第二十四話 親友と涙
フレアたちは魔族男を倒した。確かにドラゴンよりも強く魔法の威力も桁違いだと僕自身で実感したよ。でも、仇は取れたよフウちゃん。
「ふわ~あ、むにゃむにゃ」
とベッドで眠るフレア。
僕たちは敵を倒したあと宿屋に入って眠った。
早朝
「はぁ。フレアが無事で良かった」
とルルがフレアに近づき目を閉じる。
私もいろいろなことあったな。フレアと仲良くなったのいつだろう。確か宿屋でこうして寝てたときかな?あの時は隣にフウちゃんがいたね。あの子も優しかったな。私とよく遊んだし、女の子話もしたね。
「あれ?どうして涙が・・・」
とルルの瞳から涙がこぼれた。
「あの時無理矢理逃げろとか言われたんだろうなガロンに」
とルルが涙を手で拭いベッドからでて窓の方へと歩く。
「ガロンは私がこの手で!」
とルルが手に力を込める。
「もう、起きたんだねルル。早起きなのは珍しいね」
とフレアがベッドから起き上がる。
「なんだか。色々あってね。私おかしくなりそう」
とルルがこちらを向く。その目には涙が。
「ルルの辛い気持ちは分かるよ。フウちゃんはルルの一番の親友だったからね。でもね、きっとフウちゃんは見ているよ。ルル私の分まで生きてねって」
とフレアがルルに近づき首飾りを渡す。
「これ!フウちゃんの!」
とルルがフレアの方を見る。
「これはルルが持っている方がいい。それにムムは生きてるし他のみんなも生きてると信じよう」
とフレアがルルの頭を撫で寄り添う。
「う、うわあーん」
とルルは泣いた。
「泣いていい。辛いときは泣くと気持ちも楽になるからね」
とフレアは優しく言う。
急にドアが開きプルが部屋に入ってきた。
「どうしたの!ルルちゃんの声がしたから」
とプルがフレアの方を見る。
「大丈夫だよお姉ちゃん。ルルは強いから、今はそっとしておいて」
とフレアが言う。
「分かった。フレアも辛いときは私のところに来てね。私がフレアの辛いことも悲しいことも全部寄り添ってあげるから」
とプルはいい部屋から出た。
「ありがとうお姉ちゃん」
とフレアも涙を流した。
そして、数時間後
「よーし、みんな集まったな。では次の村か町に出発~!」
とライフの一言でみんなが歩き出す。
「なぁ、フレア。朝ルルの泣き声が聞こえたけど何かあったのか?」
とフルルが聞く。
「何もないよ」
とフレアが静かに言う。
「そうか。ならいいけど。お前一人で辛さを背負うなよ」
とフルルが歩くスピードをあげる。
「あいつもフレアの事気にかけているんだな。俺もフルルみたいにしっかりしないとな」
とライフが言う。
「そうだね。僕はこのパーティーメンバーで良かったと思ったよ」
とフレアが嬉しそうに言う。
「俺もそう思うよ」
とライフが嬉しそうにフルルのあとを追うように歩くスピードをあげる。
「ねぇ、私が居ないときに何かあったの?」
とパールが言った。
「う~ん、まぁ強い敵と戦ったって事かな」
とフレアがニコッと言う。
「それならいいけど、ライフ~背中のせて」
とパールがライフのところまで走って行った。
「この先に町なんてあるのかな?それにここら辺妙に暑い」
とプルが服をパタパタさせていた。
「確かに暑い。地面も火傷しそうなくらい暑いしね」
とフレアが言う。
「お水~お水~」
とプルルがふらふらと歩いている。
「はい!お水だよ」
とルルが箱にためた水をプルルに飲ます。
ぷは~おいしー
とプルルが言う。
「早く着かないとみんな暑さでやられるね」
とプルがまた暑そうに服をパタパタしている。
「多分あれじゃない」
とフレアが指差す。
その先には町が見えた。
「やった~町だ。いこうルル」
とプルルがルルの手をつかみ走り出す。
「待ってよ~」
とフレアとプルも後を追う。
近くまで近づくと町の名前が見えた。
「サラ町だって。皿でも売ってるのか?」
とライフがふさげるように言う。
「いやそれはない」
とフルルがツッコム。
そして、僕たちは町の中に入りました。
コメントと評価よろしく頼む。(byライフ)
ほらパールも!
分かったよ~、コメント評価よろしくね。(byパール)
私は?(byプルル)




