐいぐい抱きしめるから、左右からボヨンボヨンと柔らかく幸せな圧迫感が襲ってくる。
視界を奪われている分、他の感覚がより鋭敏になったからか、圧迫してくる柔らかさが明確に分かる。ついでにほんのり香っている甘い香りも。ひょっとしてセリカやユリスが嗅いでいる俺の匂いも、こんな風にふんわりとした甘い香りなのか?
「まさか調理魔法でこんなことまでしちゃうなんて、あなたは最高の娘婿よ!」
喜んでくれるのと、両側から襲いくる柔らかな圧迫感はとても嬉しい。
だけどその圧迫感のせいで、そろそろ息が苦しい。いかに心地よくて幸せな感触でも、苦しいものは苦しい。
おそらく周囲は義母上の胸に顔が埋まった光景を羨ましくおもっているだろう、実際とても心地良い柔らかさと圧迫感だ。でも息が苦しい。義母上、そろそろ解放してください。
苦しさを伝えるため腰の辺りを叩く。
「あら、ごめんなさい。苦しかったかしら」
ようやく解放された。
思いっきり空気を吸いつつ、やっぱり羨んでいた男達から恨めしい視線が向けられていることに気づく。
そんな目を向けられても、自分からやったんじゃなくて向こうからしてきたんだから、俺を恨めしく思うのは筋違いだ。
「悪かったわね。ちょっと強く抱いちゃったみたいね」
「いえ、大丈夫です」
原因はそれに加えて、圧倒的存在感を放ちながらブルンと揺れて、男達の視線を釘付けにしてるその胸です。
「それで、この岩盤だった岩の山と穴はどうしますか?」
「穴はそのまま食料の地下保管庫として利用するわ。それまでは人が落ちないよう、一旦木の板で塞ぐか即席の柵を設置しましょう。岩の方はその大きさなら人数を掛ければ運べるから、荷車で人気の無い所まで運んだら魔法と道具で砕石にして、建物の基礎作りに使いましょうか」
さすがは義母上、石材にも使えなさそうな岩の利用価値と、この大きな穴の利用方法をすぐに思いついたのか。
だけどそうなると、計画に支障が生じないかな。
「計画に支障は出ませんか?」
「この程度なら、ちょっとした変更で済むから問題無いわ。あれだけの岩盤を壊すために必要な日数を考えれば、些細なものよ」
それもそうか。しかし調調理魔法の新しい使い道が、また一つ見つかったな。
農作業に続いて岩盤除去作業と、調理とはまったくの無関係だけど、出来る事があるのは使い手としてちょっと嬉しい。
「あの、少々よろしいでしょうか!」
急に声を上げて進み出てきたのは、がっしりした体格をした作業員のお姉さん。頭に熊の耳があるから、熊の獣人族か。
彼女は俺と義母上の前まで歩み寄ると、跪いて頭を下げた。
「なんだ?」
「はっ。私はこのような体格なのでこうした仕事をしてますが、私が授かっているのも調理魔法なのです。どうか先ほどの魔法をどうお使いになったのか、ご教授願えませんでしょうか」
えっ、俺に助言を求めるの? あっ、この人は開拓支援団の人だから俺の説明力を知らないのか。
「私も彼女同様、調理魔法を授かっています。今後似たような場面があった際、先ほどのシオン様のような手段は非常に有効です。どうか私にもご教授ください」
「俺、じゃなかった。私もです、お願いします」
「私にも、是非!」
お姉さんに続いて、さらに数人の調理魔法の使い手が跪いて助言を求めてきた。
その姿に義母上と領民達は苦笑いを浮かべている。
「悪いが俺は魔法については感覚的でな、説明が下手なんだ」
「構いません」
「なんとか理解するので、お願いします」
「どうか、この通りです」
よし言ったな。こっちはちゃんと説明が下手なことを伝えて、なおも説明を求めたんだから文句は無いよな。
面白がって義母上も領民達も口を挟まないんだ、やってやろうじゃないか。
さあとくと聞くがいい、過去に誰一人として一度たりとも全く理解できなかった、感覚的で抽象的で聞いている側にとっては意味不明だというこの説明を!
