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グレーシア編③


シア:兄さまは学校を楽しく過ごされなかったと聞いたのですが、本当ですか?

ルカ:えっ、誰がそんなこと言ってたの?

シア:アイナ様【アリサの孫】です。

ルカ:アイナ様かぁ……(……ということは、ロアン【こちらもアリサの孫】経由だろうな)

シア:やっぱりシアは兄さまの未来が心配なのです……。早く宮廷画家になって、兄さまのお嫁さまを探さなくてはなりません……。

ルカ:まだ言ってるの?…… それより、シアは学校楽しんでいるの?

シア:はい♪ 楽しんでいますわ。


挿絵(By みてみん)

かぐつち・マナぱさまより


シア:シアはお友達のために、魔法使いのお友達に頼んでサプライズをするのです。

ルカ:そういう演劇?


挿絵(By みてみん)

かつぐち・マナぱさまより


シア:恋を失った可哀そうなお友達を慰めていたのです。演劇じゃありませんわ。

ルカ:……じゃあ、悪い呪いにでもかかったの? シア、虫になってるけど……。

シア:兄さまは、頭が悪いのですか? シアは可愛いダンゴムシさんになったのです。呪いであるわけありませんでしょう? 桃色なのですよ。桃色は恋の色なのですよ! だから、兄さまは恋が出来ないのです!

ルカ:はいはい。お友達も笑顔になって良かったね

シア:はい♪


挿絵(By みてみん)

かぐつちマナぱさまより


シア:ある日、天体の一つから剛速球がやってきたのです。だから、この世界の危機を救うため、その球を撃ち返したのが、さっきのお友達です。

ルカ:……ということは、そのお友達は、英雄ってこと?

シア:シアのお友達はみんなすごいのです!

ルカ:(そんな物騒な話、衛兵の詰所でも聞いたことないけどなぁ……)


挿絵(By みてみん)

アホリアSSさま


シア:赤い髪の鬼さんが、さっきの剛速球を投げた人ですの。

ルカ:えっ!

シア:遊びたかっただけみたいでしたので、お友達になりました!鬼ぃさんってお名前なのです。響きも髪色も兄さまに似てますね!きっといい人なのです。

ルカ:えっと……そうだなぁ……気をつけて付き合っていくんだよ。

シア:はい♪ 


挿絵(By みてみん)

幻邏さまより


ルカ:演奏会楽しそうだね。

シア:お友達の演奏会にも招待されたのです。とっても素敵な演奏会でした。きっと、宮廷音楽家になれるのです。シアも頑張ります。


挿絵(By みてみん)

アホリアSSさまより


シア:夜にはみんなでカードをしましたの。シアは初めて見るカードで、ルールがあんまりよく分かりませんでした。でも、王様の家族を一度そろえたのです。そろった時は嬉しかったですが、順番に家族がお隣りへとスカウトされて、何かのきっかけで真ん中のカード山にポイっと捨てられるのです……かわいそうでした……シアの家族でしたのに。いつもシアのそばにずっと残ってくれたのは、角の生えた道化師さんでした。

ルカ:えっ、これ一日の話だったの?(っていうか、シア、それゲームに負けたってことに気づいてる?)

シア:はい。とっても楽しい一日でした。


挿絵(By みてみん)

豆月冬河さまより


シア:あ、次の朝、みんなで記念撮影をしたのです。

ルカ:みんな良い笑顔。本当に充実した学生生活を送ってるんだね。ちょっとほっとした。



❀❀❀❀~❀❀❀❀~❀❀❀❀


シア:みなさま、本当にありがとうございました。皆様のおかげで、シアはとっても楽しい思い出がたくさん出来ました。みなさまのご多幸とご活躍を、ディアトーラからお祈り申し上げています。


かぐつち・マナぱさま 幻邏さま アホリアSSさま、豆月冬河さま グレーシアに楽しい学校生活を送らせてくださり、ありがとうございました!


これで、グレーシア編はおしまいです。アホリアSSさまのお題絵全員集合絵は、最終にご紹介したいと思いますので、少々お待ちください。

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