描いていただいたものの紹介ですⅢ(ダイ編)
ダイはオオカミの国の13番目殿下。
王族の兄弟の中ではオオカミの血が薄いとされて、力が弱い弟でした。
そんな弟が23番目のウサギお姫様のお嫁さんをもらうことになったところから、始まるお話。
今回は、そのふたりにお話してもらいます。
該当作品:『うさぎのプティラとオオカミ殿下』~満月の魔法とおとぎ話のふたり~ 「新婚初日に『愛することは絶対にない』と言われたオオカミ殿下は、今日も元気に仕事をすることにしています」
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アホリアSSさまより
プティラ:ダイ様、はいチーズ!
ダイ:えっ?
アホリアSSさまより
プティラ:もう一枚いきますよ~。はいチーズ。
ダイ:それどうしたの?
プティラ:モイ様から貸していただきました。
ダイ:モイ姉から?
プティラ:はい。ダイ様と結婚してから一枚も写真がありませんでしたから、帰ったらこの一枚もアルバムにいれます。ダイ様? どうしてアルバムの存在を教えてくれなかったのですか?
ダイ:見たいものなの?
プティラ:はい。ぜひ。
幻邏さまより
プティラ:ダイ様の小さい頃ですね。
ダイ:うん、カエルとか金魚の上にしか立てない弟って言われた頃……かな?狩りの練習でキツネさんと仲良しになったから、からかわれて。
プティラ:ダイ様は、カエルと金魚の言葉が分かるのですか?
ダイ:えっ、あぁ、なんとなく……(ご飯が食べたいのかなぁとかくらいなら……)
プティラ:すごいです! 両生類と魚類とも仲良しになるなんて、さすがダイ様です!
歌川詩季さまより
ダイ:これは初めて王族としてオオカミ化した時の僕。写真屋さんが記念に両方をくっつけてくれたんだ。この時はカッコいいって言ってもらったけどね。
プティラ:ダイ様はカッコいいオオカミですもの。当然の反応です。それにしてもオオカミの写真屋さんはすごいのですね。ウサギの写真屋さんは、……。そうでした。そもそも人化をお祝いしませんし、人化した後に獣化もしませんでした。兄弟も多いですし……。
ダイ:確かに、同じ多産でも、ウサギさんの多産とオオカミの多産じゃ、数が違うよね。
プティラ:はい。
モモル24号さまより
ダイ:これは学生の頃。ギターを触っていたことがあって……これは、文化祭で音楽祭を銘打って、みんなで歌った時
プティラ:ダイ様、かっこいいです。……ところで、隣のウサギさんはだれですか?
ダイ:えっ、友達……だけど……どうしたの?プティラ?
プティラ:気にしないでください。次のページにいきましょう。
モモル24号さまより
ダイ:メンバー全員で、文化祭のフィナーレを飾ったんだ。僕はバンドクイーンに労いのプリンを渡す役。
プティラ:…………。はい。
ダイ:お腹痛いの?
プティラ:違います。
豆月冬河さまより
ダイ:これは、プティラと結婚する少し前の頃かな。結婚祝いって言って、ヒト族からレモンのケーキをご馳走になったんだ。こういうことするから、ヒト族って分からないんだよね。
プティラ:はい……。
ダイ:やっぱり、なんか変だよ。大丈夫?
プティラ:はい……ダイ様が楽しそうで、良かったです……。
モモル24号さまより
ダイ:プティラ!
プティラ:えっ、ダイ様どうされたのですか?
ダイ:僕の今のクイーンは、ほら、そのプティラだから。
プティラ:労いのプリンですね!
ダイ:うん。一緒に食べよう
アホリアSSさまより
新しいアルバムの一番目には、プティラが写したダイの今の仕事の写真が、大切に飾られているそうです。
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ダイ:僕のアルバム整理を手伝ってくれたアホリアSSさま、幻邏さま、歌川詩季さま、モモル24号さま、豆月冬河さま、ありがとうございました。おかげで、プティラとゆっくり過ごす時間も取れました。
みなさまも、ゆったり過ごす時間も大切にしながら、日々を過ごしてくださいね。
オオカミの国からプティラと共に、皆さまの健やかなる日々をお祈りしております。
これで各話別のいただいたイラスト紹介はお終いです。
次からは集合絵を紹介したいと思っています。