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異世界転移

「あれ……ここは……?」


気が付くと何もない、ただ白いだけの空間にいた。

何もないのに水の音だけはする。


「目が……覚めたのですね……」


どこからともなく声が聞こえる。だがどこにも声の主の姿が見えない。


「えっと……どちら様でしょうか?」


「……私は……アフェクシー……女神アフェクシーと言います……。」


「へ!?め、女神!?」


神という存在に初めて遭遇した俺はもちろん驚く。

というか、平然としている方がおかしいと思う。夢の世界で女神だなんていわれても信じられない。


「これはきっと夢だな。間違いない」


ためしに頬をつねってみてもただ痛いだけだった。


「……それほど私を信じて下さらないのですか……。わかりました。では、これでどうでしょう。」


そんな声が聞こえると同時に突然空間全体が光りだした!


「うおっ、眩しい!」


あまりの眩しさに反射的に目を閉じてしまった。

次に目を開けると……そこには……見たことない服を着た女の子が立っていた。


「これでどう?信じてくれる?」


俺は口を開いたまま唖然としていた。

だって謎の空間に突然少女が現れて、驚かないわけがない。


「その反応を見る限り、信じてくれたようね」


「……えっ」


「うん?どうしたの?急にえっって?」


「ええええええええええええええええええええええええ!?」


俺の声が空間中に響き渡った気がした。





そこから俺はアフェクシーから説明を受けた。

なぜ俺がこんな空間にいるのか。それは俺が過労死したかららしい。

もちろん信じられるわけがなかった。過労死した原因は思いつくが。



「やっぱ俺、死んじゃったのか……」


少女が突然現れた時と同じくらい唖然とした。

あまりのショックに立っていられなくなってしまうほどだった。


「死んだお前には申し訳ないと思うが……お前に頼みがある!私の世界を救ってほしい!もちろん、タダでとは言わない。救ってくれた暁にはお前の願いを一つ叶えよう!」


「……どういう事ですか?」


「私の世界は今、『円卓』と呼ばれるやつらのせいで滅亡の危機に瀕している。私もやつらに反撃しようと思ったけど……王の能力でこの空間に閉じ込められたの。」


「だから俺に行かせて世界を救って来い……と。そういうことですね。

ちなみに、この話を断ったら……?」


「お前を一生この空間から出さない。」


「めっちゃ怖いんですけど!?」


どうやら退路は塞がれてしまったらしい。

菫たちが気になるが……


「……わかりました。その話、引き受けましょう。」


「本当か!?ありがとう」


異世界にも興味があったし。断る理由もなかった。


「では早速お前に能力を与えよう。」

 

きっと女神からめっちゃ強いチートスキルなるものを貰って無双できるんだな。

今からでも楽しみだ。


[0;t@,t@4。3hekqjde。]


アフェクシーが謎の言葉を唱え終わると同時に体が軽くなった気がした。


「それでそれで、俺にどんな能力を付けたんですか!?」


「ふっふっふ……それは実際に転移してからのお楽しみってやつね。あ、そうそう、先にお前の願いを教えて。」


「それはもちろんいいですけど……どうしてですか?」


「……先に聞いてたほうが、叶えやすくなるものもあるから、ね?教えて?」


俺の願いはもちろん一つ。


「元の世界に、生きたまま帰ることだ!」


「わかったわ!任せておいて!それじゃ、異世界生活楽しんでね~」


アフェクシーがそう言うと、急に俺の目の前が真っ暗になった。


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