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小説投稿サイトが好きすぎて小説投稿サイトを作ってしまった人のヒトリゴト  作者: 小説投稿サイトが好きすぎて小説投稿サイトを作ってしまった人
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一度はやめようかと思ったけど、やっぱり小説投稿サイトを作るよって話。

小説投稿サイトを運営するためにユーザーについて調べて、作り方を調べて、周りの環境を調べてみた。その結果小説投稿サイトを成功させることはとても難しいことがわかった。


ある程度、途中からわかっていたことだけどここまでやってみてよくわかった。



結局、熱意と資金と知名度と計画性と体力がなければ上手くいかないということだ。当たり前のことかもしれないけど、当たり前のことがなかなかできないのだ。



個人運営ならさらに厳しい。圧倒的に資金と知名度と使える資源がない。



軌道に乗せたりするのは大変。業界が成長段階であればまだ可能性はあるが、ある程度飽和し立ち位置も確立している業界ではもう遅い。ひたすら隙間を探すか、新しい可能性を見つけるかしかない。既存のサイトの代替を目指してもそのサイトの5倍程度便利でない限り人は移っていかない。



よほどの労力をかけなければ成功することはないだろう。


例えば近年の稀な成功例としてノベルアップ+が上がると思う。あのサイトはTwitterをフル活用してユーザーを集めた。ノベルアップ+についてもオープンから見ていたので分かるけど、土日休日関係なしに働いているのを見てものすごい熱意を感じた。ただそれでも上位陣にはなかなか届かない。


他の方法としては、別にツールを作ってそこからの流入を狙うといった方法もある。これはNolaやマシュマロがやっている。いきなり投稿サイトを作るよりかは難易度が低い。




色々とやれることはあるのだが、それをやるかやり続けるかどうかはちょっと悩んだ。データも飛んだことだし、当初の目的であった小説投稿サイトの作り方と運営について知れたので、そこでやめてもよかった。


正直私には無理なんじゃないかとも思った。




でも、やっぱり小説投稿サイトを作って運営をやろうと思った。




色々と考えたのだけど、小説投稿サイトは永遠ではないし、閉鎖もされる。それは調べてよくわかった。トレンドもくるくる変わって、流行り廃りがすぐに変わる。別に運営して潰れることは恥ではない。


独りで運営するのなら利益が少なくても運営は続けられる。別途仕事があるので広告は付ける必要はない。続けるだけのコストは非常に低い。


使う人が少なくても何とかなるようなところにすればいいだけ。別に一番になる必要はない。




この先小説投稿サイトがどう変化するかは運営になっていた方がよくわかるのではないかと思う。


小説投稿サイトはどんな栄華を誇ったとしても衰退するときは衰退する。業界で上位であろうとなくなるときはなくなるのだ。そんな時に、自分の場所を守れるのは自分だけ。


自分の好きな居場所がなくなろうとしたときにそれができるだけの力は付けておきたいと思う。



だから小説投稿サイトを作って運営していこうと思った。

作ってちょっとだけ運営してみて、やっぱり難しいことなんだなって理解した。少人数でノウハウなければそれは死にますね。


個人運営なら利益が出なくても続けられるので、業界の様子を見ながら過ごしていきたいと思った。

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↓作った小説投稿サイト↓


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