第五十三話 覚醒の対処
三戦目はカオリが奥義を使いサテライトに勝利した。覚醒、フレアたちも知らない奥義、フレアたちはカオリに勝てるのだろうか?
「さて、次は~準決勝です。ここではフレア選手、ルル選手、そしてカオリ選手が戦い、誰か一人がギブアップだったり立ち上がれなかったりしたら終了です。それでは選手がフィールドに揃いました」
三人がフィールドに揃う。ルルはカオリを見ている。
フレアは何か考えているようだ。カオリの対策でも考えているのだろうか。
カオリはどこか遠くを見ている。
「それでは~スタート!」
男が言う。
「さてと、始まった。どうしよう」
フレアは様子を伺っている。
「私がやらなきゃ!フリーズアイス!」
ルルがカオリの地面に向かって放つ。
「よっと、あれ?さっきのやつと同じ攻撃?私を警戒してるのね。ふふ、私の技見せてあげる。ダークソード!」
カオリが持つ剣が黒く染まる。
「何?!剣が黒い!闇を入れたなこいつ!ライトフィールド全開!」
フレアはフィールド全部を光に染める。
「光ね、単純なんだよね。あなたから始末させてもらうわ!クイック切り!」
カオリは目に追い付けない攻撃をルルに向かってする。
「くっ!!!!杖じゃ対応できない!」
ルルはカオリに押される。
「ルル!一刀両断ファイナルブレード!」
フレアはカオリに向かって攻撃する。
カン!
「と、止められた!何て強さなんだ!」
なんとフレアの攻撃が意図も簡単にカオリに止められる。
「そんな攻撃じゃ効かないよ」
カオリはフレアの方を向く。
「隙あり!」
ルルが杖でカオリの腹を攻撃する。
「くっ!!!!くそ女!なめたことしてんじゃねぇ!そろそろ、終わらしてやる!奥義覚醒!」
カオリにオーラが現れる。
「まずい!ルルが!」
フレアはルルの前に立つ。
「フレア!」
ルルが言う。
「狙いはあんたよ!フ・レ・ア」
その言葉の後フレアにとてつもない痛みが走る。
「ぐっは!!!」
フレアは倒れる。
「フレア!」
ルルが駆け寄る。
「は、は、死ぬかと思った。ま、とんでもない強さだ。勝ち目がない」
とフレアは剣を杖がわりに何とか立ち上がる。
「あら?私の奥義を食らって耐えたのはあなたが初めてよ」
カオリが嬉しそうな顔をする。
「へ、へへ一応、丈夫なんでね」
とフレアは苦し紛れの笑顔をする。
「フレア、死なない?」
ルルが泣き顔になる。
「へ、死なないよ。相手の奥義よりも早く動かないと。ルル、回復魔法を」
フレアが言う。
「うん。スーパーヒール」
ルルはフレアを回復する。
「よし、ちょっと試してみるか。自身強化!」
フレアは自分自身に強化魔法をかける。
「私の奥義の対策でもしてるのかしら?無駄よ。奥義!覚醒!」
カオリにまたオーラが現れる。
「来たよ!フレア」
ルルが言う。
「うん」
フレアは頷く。
目の前からカオリが消えた。
「いまだ!瞬間加速!」
フレアが言う。
フレアはものすごい加速する。
するとカオリがルルに向かって飛んでいくのが見えた。
「見えた!間に合え!!」
フレアは更に加速し、カオリより先にルルの前に立ち!
カーン!
「くっ!!!!」
剣でカオリの拳を止めた。
「は?何で、何で、何でわかったの?」
カオリは動揺して剣を落とす。
「いまだ!ルル!一斉攻撃だ!」
フレアの声にルルが頷く。
「強化!ライトサンダー!」
「奥義!ゴッドノヴァ!!」
ルルとフレアは一斉に攻撃をした。
「ギャアアアア!!!」
カオリの悲鳴が聞こえた。
そして、土煙が舞い、収まるとカオリが倒れていた。
フレアが走りカオリを見る。
「気絶してる!」
フレアが手を振る。
「おーと、手が振られたと言うことはカオリ選手負けです!決勝はフレア選手対ルル選手!!!」
「やった!!」
ルルとフレアはハイタッチをする。
カオリは待機部屋に運ばれ、少ししたら目を覚ます。
「う、私負けたのね。初めてだわ負けたの」
と呟く。
「そうね。あなたは負けたのよ」
カオリに近づくサテライト。
「何よ!私に負けた人が!」
カオリはサテライトを睨む。
「そうね。あなたには勝負では負けたけど、私の勝ちと思ってるわ。あなたは私に勝った後、私をバカにしたこと言ってたらしいわね。あなたは心がくずだわ。それと、カオリ。あなたはフレアのパーティーメンバーに入れたから」
サテライトは唐突に言った。
「何よ!なに勝手に入れてるのよ!私は一人でいるのがすきなの!」
カオリが強い口調で言う。
「そうね。あなたの情報は見させてもらった。あなた、フレアたちと同じことにあってたらしいわね。それで人を信じられず、一人でいるのね」
カオリは黙ったままだ。
「まぁ、そこまで個人に介入するきは無いわ。フレアたちにはもう言ってるから、私はもう行くね」
サテライトはそういい部屋から出ようとした。
「何処に行く気?」
カオリが聞く。
「私は私なりにフレアを遠くでサポートするつもりよ。プルルって言う女の子には言ってあるから、それじゃあ」
とサテライトは部屋を出ていった。
「・・・・・」
カオリはうつむいたまま黙っていた。
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・・・、ありがと
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