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時空魔法で異世界と地球を行ったり来たり  作者: かつ
戦争解決編
115/438

106.ゴブリンキングの行方


「い、一緒に寝てもいいか?」


 祝勝会も終わり、俺がイケブの街の宿屋の自分の部屋でくつろいでいると。

 リルラが夜這いをかけてきた。


「悪いけど、今日はこれから出かけるから、ダメだ」

「これから? こんな時間から何処へ行くのだ?」

「ちょっと野暮用だ」

「そ、そうか……」


 俺は、これからゴブリンキングの居場所を、探しに行く予定なのだ。

 リルラにキングの事を話したら、またビビってしまいかねないので、言わずにいた。



 とは言っても、リルラは今回の戦闘で、かなりレベルアップしている。


┌─<ステータス>─

│名前:リルラ・ライルゲバルト

│職業:姫騎士

│レベル:25

│HP:1454

│MP:758

│力:113 耐久:118

│技:97 魔力:85

│スキル

│【光の魔法】(Lv2)

│【肉体強化魔法】(Lv3)

│【剣術】(Lv4)

│【盾術】(Lv4)

└─────────


 レベルが25に上がって、光の魔法、剣術、盾術が軒並み上がっている。

 闘技大会の時は、まだ肉体強化魔法を覚えていなかったが、あの後で覚えたのだろう。


 しかし―

 『職業:姫騎士』ってなんだよ!

 姫でも無いし、馬にも乗ってないし!


 『姫騎士』とは、きっと概念的なものなのだろう。


 前は『職業:貴族令嬢』だったはずなのに、何時変わったのだろう?



 ついでに―

 俺のレベルは38、エレナは29になっていた。


 エレナは更に、肉体強化魔法がレベル3に、氷の魔法がなんと、レベル5になっていた!



 なにか言いたげなリルラを、自分の部屋に送り届けた後。

 俺は1人で、夜の森へと向かった。


~~~~~~~~~~


 まずは、【瞬間移動】で『スカベ村』に飛び、そこから東に目指して、夜の森を【電光石火】で駆け抜けていた。


 しかし、その森には、ゴブリンもオークも、ほとんど居ない。


 結局、『ニッポの街』の近くまで来てしまったが、ゴブリンキングは見つからなかった。


 しかし、馬車で4日程もかかる道のりを、4時間程で踏破してしまった。【電光石火】恐るべし。MPは、モリモリ減るけど……


 俺は、一旦『スカベ村』に戻って、他の方角も調べた。

 結局、北も西も、合計4時間ほど調査したが、見つからず。


 『スカベ村』の周辺を諦め、『イケブの街』に戻って、そこから西の方角を調べた。



 夜が薄っすら開けようとしていた時。

 俺は、ついに見つけた。


 ゴブリンキングだ!



 他にも、

 プリンス1匹、

 ジェネラル100匹、

 ホブゴブリン1000匹、

 通常のゴブリンは1万匹ほども居る!


 流石、キングが率いる部隊だけあって、数が半端ない。

 『シンジュの街』に集結している軍と、直接やりあえるほどの戦力だ。



 しかし、何故こんなところにいるんだ?

 これまでゴブリンプリンス率いる部隊は、二回とも北から攻めてきていた。

 つまり、ゴブリン達の住処は北にあるはず。


 キングの部隊も北から来たのだとしたら、この場所を通って、何処に向かっているのだろう?

 ゴブリンキングの意図がわからない。



 俺は、【夜陰】を使ってゴブリンキングに近づいた。


 キングは、デカかった!!

 三階建てのビルくらいの大きさだ。


 今なら殺れそうだったが、嫌な予感がするので止めておいた。


 こっそりと、キングに【追跡用ビーコン】を付けて、俺は帰還した。


~~~~~~~~~~


 イケブの宿屋に戻ると―


 なぜか、俺の部屋のベッドで、エレナとリルラが抱き合って寝ていた。

 この二人は、いったいナニをしているんだ?


 しかたがないので、寝袋を出して床で寝ることにした。

 ていうか、眠いんだよ。



 ちょっとだけウトウトしたと思ったら、誰かが俺のほっぺをつんつんして来やがった。


「何時帰ってきたんだ、こんな場所で幸せそうな顔で寝て」


 ん? 誰だ? 眠いからほっておいてくれよ。


「どうせ、遅くまで女遊びでもしていたのだろう。そんなに胸の大きな女がいいのか?」


 何を言っているんだ? 誰だか知らんが、静かに寝かせておいてくれよ。


「私だって、寄せて上げれば……」


「あー! うるさいな!」


 俺が、文句を言いながら、目を開けて見ると―


 リルラが、自分の胸をモミモミしながら、驚いて目が点になっていた。


「あ、セ、セイジ…… お、お、起きて、いたのか!?」

「もう、眠いんだから静かにしてくれよ」

「あ、あ…… ふん! 女遊びなんぞしてるから、こんな目に合うのだ」


「女遊び? そんなコトするわけ無いだろ。俺は一晩中、ゴブリンキングの捜索をしていたんだよ!」

「え? ゴブリンキング!?」


「ああ、そうだよ。見つけたが、この街には向かってないみたいだから、大丈夫だぞ」

「そ、そうか、それは良かった。胸の大きな女と遊んでいたのではないのだな?」

「なんだそれ?」


 リルラは、ゴブリンキングの危険が無いと知ったからか、ほっと胸を撫で下ろしていた。


やっとキング登場です。


ご感想お待ちしております。

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