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日本最強の不良が女性上位の学園に入学したら   作者: ガギリガン・ドールド
3/5

入学前日

遅くなってすいません。

仕事で投稿が遅くなってしました。


あのあと、ユウは保健室に運ばれ、

目を覚ます頃には、夕方だった。

ユウ「あれ、ここは何処だ?」

蕾「目を覚ましたんですね、良かった。」

蕾が、心配そうな顔をしながらユウを見ていた。

ユウはベッドから起き上がり、部屋の周りを見渡した。

ユウ「ここは、保健室か。」

蕾「はい、あの後お母様とソラハさんがここに運んだです。」

ユウ「そうか、迷惑をかけたな。」

蕾「そ、そんな、謝らないでください。

元々私が悪いんですから。」

蕾は顔を真っ赤にしながらユウに謝った。

しかしユウは、そんなこと気にしていなかッた。

ユウ「気にすんな、元はと言えば俺が悪かったんだから。」

蕾「で、でも、。」

ユウ「それに、結構可愛い下着も見れたしな。」

蕾「はうぅー。」

蕾は、ユウに下着を見られたのを思い出して、顔が真っ赤になってしまった。

蕾「もうっ、忘れて下さい。

じゃないと、痛い思いをしてもらいますよ。」

ユウ「じょ、冗談だって、

俺は紳士だぜ。

蕾の赤と白のストライプなんて見てな、、、、、。」

蕾「赤と白の、何ですか?」

ユウは、又やってしまったと思った。

そんなこと思っていたら、

ガシッ、

蕾がユウの左手を強く握っていた。

ユウ「つ、蕾さん、

やだなぁーそんな怖い顔をして、一体何があぁぁぁぁぁ。」

蕾「見たんですね、やっぱり見たんですね。

お父様にも見せて無いんですよ。」

ユウ「待って、待って下さい蕾さん。

腕が折れるから、折れるから。」

蕾「じゃあ、この事は忘れて下さい。

良いですね。」

ユウ「分かった、分かりました。

誰にも言わないから、放してくれ。

じゃないと腕が折れるからーーー。」

そしてようやく蕾は、ユウの左手を放した。

ユウは、もうこれ以上この話をしないことに決めた。

そしてお互いに落ち着いてから、

ユウ「それで、何か話があったんだろ。」

蕾「そ、そうでした。

えーと、何の話でしたっけ。」

ユウ「俺が呼ばれた訳をまだ、聞いてない。」

蕾「すいません、すかっかり忘れてしまって。」

ユウ「いいよ、お互い様って事で。」

そして、二人の他愛な?

会話を終えて、蕾は真剣な表情になって話し始めた。

蕾「ユウさんは気付いたと思いますが、この学院にはある秘密があります。」

ユウ「ああ、飛倉を見た時に、

おかしいと思ったんだ。」

蕾「ユウさんに説明します、

今この学院で何が起こっているのか。」

蕾は、ゆっくりと息を吐いて話し始めた。

蕾「このシャルドネア女学院は元々、お嬢様学校として設立されました。

しかし数年前にある事件が起きてから、この学院は変わってしまいました。」

ユウ「ある事件?」

蕾「その事件は当時通っていた

女子生徒が、男性に襲われたと言う事件なんです。」

ユウ「なっ、それは本当なのか。」

蕾「事実です。

しかし、これだけでは終わりませんでした。」

ユウ「他にも何かあったのか?」

ユウの問いに、蕾は少し顔の表情が暗くなった。

ユウはそれに察し、

ユウ「言いたくないなら、、、、、。」

蕾「いいえ、私は大丈夫です。

それに私もちゃんと、向き合わないといけないから。」

ユウ「、、、、、、、、。」

ユウは少しの間黙っていた。

そしてユウと蕾は、お互いに黙ってしまった。

ーー5分後ーー

先に言い出したのは蕾だった。

蕾「は、話の続きをしても良いですか。」

ユウ「そ、そうだな。

それでどうなったんだ。」

蕾「その事件が起きてからすぐに、

この学院はある事をしました。

それによってこの学院は変わってしまったんです。」

ユウ「この学院は一体何をしたんだ?」

蕾は少しの間、深呼吸してから、

蕾「女性上位計画です。」

ユウ「、、、、、、、、えーと今なんて言った。」 

蕾「だから女性上位計画です。」 

ユウ「意味がわからない。

何だよ、女性上位計画って。」

蕾「簡単に説明すると、

男性は野蛮だから、女性が管理します。

と言う訳です。」

ユウ「何が、と言う訳なんだ蕾さん?」

蕾「あの、やっぱり詳しく話したほうが。」

ユウ「いいよ説明しなくて。

と言うか、俺帰っていい。

いや、もう帰りたい。」

蕾「ま、ま、待って下さい。

ふざけた内容の話ですけど、でもこのままじゃシバタさんが、危ないかもしれないんです。」

ユウ「危ないって、命の危険性が出てくるのかよ!

男子1人入学するだけでそこまでするのか、

この学院は。」

蕾「そこまでするんです、

この学院は。

もし明日の入学式にシバタさんが男子代表で入学するって知ったら、

男性を忌み嫌っている先生方や生徒の人達に、襲われる可能性だってあるかもしれないんです。」

蕾は、ユウに面と向かって言った。

蕾の言葉にユウは、何も言えなくなってしまった。 

そしてユウは理解した、

何で母親がここに入学させようとしたのか。

そして、何をさせようとしているのか。

ユウはため息を吐いて、

ユウ「全く、ここで逃げたら男じゃないよな。」

蕾「ユウ、、、さん。」 

ユウ「蕾、安心しろ

俺が何とかしてやる。

女性上位計画だかなんだか知らないけど、そんな計画は俺がぶっ潰す。

そしてこの学園を変えて見せる。」

ユウは蕾に向かって、自分の思いを伝えた。

蕾は唖然としていたが、少し笑って、

蕾「ユウさんに、来てもらって良かったです。

ユウさんとならこの学園を変える事が、出来るかもしれません。」

ユウ「出来るかもしれないじゃない。

俺と蕾二人で変えるんだよ、 

この学園を。」

ユウは蕾にそう言った。

そして、窓の外を見ながら

明日の入学式について考えていた。



次回へ続く。


もしかすると、次の投稿は遅くなるかもしれません。


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