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十分小説書いてみたシリーズ

お題「ハロウィン」

作者: Xenon

ああああ!

十分以内に終わらなかったよぉお〜!

「とりっくおあとーと!」

ああ、またこれだ。

今日は十月三十一日、ハロウィンだ。

俺が住んでいる住宅街はクソガキが多く、毎年バカみたいに列を組んで各家をまわっていく。

隣の家のヤツがクソ真面目に子供たちにお菓子をやるせいで俺の家までこういう輩が来やがる。

だが俺はどこの誰とも知らないクソガキにわざわざお菓子を用意するほど優しくはない、ケチだと言われたって別にいい。安月給なのだ。ただでさえ日々の生活費でカツカツなのにそんな余裕もないしな。

だから俺は毎年我が家に来るクソガキ共をこういって追い払っている。

「てめぇらにやるお菓子なんてねぇよ、バーカ。他んとこまわれや。」

言い放ったあと、すぐにドアを閉める。ドアの外からは子供たちの不満の声が聞こえ、チャイムも乱打されてうるさい。でも、時間がたつとじきに離れていく。

ピンポーン

ピンポーン

ピンポーン

ピンポーン

ピンポーン



ふぅ、静まったか。

俺は安堵した。これで今年は乗り切れた、と。


未完

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