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悪役令嬢と噂されている公爵令嬢は

作者: 高月水都

 図書室の専門書が置かれている奥まった空間。ほとんど誰も寄り付かない奥まった場所の机に彼女は机に倒れるように眠っていた。

 机にはかなり重い、専門書が数冊。持ってくるのもやっとだっただろうにそれを用意してノートにたくさん書き写した痕跡がある。


「………………」

 眠っているのを起こそうかと思ったが眠っている横顔には寝不足なのか目の下にクマがはっきり残っており、それを見てしまうと起こすのも忍びなく思ったのでやめておく。


 ただ、風邪をひかれては厄介だと資料室に置いてあるタオルケットを持ってきてそっと掛けておく。


「んっ……」

 それから数分過ぎた頃だろうか。本棚に本を戻していたら小さな声が聞こえたと思ったらゆっくりと彼女が目を覚ます。


「あれ……? タオルケット……?」

 ぼんやりと状況が把握できていないのでどう声を掛けていいのか迷ったが、

「学生の中では長時間調べ物をして風邪をひく輩もいてな。図書委員か自分に言えば資料室に置いてある備品から毛布やタオルケットを貸し出すことも可能だ」

 淡々と説明する。


「ブラッドレイ教授……?」

「おはよう。スーリア・シャンティ公爵令嬢。熱心に調べ物をするのは感心だが、目の下にクマを作ってまで頑張っても頭には入らないぞ。まあ、それだけしないといけないこともあるというのは……王子の婚約者というのは大変なんだな」

 シャンティ公爵令嬢は第三王子の婚約者だ。将来外交の要になる商業都市の領主になるのが決まっている第三王子を支えるためだろうありとあらゆる国の歴史や習慣などの資料を集めて調べていた。


「いえ……、貴族として、王族になる者として当然の事です」

 誇るのではなく苦労を滲ませることもなく当たり前だと告げている様は貴族としての矜持を持っているのがしっかり伝わってくる。


「そうか。……そんな貴女を一国民として誇りたいが、それでも無理は禁物だ」

 そっとこちらに来るようにと案内するのは資料室。


「ここに仮眠用のソファがあるので仮眠したいのならここで休めばいい。ここなら調べ物もし放題だしな」

 図書室に出せない貴重な資料も多くあり、調べ物をするのに適した物は多いだろう。まあ、尤も防犯的意味合いで音声や映像を撮られているが問題が無ければ基本半年ごとに自動で消されていく。


「で、でも……」

「気にするな。私もよく寝泊まりしているからな」

 休める時は休めと声を掛けると、

「じゃ、じゃあ、機会があれば……」

 と話をしていた数日後。


 資料室の前で不安げにうろうろしていたシャンティ公爵令嬢を見かけた。

「シャンティ公爵令嬢」

 声を掛けるとびくりと身体を震わせて、挙動不審な感じで振り返る。


「早速利用しに来たのか。遠慮しないで入ればいい」

 扉を開けて招き入れると、

「本当に使ってよかったんですね……」

 緊張した面持ちで中に入りながら告げてくる。


「? 当然だろう。使っていけないところにわざわざ案内するわけないだろう」

 ソファに腰を下ろしたのを確認して、

「薬草茶を入れたいが、一緒に飲まないか? こういうのは一人分入れるのが面倒だしな」

「なら、お言葉に甘えます」

 ゆっくり休めるように疲れをとる効果のある薬草をブレンドしたお茶を入れて、差し出す。

「あっ、ありがとうございます……」

 貴族令嬢としてではなく自然に零れたような笑みを浮かべて、シャンティ公爵令嬢はお礼を述べている。


 しばらく他愛のない話をしたが、薬草の効果かよほど疲れていたのかソファにもたれるように眠ってしまう。

「お休み」

 タオルケットを掛けて静かに資料室で調べ物を行う。起こさないように気を付けながら――。




 それからシャンティ公爵令嬢と細やかな交流――もっぱらシャンティ公爵令嬢の仮眠と調べ物。時に質問を尋ねるなどのものであるがそんな感じで少しだけ親しくなっていった。

「先日のお茶のお礼です」

 と日持ちするクッキーを持ってきて、二人でお茶うけにしながら食べていたり、

「フランクリン王国とマリアカ共和国。同じ言語なのにところどころ違いますね」

「ああ、それはもともと同じ民族だったが、マリアカ共和国が独立した結果だな。独立前はその住んでいた地域の格差があって、食べ物に関して言えば、食材の状態でしか見たことないのがフランクリン王国で調理される前の状態でしか見たことないのがマリアカ共和国という感じなんだ」

