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school Love  作者: 向日葵
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はじまり

桜が舞う4月 なんてよく言う。

あの日は、確か 桜はあんまり舞っていなかったような。


高校入りたての私はとにかく友達ができるか不安で

教室に入るなり緊張していた。


唯一地元一緒だった女の子ともクラスは離れてしまった。


自己紹介やったっけな。

一年生のときは緊張で覚えてないや。



1番最初のホームルームがはじまった。

今日は委員会決めだそうだ。


私は中学から学級委員とかを嫌がる方ではなかった。むしろ好んでやっていた。


高校でも生徒会入りたかったけど、部活が忙しくて諦めた。


「じゃあ、学級委員やりたい人!男女1人ずついないかな?」


私は少し迷ってから手をあげた。

「はい、私やります」


おお と周りから声が上がった。


「ええっと、お名前は…」

先生がなれない様子で名前を読む


「それじゃあ、女子は 鳥塚 ゆりさんよろしくね。それで男子はいないのかね〜?」


そこからなかなか決まらなくて、結局 野球部の男の子が任された。


後の時間は文化祭のこと体育祭のこと部活のこと

高校の話をたくさん教えてもらった。


友達ができるかな…とかいう不安はもうなかった。

みんな明るくて優しかったから。



これからが楽しみだ!


期待と少しの緊張をもって迎えた高校生活スタートの日。



このとき私はまだ 君のことは知らなかったんだ。




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実際の物語です。
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