表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

【何でも対応】

楠木は、山辻に対してこう言った。

「おまえ、しつこいんだよ」

言われた山辻は、いまいち納得しない素振りで残念がりながらポソッと、

「愛してるんだけどな。そんなに重い?」

楠木は迷わず強めに、

「重い。バーベル並べて世界一周できるくらいには」

それを聞いた山辻は、両の瞳を輝かせながら、

「じゃあそれくらいボクの楠木さんへの想いは、しっかり届いてるんですね♪わぁい!」

楠木は内心、憤慨した。

“コイツにはどう言っても無駄か⋯⋯”

窓の外を見ると、曇り空が一段と濃い灰色になっていく。

楠木は缶コーヒーを買いに出た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