第0話[彼の名前は神城佐久間]
彼の名前は神城佐久間
成績は一番。信頼も厚く。家も裕福。運動でもなんでもできるイケメンである。
そしてある日考えた
{こんな上手く生きすぎて、つまらない。俺はすごい冒険やワクワクする出来ごと、ハラハラドキドキのギリギリの人生を生きたい!}
そう考えた彼は言った
~家~
佐久間「すいません。家出します」
母親「この時期になんて冗談を言うの!」(バチィーン!)
佐久間「いっ痛てっ」
父親「いや、いいんだぞ…勉強より大事な物をみつけたんだろ?」
佐久間「お父さん…」
父親「なんだ、あれだ、お、俺も挫折しまくったが今は生きれてるからな」
母親「ちょ、ちょっと!お父さん?!」
父親「せ、せめてこれだけ持ってけ」
《150000(15万円)》を入手した
佐久間「お父さん…ありがとう」
~学校~
佐久間「すいません。退学します」
先生「は?!この大事な時期にか?!」
佐久間「はい。もう決めたので…」
先生「そ、そうか…それは残念だが、お前が言うんだから大事なことなんだろ?」
佐久間「はい…」
先生「がんばれよ」
…と
だが彼は知らなかった…
この旅が奇妙な人生の序章だとは
《》の中は入手したものです
{}は効果音や行動です
「」は言動です
{現在の持ち物}
15万円