第28話
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エイジ 40歳 レベル98
力 S
体 A
速 S
知 A
魔 S
スキル 魔力循環 生活魔法 鑑定 身体強化
火魔法 風魔法 土魔法 水魔法
回復魔法 付与魔法
剣術 アイテムボックス テイム
槍術 索敵 気配遮断 雷魔法
認識魔法 空間魔法 体術
時間魔法 投擲 解呪魔法 解析
称号
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あれ?
何がキッカケだったんだろうか。称号の異世界人が消えてる。
原因なんて、ヤッちゃった事か結婚のどちらかだろうけど、どっちでも良い。
重要なのは、俺は異世界に居ても年を取るようになったって事だ。
家族と共に同じ時間を過ごして老いて行けるって事だ。
それは、それとして
日本に行って商品の仕入れをしないとな。
今の俺は結構貧乏なので、沢山お金を稼がないと捨てられるかもしれない。
☆
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エイジ 40歳 レベル98
力 S
体 A
速 S
知 A
魔 S
スキル 魔力循環 生活魔法 鑑定 身体強化
火魔法 風魔法 土魔法 水魔法
回復魔法 付与魔法
剣術 アイテムボックス テイム
槍術 索敵 気配遮断 雷魔法
認識魔法 空間魔法 体術
時間魔法 投擲 解呪魔法 解析
称号 異世界人
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あ!そういう事。
地球にとって、俺はもう異世界人って認識されてるのか。
地球では不老の存在になったのか。個人情報がデジタル化されて管理されてるような日本ではデメリットしか感じないけど、まぁ良いか。
俺の生活の中心は異世界になるから関係無いだろう。
今回王都で売る物はライターにしようと思う。最初の街でガンガン売ったけど、あれから結構時間が空いてる。王都でならもっと沢山売れるだろう。
俺はネットショップで大量に注文し、今回は配達日時を指定させて貰った。
次は電話だ。千秋院に研究の進み具合を聞いてみる。
「もしもし」
「どうかしたのかい?」
「いえ、研究の進み具合を確認したくて」
「はあ?あぁ、素人だから知らないのかもしれないけど、ゲノム解析は3日程度じゃどうにもならないわよ」
時差の事忘れてた。異世界で超色々あったからな。
「そっちは良いんです。わかった事が少しあるので伝えておこうと思いまして」
「どんな事でも助かるわ。教えてちょうだい」
「素材ですが、血の他に、月光草、月待草、月見草というのが必要らしいです」
「月見草は日本でも手に入るだろうけど、他のは聞いた事無いわね。調べてみるわ、ありがとう」
「また、何か有ったら連絡します」
地球には無い植物かもしれないけど、なんとか頑張って探して欲しい。
さて、次は懐かしい場所に行こうか。
今から出発して今日中に到着出来るだろうか?
☆
――父さん、母さん。久しぶり。高校を卒業してから来てないから22年ぶりかな。22年で色々有ったよ。その内20年はブラック企業で無駄な時間を過ごしてしまったけどね。今は、何故か異世界に行ってる。そこで結婚までしてしまった。嫁さんは2人なんだけど、俺よりも凄く若くて、2人とも良い子だよ。ここに連れて来るのはちょっと難しいかな。俺は嫁さん達と異世界で暮らす事を選んだから、また墓参りには来たいとは思うけど、異世界は時間の流れが違うから来れるか解らない。今は楽しく元気に暮らしてるから心配しないでくれ――
これで一段落付いたかな。
さて、家族が待つ場所に帰ろう。
☆
異世界に戻った俺はライターを売り付けに行こうとしている所をテーブラに呼び止められた。
「エイジは今日、何か予定あるのかしら」
「あぁ、商会に商品を売りに行こうと思ってるけど」
「そうなのね。あたしとクロッチで話し合ったんだけど、あたし達もっと強くなりたいと思ってるのよ」
「そ、そうなのか」
「それで魔物が多い地方を旅してみよう、って話になったのよ」
あれ?旅して強くなるって、うちの奥さんズは戦闘民族なのかな。
「な、なるほど」
「旅に必要な馬車を買おうと思うんだけど、良いかな?」
「あ、あぁ。俺は御車出来ないけど、買うのは賛成だ」
「よかった。じゃあクロッチと馬車を探しに行って来るね」
「お、おぅ。気を付けてな」
なんだろうなぁ。
俺がイメージしてた結婚生活とは掛け離れていくんだけど、まぁ良いか。
☆
商会へライターを売り込みに行くと「あなたもですか」と言われた。
事情を聞くと、俺が最初の街で売ったライターは王都まで届いて転売されていた。転売価格は1つ金貨5枚だったらしい。
王都は住んでる人の数は多いけど流石に庶民が気軽に買える値段では無く、貴族や豪商のコレクション用に流れたらしい。
これに味を占めた転売ヤーがドンドン値を上げていき、今では誰も買えない金額になってるようだ。
「私は多くの庶民に買って欲しいと思うので、商会には大銀貨5枚で販売します。勿論商品は沢山用意します」
「そ、それが本当ならとても助かります」
まったく、転売ヤーが自分から値上げするとはねぇ。売れ残ったら損するだけなんだから、売れる時に売れる金額で売れば良いのに。俺が大量に放出するから、明日からは値崩れして不良在庫になるだろうな。
俺は商会が所有する倉庫へ案内されて、ライターを10万個納品した。
商会長は俺がアイテムボックスを持っていた事よりも、自分の商会が王都で一番になれるかもしれないと歓喜していた。
俺は金貨5万枚を受け取って歓喜した。
みんなWin-Winで笑いが止まらない。
この物語はフィクションです。
実在の人物・団体・地名とは一切関係が無い訳が無い。




