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小説投稿サイトが好きすぎて小説投稿サイトを作ってしまった人のヒトリゴト  作者: 小説投稿サイトが好きすぎて小説投稿サイトを作ってしまった人
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小説投稿サイトとの最初の出会いの話。

私が小説投稿サイトの存在を知ったのは多分2012年ごろ。今から10年ほど前の話だ。


もちろんそれ以前に小説投稿サイトは存在している。


小説投稿サイトができ始めたのはインターネットが普及し始めた1990年代。魔法のiらんどを筆頭にしたレンタルスペースや5ch(当時の2ch)を筆頭とした掲示板サイトであろう。ケータイ小説や掲示板小説、それらはネット発の小説として2000年代半ばに社会現象とまでなった。


私は紙の本をメインに読んでいたのであまり気づかなかったが徐々に小説投稿サイトが認知されていた。


また、昔の私は機械音痴だった。今でこそそこそこ使えるようになったけど、昔はまともにケータイ電話を扱えないくらいで当然ながらPCの操作も苦手だった。授業などPCを扱う時間が苦痛でしかなかった。


当時の私に、「未来の私は小説投稿サイト作ったよ」とか言っても絶対に信じないだろう。タイピング速度もへっぽこだったし、インターネットも面倒くさくほとんど繋がらず、物理的な世界を好んでいた。


なのでいくら社会現象といえどわざわざ小説投稿サイトにいくこともなかった。



機械音痴だった私が今のようにPCを使うように、使えるようになったのは、とある先輩との出会いがきっかけだ。その先輩はいわゆるオタクでニコニコ動画の文化をよく知っていた。色々な動画を紹介してもらい、その結果、歌ってみたやゲーム実況動画、ボーカロイドにハマった。ホラーフリゲなんかも好きになった。今でいう沼にハマったのだ。


見るだけではなくて作る側にもなってみた。先輩からMAD動画の作りかたを教えられて編集技術を勉強した。それでPCスキルがメキメキと上がった。それでようやく人並み以上に使えるようになったし苦手意識も少なくなった。



色々と思うところはあるけれども、今となっては沼に引き摺り込んでくれた先輩に感謝している。多分このことがなければPCに苦手意識を持ったままだったし、プログラミングすることもなく、小説投稿サイトでデータ分析やWebサービス作り、はたまた小説投稿サイトなど作ることはあり得なかっただろう。今の私が存在しているのはその先輩のおかげだと思う。



人生何が糧になるかわからない。




さて話がずれたけど、私が1番最初に小説投稿サイトに足を踏み入れたのが、PCスキルを手に入れてインターネットに頻繁に出入りし始めたこの頃だ。


きっかけは確か大学の同期から。その同期も読書が好きで色々とおすすめ本など紹介しあっていた。そんな同期から小説投稿サイトのことを聞いたのだ。


あまりよく覚えていないが、多分小説家になろうではなかったと思う。時期的にアルカディアだったのかなとは思うが確証はない。アクセスはしたと思うけどパラパラとサイトを見て、登録することなく終わったのであまり記憶に残っていない。


紙の本が好きだった私はPCで読む物語にそこまで興味が湧かなかったのが理由だ。あとはニコニコ動画の方で活動する方を優先していたのもある。



そんなわけで私の小説投稿サイトの最初の出会いはそっけなく終わった。

先輩が居なかったらどうなってただろ、投稿サイトに入り浸ることもなく過ごしていたのかも。少なくとも夕月悠里としてここには居なかっただろうな。

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