あくまでもぷろろーぐ
とある東京都足立区の駅から徒歩7分、
そこに家賃4万5千円の『メゾン・マカイ』と言われる安アパートがある。
ただ噂では、そこの202号室には本当の魔界と通じる扉があり夜な夜な悪魔がそこから地球の人間を食べにー
ガタンっ!ガンガンガン!
「ミュゼ様、クローゼットの扉を釘で止めておいたのでしばらくは大丈夫かと。」
「うむ、魔界に繋がる"トビラ"を塞いでおれば大丈夫であろう、なかなかゲームに集中出来んからな。」
「はい、後で私が首を吊る理由が出来ました、、、それはそうとミュゼ様はいったいいつになったら地球侵略をするおつもりですか?」
「、、、」
「ミュゼ様っ!」
「あーうるさいうるさいっ!今昨日発売のエロゲーやるのに夢中なのじゃ、3日は話かけないでくれっ、んじゃ!」
長い綺麗な黒髪にゴスロリな服装の子が画面に集中して振り向こうともしない。
(はぁーミュゼ様はどうしてこんな物にハマってしまったのだろう、本来ならこんなちっぽけな星など速攻で破壊して次の星に移るというのに、、、
我が魔界の恐怖指数が40%を満たなければ魔界が崩壊してしまう。)
頭を抱えながらアドルフ(悪魔ガーゴイル、魔界の専属召使いで幼き魔王が産まれた時からお世話をしている)は言った。
そう、魔界は今危機に陥っていた。
かろうじてこの幼き魔王の父(魔王サタン)が魔界を潤しているが立派な魔王になる為に魔王サタンがこの地球に試練として送り込んだのだ。
ただこの幼き魔王、、、
日本のヲタク文化にハマってしまったのである。
「もぅーミュゼ様っ!」
「アドルフよ、隣のコンビニでアイスとお菓子とメロンソーダを買ってきてくれたまえ」
「、、、、」
やはり幼き魔王は画面から目をそらさない。
「、、、、」
「この星の何処が良いんですか?魔界の方がよっぽど住みやすいし空気も良いじゃないですか、地獄に降ってくる人間食べ放題だしーよくこのドブ臭い星にいれますよね?」
「はぁー、、、お前は何も分かってない、この日本のアニメというやつを!見てみるがいい、この萌えと言われる美少女達を!そして何より人間の数百倍は美味い食べ物がいっぱいあるでわないかっ!」
幼き魔王はどーだと言わんばかりに美少女のフィギュアや漫画やゲームをアドルフに見せびらかす。
幼き魔王は特にツインテキャラ推しです。
「いやいや、そもそもミュゼ様は性別は女性ですよ?」
「まだ分からぬかっ、たわけめっ!この世には百合と言うのが存在しており、女性同士でも萌えな事が出来るのだぞ!」
「いや、そんな熱弁なくても、、、」
流石に熱弁して恥ずかしかったのか幼き魔王は顔を赤らめて
「いいからさっき言ったものを買ってこい!
あ、お前の好きなプリンも買って来ていいぞ!」
「はいっ、すぐに行ってきます」
そう、アドルフはプリンが大好物であり、幼き魔王の影響で少しずつですが日本の文化にハマっていってるようです。
かつて先代魔王サタンは言った。
『私を受け継ぐ強力な魔力を持った者がこの魔界に生を受ける。
その時はアドルフよ、お前に1から教育を任せる事にする。その時は頼んだぞ?
その子の名をミュゼと名付けようぞ』
ただ、その魔王サタンを受け継ぐ強力な魔族の子は、、アニメヲタクになってしまったのです、、、、
これは日本の秋葉原文化にどっぷりハマってしまった幼き魔王と先代魔王サタンの名によって幼き魔王の教育係となって地球を滅ぼしに来たはずが何故か日本に居座ってしまう悪魔のお話。
初投稿です。
まず、ご覧になって頂いた皆様に感謝申し上げます。
まだ書き始めたばかりで納得出来ない部分もあると思いますが、
駆け出し魔王ミュゼとアドルフと一緒に頑張っていきたいと思っておりますので今後の応援を宜しくお願い致します。
おかぴ先生




