第1話 目覚め
この度は投稿が遅くなり申し訳ございませんでした。
スライディング =͟͟͞ _|\○_土下座
「んー、とは言っても何をすればいいんだろ」
目の前は家具も何も無い空間が広がっていた。
今いる空間は日本と同じ構造のようだった。
おそらく地震が起きても大丈夫であろう。
そして、よくある木造立てで出来ていた。
目覚めた時に感じた眩い光の正体は
窓から零れたものだったのだと気づいた。
それは大開口窓と呼ばれており、所謂大きな窓のことで、
イメージとしてはリビングなどに設置している
スライド式の窓を思い浮かべてほしい。
その窓から外の風景を眺めることが出来た。
そこは明らか昨日までいた場所とは異なる光景が広がっていた。
「おお!森だ」
人の気配を感じない場所に木々が蔓延り窓から覗く限り緑色が広がっていた。
取り敢えず庭に出てみた。
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「おお〜庭が意外と整備されてる」
庭には雑草などは生えておらず、されど花壇のようなところに青々と生い茂っている草々をみつけた。
しかし、庭からた先は雑草やらよく分からない植物、曲がった木などが生えていた。
今いる場所は木々が折り重なって薄暗かったが、僅かに日が射し込んでいて、見えないというほどでは無い。
「ここは何処ら辺だろう。見た感じ森かな?」
浅知恵故に沢山の木=森かな〜と考えた。
「すこし、散策してみるか」
その前に一旦家に戻り何か武器になるものがないか探そうとしたが、はたとそーいや、家の中何にもなかったわ。
でも、異世界だから不測の事態が起きないとは限らないし、先ずは確認してみるか。
「ん"ん"っ
す、ステータスオープン」
少し声が裏返るというトラブルが発生したが、無事にステータス画面を開けた。
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ステータス
名前:田中 樹
年齢:17歳
容姿:普通
Lv:1
HP:100
MP: ∞
スキル
固有スキル
ガチャ
ユニークスキル
想像者
無限魔力
普通スキル
なし
備考
好物:餃子
状態:良好
特技:お人好し
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「ふむふむ」
「いや。おかしーだろ。
なんだよ特技お人好しって。」
一応ステータス画面のある方を手で触れようとするがすり抜けた。当然の結果である。
「基準は高いのかよく分からないが、まあいいや。他のやつはともかく、紙にも書いてあったがガチャってなんだ?」
好奇心で俺は 早速試してみた。
「出でよ!ガチャ」
貫禄を帯びた声音で言った。
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しーーーん
「え?」
「えぇぇーーー!!」
「こ、こほん、気を取り直してもう一度」
「出でよ、ガチャ!」
しーーーん
ふゅうううと風が吹く音しか聞こえなかった。
・
・
・
ナニモナカッタ。
即座に記憶から抹消した俺は、
ふと上側に目をやるとチカチカと妙に点滅しているナニカが見えた。
「アレ?これはなんだろう?」
それを開くと"お知らせ"の文字が宙に浮かんでいた。
「ふむふむ、なになに。」
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お知らせ
固定スキル:ガチャはレベルが足りないため発動出来ません。
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「もっと早く言えよ!」
とツッコミを入れるように言った。
「気を取り直して今度こそ出っ発だ〜!」
そうして俺は森を歩き回った。
緑が生い茂っており、遠足やキャンプなどで行かない限りは森の中を歩くことはないため、普段より空気が上手く感じた。
「くぅ〜。これがマイナスイオンか〜。空気がうめぇ。」
歩いているとひとつの古びて所々に何かが突進した跡や動物か何かに齧られて傾いている看板を発見した。
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縺薙?蜈医↓騾イ繧薙□縺ィ縺薙m縺ォ繧、繝九ユ繧」繧ヲ繝?逕コ縺後≠繧翫∪縺吶?
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読めねぇっ!そーいや異世界だったな。
「そうだ想像者で言語理解を習得すればわかるはずだ!やってみよう。」
目を瞑り、異世界初心者の俺は魔力とか急に使おうとも使い方がよく分からないが、全身に張り巡らせている血管を意識してその中にあるポカポカ温かいものを仮に魔力だとして、その感覚を頼りに身体に意識を集中した。
言語理解も同じく、どのようにすれば習得出来るかわからないが、取り敢えず英語の授業風景を思い浮かべ、学習している様子や単語のことを思い浮かべ、それ以外の俺が知っている言語を思い出せる限り想像し、色んな言語がわかるようになれ〜と念じながら
「想像者 発動」
と言った。
直後に、看板に再び目をやると、
・・・・・・・・・・・・・・
この先に進むとイニティウムの町があります。
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と表記が読めるようになっていた。
「おお〜成功だ。」
成功を純粋に喜んだ。
「へ〜この先に町があるのか。早速行ってみるか。」
「と、その前に格好と言い訳、それから何か持っていく物がないか確認してみよう。」
格好は昨日寝ていた時と同じ服装で、
夏の暑さで半袖半ズボンを履いたままだった。
「虫とかいなくてマジ良かったわ。とりま、想像者で服が出ないかやってみるか。」
2回目は1回目と違い、すんなりと出来た。
何も無い空間からいきなり黒いフードコートが出現した。どこか異世界に合わせたデザインで町で浮かなそうで格好いい服装だった。
「あとは、庭に生えてるナゾの草を調べたいな。」
先程庭で見かけた草には何かあると踏み調べてみることにした。
「想像者で鑑定を作成して〜」
こうしてっと脳内で想像し、1回目の時より手馴れた魔法の使い方をした。
草と見つめ合い、キラキラとした瞳で鑑定スキルを発動した。
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エリクサー草
効能:どんな怪我をも治すエリクサーの材料のひとつ。
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「お、おぉ。これはヤバイな」
想像以上の効能に思わず声を漏らした。
「手土産にする予定だったが、これはダメだ。
適当に森に生えてるやつを持っていこう。」
「次は設定だよな〜」
うーーーんと唸りながら考えた。
「考えられることはこの3つかな。
①森に家があるから森で住んでいたものです。
②商人なのですが、襲撃されて身一つで無一文です。
③田舎から歩いて来たんです。
のどれを言うか悩むな。」
「取り敢えず、①だな。」
悩むこと数秒、すぐに答えを出した。
「言い訳も考えたし、格好も良し。
手土産は行き当たりばったりになるが、森に生えてる良さそうなものを適当に採取するか。」
道すがらにあらゆる草を鑑定スキルで鑑定し、
そこまで怪しまれない普通の草を探しながら町を目指すことにした。
「いざ、出陣だー!」
こうして、ようやく俺は拠点となる家から旅立つことになる。
元気よく地面を蹴った際に泥が靴に付いてしまったが、気にせずに一歩、また一歩と進むのであった。
べ、べつに息抜きに小説を書いていたら(短編の予定だけど、完成までまだかかりそう)遅れたわけじゃないんだからねっ。
おめめしょぼしょぼする。シンプルにねむい。
次回予告
「あ、怪しい物ではございませせせん。あはは。」
引き攣った笑み
「おお〜ここが町か。」
「っっ貴方は一体!?」
次回もお楽しみにっ!