 うんちく混じりな話をしてシャンティ公爵令嬢は興味深げに聞いているので話が弾む。それでも疲れているのでしばらくしたら眠ってしまうのがお約束。

 眠っているのを邪魔しないように仕事をするのもあっさり慣れてしまった。




「見損なったぞ!! スーリア!!」

 ほとんど資料室で仕事をしていて講義の時以外出てこない自分であったが、たまたま喉が渇いたので飲み物を飲みに行こうとした時に中庭で騒ぐ声が聞こえた。


 中庭には第三王子とその側近候補。そして、第三王子が抱き寄せている女子生徒。そんな集団と向かい合っているのはシャンティ公爵令嬢。それを遠巻きに見ている他の生徒達。


「ミスティから聞いたぞ。三回目の講義の後にミスティを階段から突き飛ばしたそうだな!!」

「怖かったです。殿下」

 怯えたように泣いている女子生徒に鼻の下を伸ばしながら慰めている第三王子。


「わたくしはそのような事をしていません」

 どんな表情で告げているか分からないが、全く動揺した感じもなく淡々とした口調。


「はっ。しらばっくれても無駄だ!! 東棟の階段から突き落とされたミスティが振り返ったらお前を見たと言ったんだからな。幸い怪我はなかったが、ミスティが酷く怯えて……」

 怯えたように縋りつく女子生徒。だが、その話の内容を聞いて矛盾に気付く。


「――その三回目と四回目の時間はシャンティ公爵令嬢は資料室から一歩も出ずに植物辞典を読み漁っていましたよ。飢饉や水害などの自然災害に強い植物はどれだろうかと質問に来られるほど」

 揉めている中心に向かって近づいてシャンティ公爵令嬢の後ろに立ち援護するように告げる。


「はぁぁぁぁぁっ⁉ ミスティが嘘を述べているとでもいうのかっ!!」

「……疑うのなら図書室の使用者名簿をご利用ください。図書室の中にある資料室なのでしっかり名前を記載してありますし、貴重な資料も多いので出入り口には防犯装置が常に起動しています」

 しっかり物的証拠があると伝えると、

「何をっ!!」

「アルフ。いいのよ。あたしの勘違いだったかもしれないし……」

 激昂する第三王子に向かって、可憐な健気な少女という感じで女子生徒が告げる。そんな女子生徒にデレデレと鼻の下を伸ばしていたが、忌々しいとばかりに睨んで、

「覚えてろよ」

 と捨て台詞を吐いて第三王子を含む側近候補たちはその場を去って行く。


「ありがとうございます。ブラッドレイ教授」

「学園で騒ぎが起きたら動くのは職員の仕事だからな」

 ここまでの騒ぎになる前に止めれなくてすまないと伝えると気にしないでくださいとシャンティ公爵令嬢が首を横に振る。


 それにしても、周りの生徒たちの様子からするとこれが初めてではないようだと今まで気づかなかった至らなさを猛省する。そして、この事態を王家は知っているのかと疑問を抱いた。





「と言うことで、シャンティ公爵令嬢と親しくさせてもらっています。なんなら資料室の防犯記録も提出しますが」

 王太子であるサムエル殿下に久しぶりに会う機会があったので先日の騒ぎの報告と共に彼女と自分に不貞行為を疑われてはいけないとしっかりと報告をしておく。


「久しぶりに会ってそんな話か……相変わらず堅物だな」

 サムエル殿下は苦笑いを浮かべる。


「学園でまでそんな騒ぎを起こしているのは報告は来ていないな。おそらく隠蔽しているな」

 まず第三王子のことを呆れたように呟いて溜息を吐く。


「それから、お前がそんなことするわけないだろうし、スーリア嬢の貞操も心配することないと理解しているよ。逆に頑張り過ぎていて妻と心配していたぐらいだ。……弟は何度も注意したけど勉強から逃げ回っていてな。公務がない時間は見張っていられるがそれ以外はサボっているらしくてその分の負担がスーリア嬢に来ているんだ」

