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夏生詩集2

ばっかり

作者: 夏生

なんだか不安ばっかりで

なんだか落ち込んでばっかりで


下を向いてばっかりで

愚痴弱音ばっかりで

あーあ、ばっかりで


これしかない、ばっかりで

ため息ばっかりで


いいことないや、ばっかりで

ぬか喜びばっかりで


うんざりして、ばっかりで

ばっかりで、ばっかりで


ばかだった昨年の私


今年は違う、きっと違う

不安も落ち込むことも

愚痴弱音もあーあ、 も


ため息もうんざりも

あるだろうけれど


ばっかりかもしれない

けれど


だからなんだよ

それでもいいんだ

元気なら

笑顔ひとつでもできれば


たった一度でも爆笑できれば

おお、やった!とガッツポーズできれば

嘘でもぬかでもいいんだ


あーあの次はいい!かもしれないし

ため息は力抜くのに最適というし

愚痴弱音は何の足しにもならないと知ったから


先々の不安

いままで思い通りになったこと

一度もなかったじゃない

だから今考える不安なんで

妄想に過ぎない


今年は

思い切って大きく踏み出して


まぶしい初日を浴びながら

ぐんぐん元気の芽が出た正月でした


昨年は比較的良い年でしたが、その前の年まで辛かったので、思いだしながら書きました。

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