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あくまで悪魔さま。  作者: おかぴ先生
10/18

あくまでも新たな日常?

 魔王サタンが桃太郎カミュを魔界に連れて帰り1週間がたった、、、

その後、魔界の状況は全く分からなかったがミュゼとアドルフにとってそんな事はどうでもよかった。


ただただ日本での暮らしを満喫さえ出来ればそれで良かったのだ。


、、、


いえ、日本侵略の為の準備が出来ればそれで良かったのだ。



、、、



それだけで良かったのだが、、、



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そしてとある朝の出来事、、、




ガンガンガン!


「んーー、、、」


ドンドンドンドン!


「んー、、んーー、、、」


ガツガツガツガツ!


どこからともなく聞こえてくる雑音に耐え切れなくなった幼き魔王は猛烈な勢いで布団から起き上がった。

「うぉーーっっ!アドルフっ!アドルフはおらぬかっ!」


台所で朝ごはんの準備をしていたアドルフが顔をだす。


「ミュゼ様おはようございま~す~今日も小鳥のさえずりに~天使の目覚めに1杯の~ロイヤルミルクをミュゼ様にぃ~、何てっメルヘンなんでしょう♪(ミュージカル口調)」


最近魔王を魔界に帰らせた優越感でアドルフはご機嫌が良いらしいのでウザ度メーターマックスになっていた。


「朝からウザキャラ全開じゃの、これの何処が小鳥のさえずりじゃ!どう聞いても金槌などで壁を叩いてる音ではないか!」

「そうですか?私は常にミュゼ様の事しか考えてない故、そんな雑音など屁でもございません。」

「お前が良くても儂には不快過ぎる音なのじゃ!ってアドルフが屁と言う言葉を使うのは珍しいのぉ?」

「そうですか?たまには使ってみようと思いまして、ヘヘへ(屁屁屁)」

「、、、(哀れむ目つき)」

「ミュゼ様、、、何か言ってくださらないと私、この重い空気に潰されてしまいそうです。」

「むしろたまには1回潰れてみたらどうじゃ?」

「ミュゼ様の手によって潰されるのであればそれも本望!」

「相変わらず調子が狂うのぉー、、、あ、それどころではないぞアドルフよ!さっきの雑音はどうやらこのアパートの隣から聞こえてきおったぞ?様子を見て参れっ!」

「分かりました、、、どうしても言うならこのイタリア製のティーカップをこのアドルフの形見として持っていてください、、、」

「アドルフよ、、、何か勘違いしてないか?」

「いえ、あの殺傷能力の高そうな雑音は下手すればそれ位の覚悟が無いと見に行けないと判断したので。」

「ま、まぁ確かにな、でもアドルフよ、、、我々、、そもそも人間では無いと言う事を忘れてはおらぬか?」


、、、、、


「はっっ!!(ついにアドルフ我に帰る)

そうでした、これが地球のやり方ですか、なんとも恐ろしい、、、マインドコントロールして魔族をも人間だと思い込ませるとは!

もう地球は危険です!早く逃げましょうミュゼ様!」


アドルフはいち早く防災頭巾を被り何やら怪しいリュックを背負い右手には懐中電灯を装備し始めた。


「うむ、お前以上に危険な奴はこの世にはおらんから安心しろ。」

「分かりました、取り敢えずイタリア製のティーカップでロイヤルミルクティーを持ってきますね?」

「形見を早速使いよった!そしてその開き直りっ!

アドルフのその鋼鉄な精神が羨ましく思うぞ、でロイヤルミルクティーは良いから取り敢えず隣の様子を見て来ぬか」


すると今までご機嫌だったアドルフがだんまりこんでしまった。


「ん?どしたのじゃ?」


ミュゼは首を傾げ何かあったのかと心配していると。


「私、幽霊とかは全然平気なのですが、人間程恐ろしい物はないと考えております。

故にあんなハンマーを振りかざすような音のする所に自ら行くのはー」

「では儂が行く!」

「なりませぬっ!それなら私が行きますぞ!」


するとミュゼがニヤつきながらアドルフに手を差し出しながら


「どーぞどーぞどーぞどーぞ!」


「はっ!!」


この時アドルフはまんまとミュゼにハメられた事を知った、しかも某お笑い芸人の18番ネタで、、、

仕方がなくアドルフはエプロンを脱ぎ捨て隣の201号室の玄関先へと向かった。




そしてわずか10分も経たずにアドルフは戻ってきた。


「お、早かったではないか!音の原因は何だったのじゃ?」


よく見るとアドルフが血の気が引いた表情をしている、基本悪魔は血の気など無いので青白いかグレー色をしているがアドルフとミュゼはその中でも地球人に近い肌白かった、悪魔にもハーフと言うものがあって悪魔界に色々なハーフがあるので肌色など珍しくはなかった。

悪魔は悪魔同士ニオイで感知する性質を持っている、そしてミュゼとアドルフがハーフな理由は後々話すとしよう。


「で?どうしたのじゃ?」

「ミュゼ様、、、、誠に言いにくいのですが、、、住処を移動した方が良さそうです」

「うむ?どう言うことじゃ?」


するとバタバタバタと勢いのある足音で何者かがこちらの202号室へ近付いてきた


「アドルフーーーーっっ!!勝負だぁぁーーーっっ!!」


「ミュゼ様、、、こう言う事です、、、」


アドルフはまだゲッソリしている


『ゲッッ!!』



そうなのです、最近隣に引っ越してきた住人はアドルフ以上にウザキャラの、、、



『アルデンテッッ!!』


「違うっ!アンデルセンだっっ!!」




そう、、、


カミュ・グーデリッヒ・アンデルセン、、


だったのです、、、







続く




 お久しぶりの投稿になりました。

決して行き詰まってたわけじゃありませんよ?

、、、、決してね(小声)


と言うわけで新たな日常が始まりました、皆さんも予想はついたかと思ったのですがカミュの登場です。


このまま地球に残すか帰らすかはミュゼとアドルフと三人でよくミーティングをした上での判断をしたいと考えております。

なんせ彼が居ると私を含め三人が疲れそうなので、、、フッ


次回には判決が下ると思いますが楽しみに待っていてくれると私も嬉しいです。



おかぴ先生

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