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日本最強の不良が女性上位の学園に入学したら   作者: ガギリガン・ドールド
5/5

挨拶ー憎悪の目ー初めての頬(ほほ)キスーそして脅迫

明けましておめでとうございます。

と言っても、

もうすぐ2月なのですが。

今年もこの作品を宜しくお願いします。

ユウは壇上に上がり、

全体の様子を見た。

シーーン


体育館に居た全校生徒、

教職員が静かにユウの方を見ていた。

しかしユウは、

緊張などしていなかった。

息を整えてからマイクを持ち、

そして全体に聞こえるような声で、

ユウ「皆さん初めまして!

新入生代表の挨拶を任された、

柴多ユウです。

後、

先程生徒会長が

生徒会特別委員に任命すると仰って言いましたが、

その件については生徒会長に相談してから、

決めたいと思います。

そして最後に、

今まで女子校だった事もあり、

いきなり男子生徒が入学する事に驚いている人も多いでしょう。

自分もかなり驚いています、

しかしこの学園の生徒になったからには、

迷惑をかけない様に頑張ります。

そして新しく入る新入生共ども、

よろしくお願いします。


新入生代表柴多ユウ。」

ーパチパチパチパチー


しかし拍手している生徒は、

新入生全員そして一部の生徒だけだった。

ユウはこの学園の、

生徒達に認めてもらっていない事に、

気付いた瞬間だった。

だがユウの目は絶望の色では無く、

この学園を変えようとする、

希望に満ちた目だった。 

そんな彼の事を、

逆に憎しみと憎悪の目で見ている人達がいた。

一人目はユウと同じ新入生だ。

彼女の心の中では、

ユウを殺したい気持ちで溢れていた。

二人目は、

在校生の中にいた。

彼女はユウの事を、

女性に逆らえないように

したいと考えていた。

三人目は、

教職員の中にいた。

彼女の目はまるで、

ユウの存外をこの学園から

消したい気持ちで溢れていた。

四人目は、

生徒達の保護者の中にいた。

その女性はユウの事を、

この学園に不必要な存外だと考えていた。

そんな四人の事など知らないユウは、

自分の座っていた場所に戻っていた。

すると隣に座っていた命華と夜李弥が、

話しかけてきた。

命華「新入生の子達は良いとして、

在校生の人達や先生達は、

納得してないって感じだね。」

夜李弥「ふふっ、  

でもユウさんはそんなの関係無いって、

顔してますね。」

ユウ「当たり前だろ、

ここに来た時からこうなるって予想してたし、

だからと言って諦める気は無いぜ、

この先どんな事が待っていてもな。」

彼の心は自信に満ち溢れていた。

ーそして1時間後ー


新入生の入学式、

在校生の始業式が終わりユウはぐったりしていた。

そんなユウに近づく人物が居た、

生徒会長の蒼凪そうなぎハルミだった。

ハルミはユウの隣に座り、

周りを見ていた。

体育館に残っていたのは

式の後片付けをしている生徒達、

その生徒達に指示をしている、

先生達が残っているだけだった。

ユウは、

顔を上げハルミに話しかけた。

ユウ「まぁ、何と言うか。

その・・・・。」

ハルミ「はっきり言ったらどう?

あの時みたいに。」

ユウ「知らなかったんだよ、

自分より年上だなんて。

それに・・・。」

ハルミはユウの顔を見つめ、

ハルミ「それに、

何かしら?」

ユウは一呼吸して、

ユウ「あの時はお前を助ける事しか、

考えてなかったんだ。」

ハルミ「本当にそれだけ?

そんな理由で私を助けたの。」

ユウ「他に何の理由があるって言うんだよ。」

ハルミはため息をついた。

そしてユウを

もう一度見つめ、

ハルミ「本当に貴方って人は、

・・・・もう一度聞くわ。」

ユウ「なっ、何だよ今度は。」

ハルミ「本当にあの時、

私を助ける為にあの二人に立ち向かったのね?」

ユウ「ああ、そうだよ。

あの時

あの二人に追われながら走って来る

お前を見て、

助けなきゃいけないって思ったんだ。

それに・・・・。」

ユウは最後に、

一呼吸してから。

ユウ「困っている人や

助けを求めている人がいるのに、 

知らない振りをして見過ごすなんて事は俺には出来ないよ。

周りの人達から、

偽善者って言われてもしょうがないかもしれない。

それでも俺は助けたいんだ、

だからっ・・・。」

最後まで言おうとしたその時、

自分の頬にハルミがキスをしていた。

ユウ「なっ、

何をしてっ。」

ハルミは少し微笑みながら、

ハルミ「何って?

ほほキスだけど。」

ユウ「そう言う事じゃ。」

ハルミ「大丈夫、

周りの子達は気付いてないから。

それとも、

皆に見てほしかった。」

ハルミはそう言いながら、

その場から立ち上がった。

ユウ「ちょっ、

まだ話は終わって。」

ハルミ「後で、

私の部屋に来て。

そこで話しの続きをしましょ、

二人だけでね。」

ハルミはユウにそう言って、

先に体育館から出ていった。

ユウは暫くの間、

呆然としていた。

しかしこんな所で、

ぼうっとしている場合ではない。

ユウは急いで、

ハルミの後を追いかけようとした・・・その時だった。

一人の女子生徒がユウに近づいて来た。

ユウはその女子生徒の存在に気付いた。

ユウはハルミの後を急いで追いかけようとしたが、

その女子生徒の事も気になっていた。

すると女子生徒が、

???「今、

時間・・・・大丈夫。」

ユウ「今、

急いでいるんだけど。」

そしたらその女子生徒は、

ユウにこう言った。

???「駄目・・・・、

今じゃないと・・・。

言う事聞かないなら・・・、

私のスカートの中に手を入れたって大声で叫ぶ。」 

ユウは諦め顔になり、

ユウ「分かったよ、

君に付いて行くよ。」

ユウに脅迫してきた彼女は、

その返事を聴いて嬉しそうにしていた。

そしてユウの左手を引っ張り、

???「早く・・・、

行こう。

・・・おにぃ。」

ユウは彼女に引っ張れながら、

体育館の外に出た。




次回に続く

読んで貰うと分かるのですが。

話しの途中に出てくる4人は、

敵です。

まだ名前は決まっていません。

そして最後に出てきた彼女は一体誰なのか?

予想してみてください。

次回の投稿は未定です、

でも今年中には、2話投稿したいなと思っています。

それではまた!

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