表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/13

激怒

「なに、話って。」

「志穂、学校で何かあったの?」

は、なに。また志穂の話?

「なんでよ。」

「志穂が帰ってくるなり部屋にこもってるの。紀穂、理由知らない?」

「……知らない。」

戻ろう。

「あ、ちょっと紀穂!待ちなさい!」

「なによ!?」

あーもう!なんか他にあるの!?

「あなた、志穂になんでそんなに冷たいの?」

「は?!そんなのお母さんが1番知ってるんじゃないの!?」

「いい加減にしなさい!」

パンッ。お母さんが私をぶった。

「なに?どうしたの?」

志穂が降りてきた。

「…によ……。なによ!お母さんこそいい加減にして!私の気持ちなんか知らないくせに!」

痛い。ほっぺたがじんじんする。

「なにを言っているの?」

「お母さんは、私の事が嫌いなんでしょ!?

私がどれだけいい点数をとってきても、褒められるのは志穂ばっかり!いつも志穂、志穂って!

私がお母さんを殺したからでしょう!?

なんであの時私を里子に出さなかったの!?」

「違うのよ!紀穂、」

「もういい!お母さんも、志穂も大っ嫌い!」

バタン。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