「他の方に相談すればよろしいのでは……?」

「お前以外に相談できるのは妻しかいないからね」

 参ったとばかりに実情を漏らしているサムエル殿下に元側近候補であった自分にしか相談する相手がいないのかと眉を顰める。


「………申し訳ありません」

 側近候補だったがそれが外されたのは継ぐべき爵位が家の都合で別の人が継ぐ事になり貴族籍ではなくなったからだ。別に不祥事を起こしていない。


「いや、責めてはいない。――スーリア嬢のことを教えてくれて感謝する。彼女には悪評が広まっていて困っていたところなんだ。まあ、馬鹿な弟のやらかしなんだが」

「………………」

「他の女性にうつつを抜かしていて、公務をすべてスーリア嬢に押し付けて遊び惚けている」

「………忠告はなさらないのですか?」

「何度もした。父上もな。だが、母上が庇っている。処分もしたいがそれも強固に反対しているから時期を待っている。絶対に処罰できる決定的瞬間をな」

 シャンティ公爵令嬢の婚約者である第三王子を王妃が溺愛して甘やかしていると聞いていたが、そこまでなのかと頭を抱える。


 絶対に処罰できる瞬間というのはどういう事だろうかと思っていたが、それがまさか陛下達がみえる卒業式典だとは思わなかった。





「スーリア!! お前との婚約を破棄する!!」

 卒業式典で卒業生代表として壇上に上がって、宣言する。ちなみに例年では成績が優秀な人材が卒業生代表として壇上に上がっていたが、今年は王族がいるからという理由で第三王子になった。

 成績は……まあ、黙して言わないでおく。


「お前は先日階段からミスティを突き落としただけでは飽き足らず、ミスティの飲み物に毒を混ぜるなどとの数々の嫌がらせ。そんなお前に王子妃など相応しくない!!」

 ……………先日の階段の件はシャンティ公爵令嬢ではないとしっかり証言したのに。しかもしっかり証拠も学園にも王族にも提出した。それなのにどうしてそうなったのだろう。


「証拠がありません」

「いや!! しっかり飲み物に毒を入れているのを見たという証言がある!!」

 その言葉と共に第三王子の側近候補が数人の女性陣を連れて現れる。その連れてこられた女性陣は青ざめてびくびくと怯えたように、

「わ……わたくしはシャンティ公爵令嬢がお茶を給湯室で用意しているのを見ました。その時何かお茶の中に入れているのを」

「わたくしも、そのお茶をミスティ嬢に差し出しているのを見ました……」

 びくびくと怯えたように証言するのを聞いて、

「………ミスティ嬢とシャンティ公爵令嬢は親しい間柄なのか?」

 会場全体に響く声で尋ねて、職員なので舞台下の端に居たのでそっと中央に出る。


「またお前かっ。そんな訳ないだろう。スーリアは常にミスティを冷遇して……」

「そんな冷遇する相手のお茶をすんなり受け取るのですね。妙ではありませんか。後、シャンティ公爵令嬢は公爵令嬢なのでよほどの事がない限り給湯室に近付く事はありません」

 給湯室には基本用がないのだ。それに、

「彼女はもっぱら資料室で過ごしていて、資料室には本の汚れとかを取るためにたくさんの薬品などもあって、その薬が人体に着いたら大変な時もあるのですぐに手が洗える水道もありますよ。そう、そこでこっそりお茶を作るくらいのスペースも」

 本が燃えたら危険なので火気厳禁だが、火を使わないでお湯を沸かす道具もしっかり揃えてある。


 矛盾点を指摘すると言葉を詰まらせる第三王子。

「はっ、分かったぞ!! スーリアと不貞行為をしているんだな。だからそこまで庇」

「――ふざけたことをおっしゃいますね。それは貴方方でしょう」

 名誉棄損で訴える。いや、自分たちの行いこそ不貞行為なのに彼女を罪人に仕立て上げて自分たちを正当化する。なんて卑怯で愚かなことをするものだろうか。


「サムエル殿下の苦労が察せられますね」 

「――苦労の一端はお前にもある。……それよりも私よりも先に口を挟むな」

 前半は苦笑しながら、後半は自分だけに聞こえるような小声で告げる。


「あっ、兄上っ⁉」

「うわぁぁぁ!! アルフよりも大人びて格好良い……」

 口を挟まれたらやばいと焦る第三王子と――それならばなぜ王族が参加する式典で行ったのかと突っ込みを入れたいが――王太子の出現に目を輝かせてその姿にみとれている女子生徒。


「ミスティ!!」 

 そんな女子生徒に嫉妬と困惑。後、王太子に向かって不敬な行動を慎んでくれと注意しようとする声。


「アルフレア。お前の行いはずっと影が見ていた。そして、そちらの女性のこともな」

「なっ!!」

「ずっと見ていてくれたんですねっ。ミスティ嬉しい~♪」

 頬に手をやり照れるように笑っている女子生徒に不気味な感じを覚える。


「スーリア嬢は本来ならお前がするべき公務の手伝い、王子妃としての教育などで学園に通えない状況だ。他の貴族令息、令嬢と仲よくする暇はない。常に遊びまわっていると悪評を流して、そこの女子生徒との仲を【真実の愛】とか不遇な自分を救ってくれた慈悲深い少女と周りに認めさせるように動いているとは嘆かわしいな」

