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格闘戦争記  作者: 日本のスターリン
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18章 最後の力の珠

「どうやら、この氷山の下に力の珠があるようだな。」


 一督戦隊がついに最後の力の珠を見つけた。


「氷山を破壊するぞ!」

「炎雷砲弾!!!」

「火円弾!!!!」

「爆風陣!!!!」


 一督戦隊は巨大氷山を溶かし、ついに最後の力の珠を手に入れた。


「いたいた!」

「今度は上手く仕留めてやる!」


 氷山を溶かす爆音を聞きつけた三銃士がそこにやってきていたのだ。三銃士と一督戦隊の再バトルが始まった。


「「「完氷ドーム!!!」」」


 三銃士の技で辺り一帯を氷のドームが覆った。辺りの気温は一気に下がった。


「さっきは油断したが、今度は僕たちの得意なフィールドで一気に決めてやる!」

「あなたたち大人しく捕虜になった方が身の為よ?」

「誰が命乞いなどするものか!」

「じゃあ、仕方がないわね!氷雷弾!!!」

「気合いドリル!!!」


「冷刀砲!!!」

「炎雷砲弾!!」


「暴寒波!!!」

「火円弾!!!」


 一督戦隊と三銃士の激しい攻防が続いた。両者激しく力の消耗をしていたが、一督戦隊が少し押し負けていた。


「まずい…。ちょっと負けているぞ…。」


 三銃士が作り出した氷のフィールドにより督戦隊は体が悴み思うように動けず、劣勢を強いられていた。しかも、氷のフィールドにより三銃士の攻撃はパワーを増しているのだからなおさら絶望的な状況である。南極で戦い慣れている三銃士との力の差は歴然だった。三銃士は防寒具を具体化させており防寒対策も完璧なのだ!

 ハルヒと剛はかなりエネルギーを消費してしまった。一もエネルギーこそ余裕があるがかなり痛手のダメージを負ってしまっていて苦しんでいた。


「隊長!僕は体力を温存していた!今こそ僕に任せてくれ!」

「よし!!!

ハルヒ!剛!直樹に力の珠を渡すんだ!」


 ハルヒ・剛・一は待機して体力を温存していた直樹に力の珠を全て渡した。ハルヒから二つ・剛から二つ・一からは一つ。残りの二つは直樹が持っていた。全部で7つの力の珠が直樹に集まった。


「力が漲るううう!!新技いくぜええ!!超爆円散!!!!!!!」


 直樹は氷のドームを激しく吹きとばした。当たりの気温が一気に上がった。


「追爆光線!!!!」

「きゃあああああ!!!」

「「アリスズーーーー!!!!」」


 追爆光線はアリスズの身体を貫いた!アリスズは爆死した。しかし、まだ直樹の技は死んでいない!Vターンし、宏の身体をも貫いた!!


「ぐわああああああああ!!!」

「宏ーーーー!!!」


 直樹の技はまだ死んでおらず、寛の方向へ向かった。


「大冷刀砲ーーーー!!!!」


 寛は相殺しようとしたが、追爆光線は大冷刀砲を避け寛に向かっていった。寛は手で受け止めガードする。


「こんなものおおおおおおおお!!!!」


 しかし、受け止めきれずに爆死してしまった。7つの力の珠を得た直樹は圧倒的な強さだった。それほどまでに7つの力の珠のパワーアップは凄まじかったのである。


「やったわね!」


 直樹は近づいてきたハルヒの顔をグーで殴った。


「きゃあああああああ!!!」

「直樹、何を!ぐわっ!」


 直樹はさらに剛にも腹にパンチを食らわせた。


「どういうつもりだ直樹!!!!」

「こういうつもりだ隊長!!!!」


 直樹は一にエネルギー波を食らわせた!


「ぐわああああああああ!!!」


 一は倒れ込んだ。


「僕は三重スパイだったんだよ。僕は元々日本幕府の人間だったのさ。」

「何だとぉ・・・。」

「デミと一緒にいるより君たちと一緒の方が力の珠を全て奪いやすいと踏んでね。すべては力の珠を全て奪い取る為に督戦隊に出戻りしたにすぎないのさ。」

「ば…。」

(バカな…。)

「終わりだ。隊長。」

「た…たすけ…。」

「…!」

「助……けてく……れえ…。」

「命乞いする気か!」

「………助……けてくれええ!!!」

「一隊長ともあろう方がみっともないぞ!」

「頼む…僕を助け…………てくれ!」

「ぐっ…。」

「僕は本当に君を大親友と信じていたんだ…頼む…!」

「うぅ…。」


 直樹は一が三銃士から助けてくれたことが走馬燈のように思い浮かんだ。


「隊長………。

………。

分かったよ。君たち三人の命は奪わない。逃げるなら逃げろ。」


 直樹は背後を向けて去って行った―――――――。







「馬鹿めええええ!!!!」


 その瞬間一が起き上がり、背後から直樹を撃った。


「????!!!!」

「150%の力!!!残りの全エネルギーをお前に食らわせるーーーー!!!」



 ドドドドーーーーーーンンンンン!!!!!!!!!



「やったか!?」


 辺り一面の氷は完全に溶けてしまっていた。そこに直樹の姿は無かった。


「さては跡形もなく消し飛んだか!」


 直樹は力の珠ともどもこの世から消滅してしまっていたのだった。


「ハァハァ……。ハァハァ……。ハァハァ……。ハァハァ……。

 力の珠を失ったのは惜しいが何とか急場は凌いだぞ…。」


 一はそのまま気絶してしまった。

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