第九十五話 久しい仲間
ザラを倒したフレア、そのあとにフレアの先祖が現れ、色々話した。そして、その人は玉へ戻り空に飛んでいった。
「ルルは!」
フレアはルルの元に走る。
ルルを見つけた。地面に倒れている。
「ルル!」
フレアはルルを起こす。
「う、うぅ。フレア?ザラは?」
ルルが目を覚ます。
「ザラはもう居ないよ。僕の勝ちさ。みんなが生きているか見に行かないと」
フレアはルルの肩に手をかけ、立たせる。
「みんな?生きてる?みんなは死んだよ。やられたじゃんザラに」
ルルはフレアに向かって言う。
「生きてるよ。きっと」
フレアはルルに向かって言う。
「フレア」
僕が一番聞きたかった声が聞こえた。
僕は振り返る。
そこにはプルお姉ちゃんの姿が。
「お姉ちゃんー!」
フレアはプルお姉ちゃんの元に走り抱きしめる。
「フレア、ザラを倒したんだね。よく倒したね。流石私の弟だよ」
プルお姉ちゃんはフレアの頭を撫でる。
僕は嬉しすぎて涙が止まらない。このぬくもり、この安らぎの声。僕はここまでよくやったと自分を褒めたいよ。
「お姉ちゃん、他のみんなは?」
フレアがプルお姉ちゃんに向かっていった。
「他のみんな?フルルやプルルはほら」
プルお姉ちゃんが指差す。
そこには何か話している僕の仲間の姿が。
「元に戻ったんだね。ありがとうございますご先祖様」
フレアは遠くを見つめる。
そして、僕たちは船に乗り込み、マンナカ大陸のサルルさんの村に着いた。
そして、一晩が立つ。
翌朝
「おはよ、フレア」
朝から剣を振るフルルの姿だ。
「おはよう。フルルは朝から剣の素振り?」
フレアがフルルに聞く。
「ああ、腕が鈍ってると思うし、それに妻を守るためには力も必要だからな」
フルルは振りながらフレアに向かって言う。
「パールとライフはザギド砂漠大陸のサラ町で暮らしているんだって、それに僕の前のパーティーメンバーたちも今は近くのギルドで働いているんだって」
フレアはフルルに向かっていった。
「そうか、ありがとなリーダー。俺たちの為に」
フルルはこちらに頭を下げる。
「いいよ気にしないで。それに今日はルルとのデートなんだ」
フレアはにっこり微笑む。
「なら、俺もプルと買い物でも行こうかな?久しぶりに二人になりたいし」
フルルはフレアに向かって言う。
「じゃあデートの準備でもするわ」
フレアは自分の部屋に戻っていく。
「・・・大事にしろよ。ルルを」
フルルは素振りを再開する。
数時間後
フレアとルルはデート中
「ここ、綺麗な草原だね。風も心地いい」
ルルは手を広げ嬉しそうにしている。
「なぁルル。大事な話がある」
フレアは声を変えルルに向かって言う。
「何?」
ルルは静かに振り返る。
「色々あったでしょ、ここまで色んな敵と戦ったり、仲間と出会ったり、楽しいことも悲しいこともあった。でも、ルルのことを思うと心が落ち着くの」
フレアはそう言う。
「それで」
ルルが言う。
「だから、なんと言うか。ルル、僕の妻になってください!」
フレアはルルの前で頭を下げる。
「フレア、私、フレアの事、・・・」
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