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異世界転移したけど現実はそう甘くない

お待たせしました。ようやく本編始まります。

「……あれ?ここは…どこだ?」


次に目が覚めるとどこかもわからない森の中にいた。


「そういえば……確か俺は異世界に飛ばされたんだよな?」


ここに来る前にアフェクシーから説明を受けた。

世界の滅亡の危機らしいが……ここはのどかでそんなふうには見えない。

見える範囲での植物は前の世界のものよりたくましく、空も青空が広がっている。

もっと荒廃した世界を想像していたのだが……


「あ、そうだ。貰った能力、試してみないとな!」


どんな能力をもらったのか楽しみで仕方なかった俺はふと一つ気づいてしまった。


「まって……能力って言われてもどうやって使うの。」


俺が感じたのは体が少し軽くなっただけで他に違和感などない。

アフェクシーもそのあたり全く説明してくれなかった。


「前に読んだことがあるファンタジー系の漫画で主人公がやっていた方法を試してみるか。

えっと……ステータス!!」


とりあえず叫んではみたもののそれらしいなにかが出るわけもなく……


「……やっぱり出ないよな。他の方法も試してみよう。」


何十回も考え付く中でいろんなことを試してみた。だが何をしても変化がなかった。

現実は本と違って甘くない。

まあ、当たりまえといえば当たりまえだが。


「はぁ……」


落ち着いて考えてみると俺はこの先生きていけるかもわからない状況だ。

最終目的が分かっていても衣食住がない、頼りになる人がいない、この世界の知識がない、等々……

本当に足りないことだらけなのだ。

おまけに、頼みの綱の能力でさえも使い方がわからない。

考えなしに異世界に転移してしまった自分を早くも恨みたい。


「とりあえず、森を抜けて町に行こう。そこで情報を集めよう。」


目的も決まったので移動することに。

しかしどっちに進めば森を抜けられるのかがわからない。

もし迷ってしまえばこの森を抜けられなくなるかもしれない。


「バッグがあってその中にパンでもあれば道しるべの代わりになると思うんだけどなぁ。」


もちろんバッグなどご都合主義なものはない。

今俺が持っているのは俺が着てる服と靴、あとはスマホだけだ。


「スマホとか持っててもネットがないから役に立たないな……」


俺のスマホに入っているのは基本的にゲームとなんか呟けるとりのやつ、先生とか自撮り投稿の多いやつ

など、ネットがないと使えないものばかりだ。

カレンダーと時計は使えるかもだが。

それよりも今は迷わない方法を考えるのが先だ。


「うーん……そうだ!体育祭の暇つぶしにやってた土を掘り返すやつ。あれを試してみよう。」


俺はつま先で土を掘り返し、印をつくった。

あんまり硬くない土だったので簡単に掘る事ができた。


「時間はかかるけどこうして掘り返しておけば迷わないかもしれない。」



そうして俺はとりあえず進んでみた。

印が見えなくなるたびにまた印を掘って進んだ。

特に何事もなく、一時間ほど進むと水が綺麗で泉のような開けた場所に出た。


「ふう……とりあえずここで休憩しよう。」


近くにあった座れそうな倒木に座って一休み。

ここに来るまで誰とも出会うことはなかった。


「……俺、道を間違えたのか……?」


どれほど進んでも辺りが変わることはない。

かといって戻ろうと思っても近いとはいえないくらいの距離はある。


「……喉乾いたし、泉の水でも飲もう」


そう思って水を飲むために泉にしゃがみ込むと……


「えっと……?これ、誰?」


水面に反射していたのはの赤い髪に青色の目をもった、いかにも美青年のような高校生ぐらいの男だった。


 

もっとサクサク書きたい……

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