 王太子が側近から一冊の本を持ってこさせて周りに見えるように掲げる。


「巷ではある小説が話題になっている。王族に見初められた平民の少女が侯爵令嬢の虐めにも耐えて王妃になるというものだ……。その小説の影響で身分違いの恋愛を応援する風潮があるようだ」

「………………」

 そうなのか。というか。


「その侯爵令嬢というのは私の従姉上(あねうえ)ですね。ああ、某国のスキャンダルが書籍化されていたんですか」

 従姉上はもともととある国の王族に見初められ……あと、国交などの利害の一致で婚約をしていた。侯爵家には跡取りがおらず従姉上が婿を取る予定だったが王族に見初められたので急遽自分が跡を継ぐ事が決まった。だが、従姉上の婚約が白紙になったので当初の予定通り従姉上が婿を取って侯爵家を継ぐ事になった。

 ちなみにその婚約者であった王族は最初の数年は平民の少女と仲良くしていたが王族としてすべきことを今まで従姉に押し付けてきたから王族は政務で時間が取れなくなり、平民の少女は王族に嫁ぐと言うことで学ばないといけない状況化。プラス今まで大事にしてくれたのに冷たくなったと平民の少女が不満になって今では仲違いしていると情報通の婿から聞いたと従姉が教えてくれた。


 最後の辺りだけ物語の都合の良い締め括りにしていると言うことか。


「全く……。お前の行いが王族として恥ではない程度だったら円満に婚約解消にしたのに。まあ、甘やかした方がおられたからそれも仕方ないか」

 と王妃に視線を向ける。


 どうやらこの件は王太子に任せると陛下が決めたようだ。これも王太子の器を図るための試練と言うことか。


 殿下が部下に指示すると兵が現れて二人を連れ出していく。

「兄上。誤解ですっ!!」

「王子さまに迫られたら断れないのでこうなったのであたしは悪くない!!」

「何言っているんだ!! お前が誘ったんだろう!!」

 必死に抵抗しながらそんなことを言い出していて、しまいには真実の愛はどこに行ったのか互いを罵り合う。


「さて、皆のもの。騒がせて済まない。そのお詫びとして細やかな贈り物をしようと思う」

 と式典後のパーティーに王族しか口に出来ない貴重な食材を使った料理を用意させて、当事者である自分とシャンティ公爵令嬢がそっと別室に呼ばれた。




「大変でしたね」

 シャンティ公爵令嬢に告げると、

「いえ、予想出来ていました。悲しいことに……」

「………………」

 まあ、聡いシャンティ令嬢なら気付いていてもおかしくないか。


「正直、追放されたら責務とかから解放されて自由になるかなと思って放置していたんですよ。逃避ですかね」

 だけど、実際にはこのような結果だ。


「解放されるかもと思っても実際には心配になるだろう。シャンティ公爵令嬢は国をよくするための方法を必死に調べる努力家だから」

 常に資料室に入り浸っている様を見ているとそう思える。自分の時間が少ないのにそれでもまだ空いた時間で勉強をしていた。


「……………息抜きも兼ねていました」

「そうなのか」

 ならばよかったがと告げるとシャンティ公爵令嬢はそっと微笑んで、

「ええ。――ある意味元婚約者の言っていた言葉は当たっていました。心が不貞行為をしていましたから」

「?」

妙なことを告げるなと思ったら。


「婚約の件は無くなったので、他に横槍される前に伝えます」

 と腕を掴まれて、

「わたくしは教授の傍でいる時が一番心穏やかになっていました。ブラッドレイ教授がいたからこそもっとこの国をよくしようと思ったのもありました」

 秘密ですよと告げてくるが、別室まで案内してくれる従者たちには筒抜けだ。


「だから、これからどうなるか分かりませんが、きっと処罰されても幸せだと思います」

 王族に嫁ぐことができなかった。醜聞を放置して初期に対応できなかったことを責め立てられるのを覚悟のうえ彼女はそれすら楽しげに笑うのであった。

本当はこの後どうなるか考えたんですけど、公爵家の婿入りか。本来第三王子がすべきことだった土地の領主か。でも、迷ったのでこれで。

まあ、悪いのは第三王子であってもそれを放置していた時点で責められる気もするので。

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