桃太郎再臨?
「貴方達を排除しますねっ♡」
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から、なんだかんだミュゼは鏡の席に通されていた。
「ハンナよ、これはいったい何のつもりじゃ?」
ミュゼは疑いつつもハンナの言うとおりにカットクロスを着せられていた。
「いやねぇーミュゼちゃん前髪が気になるからここへ来たんでしょ?」
「いや、そ、それはそうなのじゃが、、、」
と、そこへいても立っても入れなくなったアドルフが
「お前は何を企んでいるとミュゼ様はいいたいのだ。排除する者の前髪を切って何の特になるのだ?」
すると少し不思議な質問をされたかの様にハンナが
「へ?だって私に負けて後で前髪がぁぁっっ!て言い訳されても嫌でしょ?だから別にこれ位いいわよ。」
と言いながらミュゼの前髪をスプレーで濡らし始めた。
アドルフはミュゼの耳元で
(ミュゼ様、この人完全に私達を舐めきってますね、、、)
(まぁ良いではないかアドルフよ、今は本当に前髪がうっとおしいのじゃ、今はコヤツに従おうじゃないか)
するとハンナはハサミを持ち出しミュゼの前へと構えた。
それと同時にアドルフも構えの姿勢に入った。
が、、、
ジョキ、、ジョキ、、、ジョキ、、、、
まぁ、いとも簡単にミュゼの前髪を切り始めた。
「やっぱりミュゼちゃんて可愛いわね~顔は全面に出してなきゃ損損っ!」
「あ、こらっ!切り過ぎではないかっ!?」
「へ?そお?ちょっとオデコが出てる位が可愛いわよ?前髪何て直ぐに伸びるものだしね~」
これから戦おうとしている者が何を企んでいる。とアドルフは警戒を説かずに構えたままだった。
「で~きた~♪」
ハンナは思い通りの前髪が出来て満足そうだった。
「ミュ、、、ミュ、、、、ミュゼさまぁぁぁぁぁぁはうあっっっっっ!!!」
突然のアドルフの発狂。
そして膝から崩れ落ちた。
「ど、ど、どうしたのじゃっアドルフよ?」
「ミュ、ミュゼ様、、、その、、前髪は、、、、可愛過ぎます、、、」
「いや、アドルフよ、涙ながらに言っても全然説得力がないのじゃが、、と言うより気持ちが悪いぞ、、、」
ハンナも自然とアドルフを慰めにかかった。
「よーしよしよし、可愛いよねー私のセンスが良過ぎるからねぇー。」
「はい、、、ハンナさんを疑った自分が悪かったです、、、」
、、、、、、
暫し沈黙、、、、、
するとハンナが思い出したかの様に。
「そうそう!ミュゼちゃんの前髪もスッキリした事だしっ!始めますかっっーー」
の声と同時に異様なオーラを放った。
「な、何という凄いパワーじゃっ、魔界でもそうそう居ないぞっ!」
「くっっ、ミュゼ様、流石に私も踏ん張りが効かないかもしれないですっ」
凄い熱気にミュゼとアドルフはその場に踏ん張るのでせいいっぱいだった。
異様なオーラは、ハンナの右腕に集中していた。
みるみるうちに強大となり、やがて右腕にまとわりつくオーラがクレイモアとなって形を変えた。
「私の、聖・クレセントムーンは誰にもとめられないっ!いっくよ~んっ!」
その瞬間だった、、、
光の早さの如く、ハンナはアドルフの背後にまわった。
右手を高々と上げ勝利を確信した笑みになっていた。
「くっ、しまった!」
「アドルフーーーーっっ!!」
「またれぇぇーいっ!!」
と、その時、入り口のドアが開き背中に長刀を背負った武士?がそこに居た。
ミュゼとアドルフはそれが誰なのかは直に分かった。
「カミューっ!良い所にきたのじゃ!」
「俺が発明した守護神レーダーに反応があったから来てみたらこういう事だったのか!もう少しだけ遅れればアドルフはまんまとやられてたのにっ!チクショー!」
「何でそこで悔しがるのですか、、、それが無ければ私も尊敬していたのかもしれないのに。」
と言いつつアドルフはどことなく嬉しそうだった。
だが二人は何故か疑問に思った。
、、、、
『何で桃太郎の格好なんだよっ!!』
「へ?何故かこの衣装が落ち着くんだよね~」
カミュは何故か褒めてないのに頭をかきながら照れ出した。
シューーッッ!!
何故かここでハンナが右腕のクレイモアを解除した。
「な、、何で、、桃太郎様が、ここへ、、、」
、、、、、!?
「桃太郎様っ!!やっと見つけましたわ!」
えと、、、、サタンの他に騙された輩がもう一人ここにいた、、、
ハンナは桃太郎に成りすましたカミュに抱きついた。
「え?、、、、え?、、、グヘヘヘヘ///」
カミュの顔がデレデレになっていたが二人はお構いなしに。
(ミュゼ様、、、)
(うむ、分かっておる、、、)
「ハンナよ、そやつを解放してほしくば一先ず我々を見逃すがよい!」
「な、何言ってやがんだミュゼっ!」
そしてミュゼはカミュに謎のウインクをした。
(後で好きなだけお前の好きなアイスを奢ってやるから今は儂のゆうとおりにせい。)
カミュ的解釈
(な、なにっ?ここで上手く手柄にしたらミュゼと結婚出来るだと?う、うし、やってやるか!)
カミュは間違えて解釈したが親指を突き出しミュゼに合図した。
お互いに交渉成立!
「は、ハンナよっ、、俺は鬼退治から帰ってきたばかりで疲れた、、戦いは後にしてくれないか?」
「桃太郎様っ!まだ鬼退治なんて、、、私があんな魔族など容易く血の海にして差し上げますのに。」
それは困る、と3人は生唾を飲んだ。
「い、いや、お前にばかり手柄を取らせるわけにはいかないよっ、さっ、美味いお茶でもいれとくれっ」
「ま~っ、桃太郎様ったら♡」
ふと二人の存在を思い出したかの様に。
「貴方達、今日の所は見逃してあげるわ。その代わり、次に私が本気を出した時が終わりの時よ。覚えてなさいっ!」
そういってハンナは桃太郎を連れて奥の部屋へと向った。
「カミュ、、、、格好良かったぞっ!」
ミュゼはそう言って大きく手を振った。
カミュは意味も分からず笑顔で手を振り返した。
これからの恐怖が待ち受けてるとも知らずに、、、
最近調子良いです、おかぴ先生です。
周りの事がバタバタし過ぎて泣きそうだったのを堪えてここまで我慢して来ました。
そしてようやく落ち着いたのでまた頻繁に書けると思います。
そして個人的な話になるのですが明々後日から熱海旅行に行ってきます。
こういうのって行った時より行く前のワクワク感がたまりませんよねぇ~グヒヒヒッ、、、
と言っても、行く先の旅館は混浴風呂じゃないそうなので残念過ぎます(泣)
でもサンビーチのライトアップが綺麗だとかで、何だかんだとゆっくり来てきますね。
っと言いつつ熱海にいっても小説は書き続けると思いますので、来週も楽しみにして頂けると幸いです。
同時に『猫になる日』も新連載致しましたのでそちらもお時間ある時にでも読んでみて下さい。
僕にしては珍しいリアルな作品になってると思いますので。
ではではまた長くなりましたがこの辺で。
おかぴ先生




