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★メタノシュタット王国周辺マップと「賢者の館」

 ――これから冒険に旅立つ、全ての君へ。(地図職人メルトカルテより)


挿絵(By みてみん)


【メタノシュタット王国周辺マップ】

 物語の舞台となる「メタノシュタット王国」周辺地図です。参考程度にどうぞ。


【メタノシュタット王国 概要】

 異世界ティティヲにおける最大の版図を有する王国がメタノシュタットである。


 メタノシュタット王国が存在するティティヲ大陸には、北西にカンリューン公国、北のルーデンス王国、更に極北にはプルゥーシア皇国、西のイスラヴィア王国、南のマリノセレーゼと、敵対関係、あるいは同盟関係にある国々に囲まれている。

 その中でもメタノシュタットは人口規模、経済力、軍事力において最大規模を誇る。


 メタノシュタット王国は千年に及ぶ長い歴史を持ち、王都メタノシュタットと呼ばれる巨大都市が統治の中心となっている。都市の中央には煌びやかな白亜の城がそびえ立ち、それに寄り添うように築かれた大陸随一の高さの尖塔が威容を誇っている。

 尖塔は王族が住まう居住エリアとして使われているが、国の富と繁栄を示す象徴的な意味合いが大きい。百年ほど前に当時の王が「物見やぐら」として建てたものが始まりで、後幾度となく増築された経緯を持つ。


王都メタノシュタット略図(※賢者の館は「王都引越し後」の位置です)

挿絵(By みてみん)


 城は統治機構の中枢であり、現王のコーティルト・アヴネイス・ロードが玉座についている。城の中には王の執務機関のほか、大陸随一の規模を誇る王立図書館、近衛兵の詰所などが設置されている。

 城の周囲には王政府の議事堂や実務を担う行政機関、そして貴族や役人が住むエリアが広がっている。娯楽施設である闘技場や劇場などが利便性の高い(※貴族たちにとって)位置にぐるりと配置されている。

 商人や下級貴族、職人や一般市民が住むエリアはそれよりもさらに外側に広がっていて、街は同心円状の構造で、一番の外郭は、壁で囲まれている。とはいえ、他国との戦争が殆ど起きない時代となり、無用の長物として補修されずに崩れ始めている部分もあるようだ。

 王都の人口規模は100万人程。この世界(ティティヲ)においては最大級の都市である。


 王都の治安は良好で、昼間であれば女子供の一人歩でも危険はない。とはいえ、北側に広がる迷路のような下町や、夜になると開く闇市場などもあり怪しく危ない場所も存在する。


 賢者ググレカスの「賢者の館」からは、王都までは馬車で一時間ほど。南東へと進んだ位置にあり、書斎から王都の尖塔や城が「親指を立てたような」大きさに見える。


【メタノシュタットの王城】

 メタノシュタットの王都を囲む城壁には東西南北に門がある。

(↓王都を囲む城壁を、西側の門「西門」から仰ぎ見る)

挿絵(By みてみん)

 メタノシュタットの王城を西側から見た場合、城と尖塔は大きく近くに迫るように見える。

 これは街が主に城の南側に築かれており、北と西側は裏口的な意味合いが強いためである。門を通り抜けると市民の為の自由市場や軍の訓練施設、物資の集積場などが集中している。


 最も豪華で大きいのは「南門」――通称「戦勝門」とも呼ばれる彫刻の施された大理石造りの構造物で王都の顔である。

 南門から続く5百メルテもの大通りには常緑の街路樹が植えられ、市民の憩いの場と優雅な街並みを形づくっている。道の左右には有名な料理店や武器屋などが建ち並び、貴族や裕福な商人が屋敷を構えている。


 王都全体をぐるりと囲うように築かれた強固な城壁は、高さ5メルテ(※約5メートル)から3メルテほど。構築されてから既に五百年が経過しており、風化が進んでいる。レンガ積みに漆喰塗りだが、全体的にくすんだ色合いをしている。


 ググレカスが作中でメタノシュタット王都を訪れたのは、カンリューン四天王と決闘を行った闘技場、プラムの薬を求めてレントミアと共に訪れた夜の闇市場、そして、王城で開かれたパーティに招待された3度である。

(127話時点で)



 ググレカスの住んでいる「賢者の館」は、「(ニュー)陸亀号(グラン・タートル)」として歩いたり、泳いだり……w と、みんなの冒険の基地として活躍します。

(211話で歩きますw)

挿絵(By みてみん)


 皆が集まる憩いの場、賢者の館「リビングダイニング」間取り図です。

 ↓

挿絵(By みてみん)




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