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小説投稿サイトが好きすぎて小説投稿サイトを作ってしまった人のヒトリゴト  作者: 小説投稿サイトが好きすぎて小説投稿サイトを作ってしまった人
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プロトタイプの小説投稿サイトを作ってみた話。

小説投稿サイトを作ろうとした時にまず、どんな小説投稿サイトを作りたいか考えてみた。



一番やりたいことはランキングを実装しないこと。



ランキングを正しく機能させるためには多くのユーザーが必要なので、もしその機能をつけてしまうと成長を続けないといけなくなる。ユーザーを集め続けないといけない。ただユーザーを集めることは知名度のない運営だと非常に難しい。



小説投稿サイトはCGM(Consumer Generated Media)と呼ばれるユーザー投稿型コンテンツの一種。このタイプのサービスは失敗しやすい。その失敗原因の1番がユーザーが集まらないことだ。


運営の知名度があるならともかく、知名度のない人が作ったところで人が集まらず、人がいないから登録しないという悪循環が生じて結局使われなくなる。そして開発者もモチベーションがなくなり開発がストップし閉鎖されるという流れになる。


これが簡単に起きてしまい、すぐに閉鎖されてしまう。成功させる難易度はかなり高いのだ。



ランキングは盛り上がりを可視化しやすく、ランキングの指標を見ていればどの程度の人が参加しているかもわかってしまう。人がいない最初期にランキングを付けてしまうと簡単に盛り上がりを把握できてよいのだが、ユーザーが少ないことも簡単に分かってしまう。


またランキングはユーザーが少ないと効力が発揮しにくいものなので、ユーザーが少なければ1番実装してはいけないのがランキングなのだ。


正直私の知名度であればユーザーはあまり集まらないことが想像できる。またランキングを付けると既存サイトとの差別化ができなくなるので実装しないように決めた。




また、今の小説投稿サイトは長編に偏っている。ランキング上位を目指そうとした時に有利になるから。できれば今不遇の形態やジャンル、そういったものを優先したいと思ったので短編専門の小説投稿サイトにした。



私は長編を書けないので、ちょうどよかった。




ということでランキングのない短編小説投稿サイトを作ることに決めた。


あくまでもプロトタイプとしての小説投稿サイト。勉強のために小説投稿サイトに必要な機能をそれぞれ調べて自分なりの小説投稿サイトを作ってみた。



作った機能は以下の通り


・小説作成/執筆/閲覧

・シリーズ作成/編集

・ユーザー登録

・お知らせ機能/コメント作成

・お問い合わせ機能

・色変更機能

・フォント変更機能

・ユーザーページ機能

・ページ送り機能

・執筆記録機能

・自動校正

・自動ルビ振り

・検索

・応援/感想


大体一つの機能について色々な小説投稿サイトの実装方法を調べて、自分でも作ってみてnoteにまとめていった。1月から7月まで半年ずっと実装していった。


毎日1時間~4時間くらい180日で300~400時間くらいの時間を費やすことである程度使える小説投稿サイトにすることができた。




そんなこんなで一応予定していた機能が作れたので、本番リリースのために方向性を確定させることにした。

テストに協力して下さった方は本当にありがとうございます。ほんとに感謝してます。


独りで作るのと他人が関わるのは全然違う。


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↓作った小説投稿サイト↓


短編カフェ

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