手紙
初投稿です。まだ物語に粗さが目立ちますが、読んでいただけると嬉しいです。
ジャンル的には現代ファンタジー、SF,ヒューマンドラマです。
雪が解け、凍えた空気が温かくなった日、ある妙な体験をした。
それは気味が悪くも僕の物語に心が躍る体験をくれた。
<大事な物語>
それは僕が南高校の3年生に遡る。
僕が住む田舎の町並みはお世辞にもいい街とは言えないような町、だけど一つこの街に誇れる物は日没がとてもきれいでこの街に住んでいる人々に平等に温もりと安らぎをくれる。これだけはほかの町には譲れない、ここだけでしか味わえない、この街の唯一の魅力なところだ。
窓のカーテンの隙間から太陽の暖かい日差しが僕を起こそうと急かすように顔に差し込んできて目が覚めた。
「あぁ、、、体が重い、学校に行きたくない。」
そんなことを口ずさみ学校に向かうために身支度を済ませた。
「あんた、学校に遅刻するよ!」
母の声が部屋中に響いた。
「もう朝飯食べるだけだよ」
「なら返事ぐらいしなさいよ!」
「私、今日帰ってくるの遅いから、お金置いとくから、自分で何か買って食べてなさい」
「わかったよ」
そう言い机の上にしわだらけの1000円札が二枚置かれていた。
「2000円もいらないのに、1000円でいいよ」と心の中でつぶやいていた。
うちの家は母と俺の2人で住んでいる。要するに片親家庭だ。母は自分に苦労を掛けさせないために毎日働いている。母はくたびれ、小汚い服を着ているのに僕は清潔感のある汚れが一つもない服を着ている。
そのことを考える度に自分に対して苦々しく思ってしまう。
「今日、あんた宛に手紙が届いていたわよ。あんた彼女でもいたの?」
「いや、彼女なんていないよ」
僕は少し惨めな気持ちになった。でも僕宛に手紙が届くなんておかしい。
僕は学校に友達も愚かな、しゃべる相手なんていない。僕は母を除いて、ずっと一人で人生を送って来た。
「じゃあ、私、もう仕事行っちゃうから、戸締りよろしくね。」
そう言いゆうと母は仕事先に向かてしまった。
「さて、手紙を見てみるか」
そう差出人不明の手紙に手を伸ばした。
「おはよう、信じてもらえるか分からないが、君が知る中で一番の親友だよ。
午後5時、君がお気に入りの場所で待ってるよ。」
僕はとても驚異した。僕に友達なんていない、ましてや親友なんてできたことすらない。いったい誰がこんな手紙なんて送って来たのだろう。それに僕のお気に入りの場所なんて覚えてないし、僕は甚だ疑問に思った。ふと時計に目をやると。既に家を出ている時間になっていた。すぐに部屋に戻りスクールバックを手に取り学校へ向かった。
午前8時半、いつもようにお昼ご飯を買うためにコンビニに入店して同じような顔ぶれが並ぶ日常に味気ない思いをしていた。
毎日同じような思考、行動、どれも単調で詰まらない物語を読んでいるような気分になり、鬱々とした気分になった。
そんなことを思いながら店を出た。
野焼きの匂いで立ち込めた田舎道を進み、お世辞にもお手入れされてないような木々に囲まれた家々を通り抜けた、先に僕が通う学校がある。
今日はやけに足が重い、まるで両足に重い錘をつけている感覚になった。
野焼きのにおいが香りがが制服についてしまい、さらに憂鬱なきぶんになった。
教室の扉を開け、耳をつんざき、足音と話し声が混ざり合う教室の後方の席に着いた。窓の向こうを観ながら、今日届いた手紙について考えていた。
結局手紙の送り主は誰なのか、どんな容姿をしているのか。そんなことが脳裏によぎりながら、今日の進路相談について考えていると鐘の音が学校中に響いた。
ついさっきまで、がやがやしていた教室の空気が静寂に包まれ、みんな席に着き先生が入ってくるのを待っていた。今日は進路相談の日、ここでみんなそれぞれの道を見つけ、歩み、新しい物語を描いていく。でも僕には進む道もなければ描く物語もない、何も描かれてない画用紙、僕はまだ自分の道を見つけられてない。進路相談会はどう乗り切ろうか、そんな状況が憂しく思いながら、
無慈悲にも時間が過ぎ、進路相談の時間になった。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
もし気にいていただけたら嬉しいです。
時間はかかりますが、続きも投稿します。




