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時空魔法で異世界と地球を行ったり来たり  作者: かつ
悪魔族討伐編
327/438

317.悪魔族強襲部隊

 土曜日、

 今日はとうとう『悪魔族の街』に乗り込む日だ。


 俺は朝一番に、マサムネさんに預けておいた刀を受け取りに行った。



「来たか、刀は出来ておるぞ」


 そういってマサムネさんから受け取った刀は、

 黒くて美しい刀だった。


┌─<鑑定>────

│【黒帯刀】

│刀術を認められた証となる刀

│使用者の癖を吸収し、強くなる

│能力:【刃風】の威力上昇、

│   属性を持つ魔物への攻撃力上昇

│   込めた魔力をれ味に変換

│レア度:★★★★★

│試練:

│ 風の精霊と契約 0/1

│ 水の精霊と契約 0/1

│ 土の精霊と契約 1/1

│ 火の精霊と契約 0/1

└─────────


 お、新しい能力が追加されてる。


 魔力をれ味に変換させるのか、

 すっごいれそう!



「そして、これでこの刀は完成じゃ、

 大事にするんじゃぞ」


 マサムネさんは、そう言ってきた。


「え?

 まだ試練が続いてますよね?」


 精霊と契約、

 面倒くさそうだけど、やってやれないことはない。



「お主、刀の試練を鑑定することが出来るのか!?」


「一般の人には無理そうな試練ですけど、

 俺なら、たぶんクリア出来ると思いますよ」


 俺がそう言うと、マサムネさんの目がキランと光った。


「そうか! クリアできそうなのか!

 今まで誰も、これ以上の試練をクリアできてない。

 次の段階がどんなものになるか、楽しみじゃわい」


 マサムネさんは、そういうと、

 「ケタケタ」と大声で笑って、

 俺の背中をバンバン叩いてきやがった。

 痛いって!


~~~~~~~~~~


 俺は、家に戻ってアヤ、エレナ、ヒルダ、舞衣さんを連れて、リルラの所へやって来た。


 ちなみに、百合恵さんにはまだ説明をしていなくて、自宅に待機してもらっている。



「セイジ、よく来た。

 ついに悪魔族との決戦の時。

 ともに、生きて帰ろうぞ!」


 リルラは緊張しているのかな?



「ところで、今日一緒にいくメンバーは決まったのか?」


「ええ、

 先ずは、ライルゲバルトお父様」


 え? アイツも来るの?

 足手まといなんですけど……。


「次に、

 ロンド・ウォーセスター殿」


 黄金鎧のロンドか、

 アイツもそんなに強くないよね?

 まあ、ライルゲバルトよりはマシだけど。


「次に、

 魔族側からブンミー殿」


 リルラは魔族側にも話を通してたのか。

 まあ、ブンミーさんはそこそこ強いから、

 前の2人よりは使えるだろう。


「後は、

 ロンド殿のおともとして、レイチェル、ミーシャ、

 ブンミー殿のおともとして、カサンドラ、

 以上が今回の参加者だ。」


 魔法使い部隊が全員集合か。



「ところで、とうの本人たちはどこにいるんだ?」


「それぞれの街で準備を整えて待機しているが?」


 俺が送り迎えするのね……。

 まあ、仕方ないけど。



 俺は、何往復もして、参加者を全員リルラの屋敷に連れて来た。


「セイジ様、お疲れ様です」


 参加者を集めるだけで、すっごい気疲れしてしまったが、エレナが気遣ってくれたおかげで、なんとか気力が回復した。



「おい、セイジ。

 ブンミー殿と話がしたいから通訳をしろ」


 ライルゲバルトが、偉そうに命令してきた。


「通訳代、1億万ゴールドよこせ!」

「くっ、この金の亡者め!」


 バカか、

 お前は『億万』なんて単位をしっているのか?

 俺が「嫌だ」と言ってることを、こいつは理解できてないらしい。



 仕方ないので、俺はブンミーさんに【言語一時習得の魔石+2】を渡して【ドレアドス共通語】を習得してもらった。



「ライルゲバルト、これで話せるだろ。

 ブンミーさんとは直接話せ」

「お、おう」


 あれ? ライルゲバルトの様子が少し変だ。

 ブンミーさんと話をしているのだが、

 なぜかおっかなびっくりな様子だ。


 ははーん、ライルゲバルトの奴、

 魔族のブンミーさんが怖いんだな。


----------


 さて、全員がそろって話もできる状態になったので、

 作戦会議が始まった。



 俺は、悪魔族の街に飛ばしている複数の【追跡用ビーコン】の映像をみんなに見せて、状況を説明した。



「問題は、『収容所』だな、

 彼らを人質にとられると手が出せなくなってしまう。

 先ずは、そこからなんとかしないと」


「あ!」


 ブンミーさんが映像を見ていて、思わず声を上げた。

 少人数だが、魔族も奴隷として働かされているのが見えたのだ。


 悪魔族がここまで奴隷好きだったとは……。




 作戦会議は進み、やっと作戦内容が決定した。


 収容所はA,B,Cの3箇所。

 Aは一番大きく、魔族も捕まっている場所だ。

 B,Cは人族のみ収容されているが、場所が離れている。


 先ずは、この3箇所の人質を救出し、

 その後、戦いを開始する作戦だ。



「では、

 Aはブンミーさん、カサンドラさん、ヒルダの3人

 Bはアヤ、Cは舞衣さん。

 それぞれ【透明化】で姿を消しながら潜入する。

 みなさんいいですね?」


「セイジ殿、アヤさんや、その小さな娘を一人で行かせて大丈夫なのか?」


 ロンドがを唱える。


「ロンド、

 アヤや舞衣さんは、お前よりずっと強いぞ?」


 まあ、俺が【瞬間移動】で人質を助けだすまで守れればいいだけだし、大丈夫だ。



「では、俺が、

 アヤさんの為に『囮役おとりやく』を買って出よう」


 ロンドは、アヤにいいところを見せたくて、変なことを言い出した。

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