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時空魔法で異世界と地球を行ったり来たり  作者: かつ
王国の危機編
434/438

424.ダンジョンマスター

第三巻が発売中です~。

「とらのあな」購入特典でもらえるオマケは、けっこうすごい感じらしいです。


 オラクルちゃんの事は気になるのだが、

 日の出の塔の変化も気になるので、

 少し調べてみることにした。


 まずは、目の前で踊っているゴブリンだ。


┌─<ステータス>─

│種族:ゴブリン

│状態:レベル強化、踊り強化

│レベル:20

│HP:453

│MP:344

│力:44 耐久:31

│技:45 魔力:34

│スキル

│ 踊り2

└─────────


 何だこれ!?

 この階のゴブリンのレベルは、もっと低かったはずだ。

 そして、もっと気になるのは、

 状態の『レベル強化』『踊り強化』と、スキルの『踊り』だ。


 レベルの上昇は『レベル強化』のせい?

 スキルの『踊り』は『踊り強化』のせい?

 そもそも、なんで強化されてるんだ?



「兄ちゃん。あれ、やっつけないの?」

「ん?

 アヤが戦ってみるか?」


「うん!」


 アヤは、ゴブリンに向かって突撃していった。


 しかし!

 アヤの初撃は、ゴブリンの【回避の踊り】によって避けられてしまった。


「私の攻撃を避けるとは、生意気な!」


 しかし、アヤの2撃目がゴブリンの急所に命中。


『あー!』

 ゴブリンは、汚い叫びを上げながら、動かなくなった。



 コロコロコロ。


 ん?

 何かが転がってきた。


 拾い上げてみると、それは……。

 魔石だった。


┌─<鑑定>────

│【踊り強化魔石】

│踊りスキルを上昇させる魔石。

│ただし、無性に踊りたくなってしまう。

│レア度:★★★★

└─────────


 なるほど、あの踊りスキルは、この魔石のせいか。


「兄ちゃん。その魔石、何だったの?」

「【踊り強化の魔石】だってさ、踊りスキルが上昇する」


「え? いいじゃんそれ。

 私にちょうだい!」

「いいよ」


 アヤに渡してやった。

 あのまま持っていたら、俺が踊りたくなってしまうところだったしね。



「やった! 兄ちゃん、さんきゅー」


 アヤは、喜びの舞を踊り始めた。

 魔石の効果てきめんだな。




 妹の踊りを見ながらのダンジョン攻略も乙なもので、

 変わった動きをする敵がいないかを探して倒しまわっていた。


 アヤが戦いたいと言うので、戦闘は全部任せておいた。


 状況としては、

 普通の敵に混じって、たまに動きのおかしい奴が混じっている感じで、

 走り回っている奴、寝てる奴、妙なプロレスごっこをしてる奴など、

 千差万別だ。


 そして、そういう奴は必ずレベルが高く、

 さらに、珍しい魔石を持っていた。


 集まった珍しい魔石は、こんな感じだ。

【短距離走の魔石】、【長距離走の魔石】、【商売繁盛魔石】、【家内安全魔石】、

【子宝魔石】、【縁結び魔石】、【胃腸強化魔石】、【安眠魔石】。


 なんか、変な魔石ばっかりだ。

【長距離走の魔石】に化粧が落ちない効果が追加されているのはなぜ?、



 日の出の塔に何かしらの変化があるのは確かなようだ。


 俺たちは、調査をいったん中止した。



 そしてアヤを、冒険者ギルドへ報告に行かせ、

 俺は、オラクルちゃんのところへ行ってみることにした。


-----


 俺は1人で、日の出の塔60階にやってきた。


「おーい、オラクルちゃん。いるか?」

「あ、セイジー!」


 オラクルちゃんいた!

 情報のマナ結晶の裏で、何かしている。


「何やってるんだ?」

「ごめん。今手が離せない。

 塔の制御システムが暴走してしまってて……」


「暴走?」

「塔の地下から、よく分からないエネルギーが流れ込んでて、

 そのせいで、一部の魔物が凶暴化してるのよ。

 ダンジョンマスターとして、いろいろ手をつくしているんだけど、

 どうにもならなくって……」


 オラクルちゃんは、ダンジョンマスターだったのか!


「手を貸そうか?」

「ありがとう!

 じゃあ、地下4階を見てきて」


 地下4階……大地のゴーレムと戦った場所か。


-----


 瞬間移動で地下4階へ行ってみると、

 だだっ広い半球の空間が広がっていた。


「何もいないじゃないか」


 てっきり凶暴なボスモンスターでもいるのかと思ったのに。



 キン!


 ん?

 何か甲高い音が聞こえた。何だろう?

 やっぱり何かいるのか?



 音のした方へ行ってみると……。


 小さい透明なスライムたちだった。


 そいつらは5匹で、

 壁から湧き出ているキラキラ光る何かを奪い合っていた。


┌─<ステータス>─

│種族:ダイヤモンドスライム

│状態:レベル強化

│レベル:75

│HP: 358

│MP:3908

│力:   37 耐久:1789

│技:1804 魔力: 391

│スキル

│ 土4、光2

└─────────


 レベルがけっこう高い。

 そして、耐久と技の高さが異常だ!

 その割にHPや力が、かなり低い。


 オラクルちゃんから頼まれているからなあ~、

 倒すか!



 キン!


 完全にスキを突き、名刀マサムネの一撃が命中したにもかかわらず、

 スライムの体の表面で、攻撃が弾かれてしまった。


 何という硬さだ。

 さすがダイヤモンド。



『『びきー!!』』


 スライムたちは、いきなり襲ってきた俺に気がつき、

 5匹バラバラに逃げ回った。


「待てー!」


 追いかける俺、逃げるスライム。


 一部のステータスは負けているが、俺には魔法がある。

【時空魔法】、【肉体強化魔法】、【風の魔法】、【土の魔法】などを駆使して、

 なんとか1匹のスライムに追いつく。


 そして、スライムを攻撃する瞬間、

 刀に魔力を込めて、切れ味をアップさせる。


 スパッ!


 10㌢ほどの小さなスライムは、

 名刀マサムネの攻撃によって、真っ二つになった。


『レベルが96に上がりました』


 お! レベルアップだ!


 コレは、もしかして……。



 スパッ!


『レベルが97に上がりました』


 2匹目のダイヤモンドスライムを倒すと、

 またレベルが上った。


 もしかして、

1匹倒すごとにレベル+1なのか!?



 スパッ!

『レベルが98に上がりました』

 スパッ!

『レベルが99に上がりました』


 コ、コレは!!?



 最後の1匹!!!


「……」


 ……あれ?

 最後の1匹だけレベルが上がらなかった。



 も、もしかして……。


 レベルカンスト?



 そして、レベル99になって呆然としている俺の周りには、

 直径5㌢ほどのダイヤモンドが10個、散らばっていた。


ご感想お待ちしております。


※これからちょっと、「とらのあな」へ買いにいってきます。


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