悪魔でもすき焼きがお好き?
ミュゼとアドルフは無事メゾン・マカイへと帰還した。
数日後に桃太郎の衣装がほぼ引き剥がされた状態のカミュも無事?帰ってきた。
カミュはゲッソリと痩せ細っていた。
「ミュゼ、、、、あいつの、、、性癖は、、、、恐ろしかった、、、」
手足には縛られた後が残っており。
「うむうむ、もう喋るでないカミュよ、、、」
「さぞ怖い目にあわされたんでしょうね、可哀想に。」
ボリボリボリ、、、、
「ってぇ~~~~お前等お菓子食べながら言うセリフかぁ~~~~~っ!!」
カミュが荒くれた。
まぁ無理もない、椅子に縛られた挙句、大人の玩具の試しをされたのだから。
(以下妄想でお願いします)
「だってー、無事帰ってこれたのじゃから良いでわないか」
「そうですよ、健康あっての人生ですし」
カミュはもう諦めるしかなかった。
むしろミュゼを救えたのが唯一の救いで、正直それだけでも誇らしく満足していたのだった。
「それよりなんじゃ?あの魔法少女という奴わ、、、」
「たしかハンナと言ってましたね。」
「うむ、ここ、足立区の守護神とも言っておったのぉ」
「東京には23区あります、、、、」
「「、、、てことわ、、、」」
二人は想像しただけで寒気がした。
「でもあいつ、俺を桃太郎と勘違いしたままだったぜ?桃太郎って本当にいたんだな、サタン様も言ってたけど何者なんだ。」
部屋の空気がただただ重くなるばかりだった。
この流れを変えるかのようにアドルフが
「あ、そうそう!お腹も空いてきた事ですし、今日はすき焼きにしません?」
「「おぉ~~~!」」
「賛成じゃ」
「すき焼き食べて~~」
二人の目が黄金の様に輝いていた。
その二人の光景があまりにも可愛らしかったのでアドルフは少しの幸福感に浸った。
「それでは、近くのスーパーで材料買ってきますね。ミュゼ様とカミュはお鍋の準備していてください。」
「「はぁ~~い!」」
こういう時の子供は分かりやすい。
正直になるのが愛おしい。
そう思いながらアドルフは上着を羽織りスーパーへと向かった。
が、その途中アドルフは何かを察していた。
「で、ここまで付けて来て一体何が目的です?」
玄関を出て暫く歩いた所でアドルフが独り言の様に呟いた。
するとフウッ、とアドルフの背後から煙がたち
「よく分かったな貴様、確かアドルフと言ったな。先日は見事であった。正直私もこの身が危険に感じたのは久しぶりよ」
「あの時とは随分と雰囲気変わりましたねハンナさん。女性の演技力は怖いものですね。」
アドルフの背中に鋭い何か刃物みたいなのが突きつけてある為、下手に身動きとる事が出来ないでいた。
「まぁそんな事はどうでもよい、言え、何故悪魔が地球に来た理由を」
「理由?そんな事、魔法少女さんなら分かっている事じゃないのですか?そもそも若い方の姿が本当の姿なのですね、安心しました。」
するとハンナは肩で笑い出し
「あの姿はあくまで周りに上手くとけこむ為の姿だからな。まー、そんな事は今はどうで良い、ではまず貴様から始末させてもらおう。後であの小娘から力ずくで聞き出せば良い事だからな。」
ハンナは右手を振り上げた、
「くっ、、、」
だがハンナの右手がアドルフの背中に来る事はなかった。
まるで操り人形の様に動けずにいた。
「きっ、貴様、何をしたっっ」
アドルフはゆっくりと振り向いた
その眼は燃え盛る炎の様に深紅に輝いていた。
「私もこのままミュゼ様を置いて去る訳にはいかないのですよ。」
今までに見た事のないアドルフから放たれる脅威の力にハンナは動けずにいた。
「くくくっ、私以上に貴様の方が演技者だな。」
