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school Love  作者: 向日葵
5/7

気づいた気持ち

キュッキュッ


シューズが体育祭の床を止まる音

私はこの音が大好きだった


部活が始まる前

まだ一年生だった私は早めに体育館にきて準備をしていた

私の学校はバレー部 バドミントン部 バスケ部 で体育館をステージ側と体育倉庫側半分に分けて使っていた。


バドミントン部はステージ側で活動していた。


まだ誰もいない静かな体育館。



ガラガラ…

体育倉庫側のドアが開いた。


ふと見ると 部活のジャージを着た小野寺くんがいた。


私が準備をし終わって みんながくるまで時間をつぶしていると

小野寺くんも準備が終わったのか 着替えて部室から出てきた。


「小野寺くん!おはよう!」

たいして大きくない声がまだ静かな体育館に大きく響く


「おはよう!」

照れ臭かったのか。少し小さめの声だったけれど 、おっす。みたいな感じで手をあげて返してくれた


最初はそんなかんじだった。

ほんとにいい友達だった。


だけど、いつからだろう。


だんだんと 体育館にいる小野寺くんを探すようになっていた


部活を頑張る小野寺くんを目で追っていた



まさか。


そんなことはない。



だって、あれだけ相談乗ってくれたいい友達だから



きっと勘違いだ。


きっと、きっと。



葉山くんが付き合ったと知ってから間もなかったからか

小野寺くんが恋愛相談の相手だったからか


多分その時 その二つの理由が自分の気持ちを否定させていたんだと思う



だけど、話せば話すほど

君の姿を見れば見るほど


知りたくなっていった



きっかけは?

いつから?


なんでだろう。わからないけれど

気づいたらもう好きになっていたんだ。


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実際の物語です。
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