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そんなことできる訳ない!!
「きゃーーー!!ルーク!!もう私のことは良いから早くあなただけでも逃げて!!」
そう言うとリラのドレスの裾を掴んでいるルークの手を剥がそうとするリラ。
「そんなことできる訳ないじゃないか!!
だって!!だって、、、、リラは、、、、」
その時ルークの脳裏に浮かんだのはリラと出会う前のことだった。
リラは僕のことを救ってくれた、、、、、。
そう、、、リラは僕たちの世界を救ってくれたんだ。
僕たちの世界はとても綺麗な惑星だったんだ。
綺麗な水や植物や生き物に溢れていて、、、
みんなその中で生き生きと自由に仲良く共存していたんだ。
でもある時よその惑星から来た生物たちが僕たちの世界からあらゆる物を奪い去り真っ暗闇にしたんだ。
光もなく水もなく希望もない、、、、、。
僕たちは命の源である水を奪われてしまいこの命が終わるのかと諦めていた時、、、、、。
暗闇の空からかリラの歌声が聞こえてきたんだ、、、。




