第十九話 俺の奥義!サイコハンド
ライフたちがフード男を倒したときフルル、プルたちはというと
「先にプルル行っちゃったね。大丈夫かな?」
とプルがフルルに寄り添いながら歩く。
「大丈夫だろ。あいつもある程度強くなっている。俺たちが心配することじゃない」
とフルルがプルの頭を撫でる。
「もう、頭は撫でないでよ。恥ずかしいじゃん」
とプルが顔を赤くしてフルルの方を見る。
「いいじゃん、他に誰もいないんだから」
とフルルも顔を赤くし、プルに顔を近づけようとしたとき
カン
と音がした。
「な、なんだ?何か音がしたが?」
とフルルが周囲を警戒する。
しかし、敵などおらず静か。
「なんなのかしら、一様音の方に行ってみましょ。フレアたちかも知れないし」
とプルが音の方に歩き出す。
「お、おい。危ないから俺から離れるな」
とフルルがプルに近づきプルの先を歩く。
そして、ある程度歩くと剣が刺さっていた。そして隣には盾が。
「これは、フレアの剣!それにこれはライフの盾じゃないか!まさか何者かにやられたのか」
と周囲を警戒する。
「そんなわけないじゃん!私の弟だよ!そう簡単にやられるわけない。大丈夫だと信じよう。それにライフはナイトだよ。盾を失っても他の手段があるはずかもだし」
とプルはライフの盾とフレアの剣を取る。
「おい、盾は俺が持ってやる。それ重いからな」
とプルが持っている盾を取りフルルが持つ。
「ありがと。優しいね」
とプルはニコッと笑顔になり歩き出す。
「当たり前だろ、お前は俺の妻だ。辛いときは助け合うのが夫婦って言うもんだろ」
とプルのあとを走って追い付く。
二人はある程度進むと町の中心についた。
辺りを見渡す。すると、
そこにはフードの女がフレアに剣を向けていた。
その横にルルが倒れていた。
「高速移動!」
とフルルが女の前に一瞬で移動し
「な!」
女が目を見開く。
「ストーム!」
とフルルが唱えフードの女を吹き飛ばす。そのとき持っていた剣がフレアの足元で刺さる。
「あ、あぶな」
とフレアは言う。
「大丈夫かフレア!何があった!」
とフルルがフレアに聞く。
「あの女、めちゃくちゃ強い。僕たちが戦ったドラゴンくらいかな」
とふらっと立ち上がる。
「ちょっと待ってよ!フルル速いって。はぁはぁ」
とプルは息をはぁはぁと吐いていた。
「すまん、危ない状況だったと思ったから急に技を使ったんだ」
とフルルが言う。
「それより、二人とも気をつけて!あいつはあの程度の攻撃じゃ倒れない」
とフレアが地面に刺さった剣を抜き取る。
「ふふふ、今の攻撃は悪くない。けど、威力は弱い」
とフードの女が立ち上がり剣を空間から出し構える。
「ここは僕が何とかする。二人はルルを運んで建物の中に!」
とフレアは剣を構える。
「まて、俺も一緒に戦ってやる。それに気になってるのだが降ってきている雪みたいなやつは何かやばそうだし」
とフルルは近くに盾を置き、空間からハンマーを出す。
「フレアこれ」
とプルは剣を渡す。
「ありがとう。お姉ちゃんはルルをつれて建物に」
と剣を受け取り構え、相手を見る。
「わかった。よいしょっと」
とプルはルルを持ち上げ建物の中に隠れる。
「あら?二人で戦うなんて私もなめられたものね。いいわ。私があなたたちをめちゃくちゃにしてあげる。フロストストーム」
と呪文を唱える。
「あ、あぶね。急にか。でも単純な呪文だな。くらえ!」
とフルルは地面に武器を当てる。
「何してるのかしら?」
と女がニヤッとした顔でこちらを見る。
「余裕かましやがって、ロックアップ」
と女の四方の地面が上がり閉じ込めた。
「なるほどね。でもこんなの隙だらけね」
と上からジャンプしでた。
「いまだ。フレア!」
とフルルが言う。
「ジャンプ切り!」
と女に剣を振る。
「それも読めてるのよね!はああーー!!!」
と片手で雷魔法を放つ。
「うわ~あ!!!」
とフレアは飛ばされ建物にぶつかった。
「ごふぅ」
フレアは血を吐き、剣が手から離れる。
「あら?やり過ぎちゃったかな?でも毒も効いているみたいね」
と女が言う。
「毒?は?何言っているんだ?頭もおかしいのか」
とフルルが言う。
「あなたは毒耐性があるみたいね。そうこの雪にはね毒があるのよ。ポイズンスノーっていったら分かるかしら」
と女がフルルの方を向く。
「なるほどな。だから建物の中に隠れてろって言ったわけか」
「あんたは今のところハンマーと小魔法のみ!私には勝てないよ!」
と剣を持ちフルルに向かってきた。
「バーカ!俺がその二つしか使えないわけねーだろ!借りるぜフレア」
と何かを唱えると片方の剣が浮き女を弾き返す。
「よし」
といい剣を持つ。
「な、なんだ?その技は見たことがない」
と女が言う。
「まぁ、知らないのは当然だ。この呪文は俺の奥義だからな。名はサイコハンドってとこかな」
とフルルがにやっとした顔で女を見る。
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