「はっ?」
「えっ?」
「う、うん?」
助言を求めてきた人達だけでなく、周りで聞いている開拓支援団の人達も一緒になって、俺の説明に首を傾げたり不思議そうな表情を浮かべたり頭を抱えたり、誰一人として理解している様子を見せない。
こうなると分かっていた義母上はニコニコ笑顔で楽しそうにしてるし、領民達はやっぱり意味分からんとばかりに苦笑している。
「という感じなんだけど、分かったか?」
『申し訳ありません、まったく分かりません!』
だろうな。説明中の様子が、とても伝わっているようには見えなかったもんな。
「あの、バーナード士爵様。今のは説明なのですか?」
「そうよ」
「ですが、発動条件以外はまったく意味が分からないのですが」
「そうなのよ。シオンって魔法の才能はとてもあるのに、それを説明するのが壊滅的かつ絶望的に下手でね、私も娘も彼の親友ですら理解不能なの」
魔法に関しては筋金入りの感覚派なもので。
「天才肌、ということでしょうか?」
「頼もしいと言えば頼もしいですが……」
「あの説明力が魔法に関してだけなのが、不幸中の幸いね」
義母上の言う通り、魔法に関することでなければ説明力は普通にあるんだけどな。
どうしてこう、魔法を言語化して説明するのがこれほど下手なんだろうか。
「それでどうする? 調理魔法での作業は」
「自分で練習して、なんとかしてみます」
「私もそうします」
「右に同じく」
うん、そうなるよな。調理魔法での農作業を練習する時も、結局はそうなっちゃったし。
我ながら不甲斐ないけど、どうか勘弁してください。
「さあ皆、そろそろ作業に戻りなさい」
手を叩きながら義母上が作業再開を促すと、返事をした作業員達は各々の作業へ戻っていく。
俺もここで視察を切り上げ、義母上達と開拓支援団の天幕へ向かい、打ち合わせの席に途中参加。新しく議題に加わった、除去した岩盤とそれによって生じた穴の扱いについて、計画が少々変更された。
さらに、今後似たように大きな岩盤が出た時は、除去のために俺が助っ人に呼ばれることになった。
「お願いします。作業は順調に進んでいるとはいえ、だからこそ余計な時間を取られたくなくて」
「領地のためだから、構わないぞ」
やってみた感じ、さほど手こずる作業でもなかったし。
「私からも許可を出すわ」
『ありがとうございます!』
声を揃えてありがたがるなんて、普通に除去するとよほど大変なんだな。
そんなことを思いつつ視察は終了。屋敷へ帰って新たに追加された仕事を皆で処理したら、夕食の席で「くり抜き」による岩盤除去の件を話した。
「さすがは旦那様です。普通、そんな方法で岩盤を除去しようなんて、思いつきませんよ」
かわいとおしい笑顔のセリカからのさすだん、ありがとうございます。
「見た感じから、なんとなく出来そうじゃないかって思っただけさ」
「農作業の時もそうだったわね。本当、調理魔法って条件さえ満たせば色々応用が効くのね」
「他の魔法も考え次第で、応用ができますよ。私の清浄魔法も、洗濯に使えましたし」
そうそう、清浄魔法だと衣服の汚れが綺麗に落ちるんだよな。
「なんにしても助かったわ。お礼にこの後、お風呂で背中を流してあげましょうか?」
「えっ」
急に何を言い出すんですか、義母上。というか義母上と入浴すること自体が、お礼になります。
「お母様! 今日は私とユリスさんとで旦那様と入浴するんですから、横入しないでください!」
うん、そう。今日はセリカとユリスと三人で入浴予定なんです。
義母上との入浴も魅力的だけど、妻と妾と水入らずで過ごさせてください。
「だったら、そこに私も加えてちょうだい」
「ならいいですよ。ただし、湯浴み着を着てくださいね!」
「勿論よ」
えっ、いいの? まあセリカが許可したならいいか、一家水入らずってことで。
そうして迎えた入浴時間は、かわいとおしい極愛の妻セリカとユリスと義母上による、三方向からのブルンでポヨンでムッチリでプルルンでバルンバルンで実に幸せだった。
当然だけど、ただ一緒に入浴しただけでそれ以外のことは一切していない。だって義母上がいるんだもの。