「はい、流石にこの力を使ったのは久しぶりで、勿論ミュゼ様は知りません。」
深紅の眼で不敵に笑うアドルフからは殺気しか見えなかった。
「ここでやります(戦い)?ハンナさんも吹っ飛びますしこの地球も吹っ飛びますけどね。」
「それはどおかな?私は吹っ飛ぶかも知れぬが、他の区域の魔法少女の中には私より遥かに上回る戦闘力を持っている者がいる。いずれ貴様等はそいつ等の手によって滅びるだろうがな。」
すると少し間を置いてからアドルフの魔力が弱まっていく事に気づいた。
「貴様、何のつもりだ?」
「ふぅー、、、、まぁこのままでいてもお互い相打ちって事になります。そうするとミュゼ様を困らせてしまうかもしれません。お互いここは早まっても仕方ないでしょう。」
もう既にアドルフからの殺気高き魔力は放出されていなかった。
「そ、、そうだな、、、ここでなにも決着をつけなくても良いだろう。(くそぅ、今のは明らかに殺られてたのは私だ、、、)」
そこでアドルフは思いもよらない事を口にしてきた。
「所でハンナさん、お料理は得意ですか?」
「は、、、はひ?」
突然の質問に思わず噛んでしまった
「あ、いや、その、まー、、、一応女の子だし?得意は得意よ?何よ、いきなりっ」
するとアドルフは満面な笑みで
「いやー、丁度良かったです。今ので無駄に魔力を使い込んでしまいましたので、私一人であの二人分の料理を用意するとがしんどくてねー、ハンナさんに手伝って貰おうと思いまして。」
「、、、、、??え?えぇぇぇぇぇぇっっっ!?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「でー、何故魔法少女のこやつが家で一緒にすき焼きを食べるのじゃ?」
「一応手伝って貰った御礼なのですが、駄目でしょうか?」
「お、俺は全然良いぜっ!?」
「まー、儂はすき焼きが食べれればそれでよいからのう。」
因みに普段のカミュなのでハンナには桃太郎だという事は気づかれていないらしい。
「ちょっ、ちょっと待ってよー!まだ私自身が食べるっていってないじゃない!!」
ハンナの言葉に皆耳をかさず鍋の準備が始まっていた。
「これこれ、魔法少女のお主もそこでボーッとつったってないで手伝いたまえ。」
「あ、うん、ちょっとまって。ってー!それを先に入れちゃダメじゃない!ちゃんと順番ってのがあるんだからっ!」
「ならお主がやれば良いではないかっ!」
「そうだぞ!いちいちうるせーなー」
「こらこら、ミュゼ様、カミュ、一応お客様なのでもっと丁重にもてなしてあげてください。」
「あのねー、貴方達、よくそれですき焼きなんて言えたわね!まるでドブ沼の様だわ、、、バランスが滅茶苦茶だし、逆に尊敬に値するわ。」
「、、、ハンナ様、、、、それは味をみてから言ってください、、、」
「あーあ、あいつ、アドルフを怒らせたみたいだぞっ!ミュゼ!一先ず逃げるぞ!」
「えーお腹空いたのじゃー!すき焼きすき焼き!」
あらあら~、、、
今夜は悪魔と魔法少女が仲良くすき焼きで鍋を囲んだそうですよ?
約1週間ぶりの投稿となりました。
果たしてこの地球で最強はいったい誰なんだっ
と言う人も多数出てきたのですが、それは私にも分かりません。
やはり上には上が居るというものでなかなかこれが最強!っと言う確信はまだまだ付けないところであります。
まー魔法少女も現れて中二要素が増えてきたのでやっと本来の悪魔様がこれから先書けそうな気がします。
話は変わりますが、カウントダウンジャパンは31日に行こうと思うのですが早く出演するアーティストを発表して欲しいものです。
(切実)
ではこのへんで。
おかぴ先生




