閑話「雨子様…三」
今回は少し長くて普段の倍?大変だったけれども楽しくも有る回でした
翌朝目を覚ました僕は、枕元で頬杖をついて僕のことを見ている雨子様に気がついた。
「おはようございます…雨子様…何か有りました?」
半分寝ぼけながらそう言う僕の髪をそっと指で掻き分けながら、雨子様は微笑む。
「あの小さき赤子がこの様に大きくなり居るのよ」
「雨子様でも不思議ですか?」
そう僕が問うと雨子様は頷いた。
「うむ、子が生まれ成長する全てを理解して居っても、それでも不思議じゃ。そしてそれを不思議に思ってしまう自身がまた不思議なのじゃ」
雨子様は半分自問するように言葉を紡ぐ。
「もう起きられます?」
時計を見ると未だ十分に早い時間だ、二度寝だってかなうだろう。
「ん~~、未だ迷うて居るのじゃがな、ころりと転がってうだうだしている時間なぞ、この身で無かった頃には考えられぬ幸せでもあるからの」
僕は苦笑した。
「雨子様もすっかり人の有り様に染まられましたね?」
「そ、そうなのかえ?そうかも知れぬの」
ちょっとばかり歯切れの悪い返事だったので聞いてみた。
「もしかして雨子様お嫌でした?」
雨子様は自分の腕に顎を載せるとこちらを見つめている。
ベッドの傍らに座って頭だけその上に載せているという様が、かつて見たアニメ映画に出てくる入道の頭を思い出させて吹き出しそうになった。
「なんじゃ?我の顔を見るなりいきなり笑い出しそうに成り居って?」
そう言いながら雨子様は口を尖らせる。
雨子様はこれくらいで腹を立てると言うことは無いのだが、時々敢えてそんな風に見せてくることが有る。今もきっとそんな感じだ。
僕はアニメの入道の頭なんかに雨子様を例えるのが申し訳なくて、別の理由をでっち上げる。
「首だけ雨子様って言うのもなんか可愛いなって思いまして…」
僕がそう言うと、とたんに雨子様の顔が朱に染まった。
「な、何をいきなり戯れごとを言うのやら…」
ん、この表情は真のものだな、僕の第六感がそう告げる。
そんなことをあれやこれやと考えていたら雨子様に睨まれてしまった。
「もしや祐二、そなた我をからこうて楽しんで居るのではあるまいな?」
「あ?ばれました?」
冗談でそう言うと、軽くだけれどもポカリと頭を叩かれました。はい、済みません、僕が悪かったです。
「本当にいつの間に神をもからかうようになったのやら…」
雨子様はそんなことをぶつぶつ言いながらも、なんだか少し嬉しそうだったのはここだけの話。
「なんだかんだと馬鹿をやって居る内にすっかりと目が覚めてしまったし、腹が空いてきたの」
そう言うと雨子様が少し情けなさそうな顔をしてお腹を押さえて見せた。
「今の雨子様は食べないと辛いですか?」
「そうじゃの、未だ食べずとも問題無くはあるのじゃが、空腹というのは辛いものがあるの。かといって何でも良いという訳では無いぞ?出来れば美味い物が良い」
「そりゃあそうですよ、僕だって美味しい物が良いです」
「この身に有らざる時は食べると言うことにさほどの興味も持たなかったのじゃが、いざ空腹を知り、味の善し悪しを知ると、だんだんと欲も出てくるものじゃの」
「じゃあそろそろ着替えて何か食べに降りますか?チーズトーストとかで良かったら作りますよ?」
「祐二が作るのかえ?」
「僕が作ると美味しくなさそうですか?」
そう言ってほんの少しだけ悲しそうな振りをしてみせると、雨子様は慌てて否定してくる。
「そ、そのようなことは無いぞ?ほれ、早う作りに行こうぞ?我は空腹じゃ」
う~~ん、世間でこんな感じのこと何と言ったっけかなあ?つん?何だっけ?
とにかく僕も先ほどからしきりとお腹の虫が鳴いているので動き始めることにした。
「僕が先に降りて洗面した後トースト作りに掛かっていますから、雨子様はちゃんと着替えてから降りてきて下さいね?今日は誠司さんもおられるのですから」
「む?分かって居る。美味いのを頼むぞえ?」
本当に分かっていたのかなあ?怪しい…。
ともあれ些末なことはさておき、僕はとんとんとんと足取りも軽く階下に降りていった。
さて階下に降りると既にそこには母さんの影があった。
「おはよう、早く顔洗ってらっしゃい」
「はぁ~~い」
僕はそう言うと手早く洗面等々の一連のルーチンを熟した。
「おはよう、母さんもう何か作ったの?」
「んー、今はサラダ作っているところよ?何かあるの?」
「雨子様にチーズトースト作って上げるって言っちゃったからさ」
「あら、祐ちゃんが?」
「って、何だかその言い方丸で信用していないなあ。僕だってチーズトーストくらい美味しく作れるんだけどなあ」
僕が文句っぽく言っていると、母さんはこれ幸いと言う。
「なら有り難いわ、皆の分も作って下さる?そしたら私はその間に果物とかも用意するから」
あ~~、何だか攻めるところを間違えたかな?
「ん~~、了解、なら人数分作るようにするね。まだ起きていない人の分は用意だけで良いでしょ?」
「そうね、葉子ちゃん達は明日から毎朝寝坊する訳にも行かないだろうし、今日くらいは寝かせておいて上げたいから、その方が良いかもね?」
「うん、じゃあ少し横借りるね」
そうやって母さんの横に並び立ち、母さんに雨子様に僕の三人分のチーズトーストを用意する。
トーストパンにピザソースを塗ってたっぷりチーズを載せ、上に薄くスライスした玉ネギとベーコンを散らす。それをトースターで全体加熱し、程良いところで上面だけ追加加熱して綺麗に焼き上げる。
これが我が家流のお手軽ピザトーストなんだけれども、この程度の手間暇で結構美味しいし、腹持ちが良い。
まだ起きてこない人の分は具を載せるところまでで留め置き、ラップに包んで冷蔵庫に入れておく。後焼くくらいは自分でやって貰っても良いよね?
そうやって用意をしてバタバタしていると、所用を済ませてすっかり落ち着いた雨子様がやって来た。
「おはよう、母御はさすがに早いの?」
「おはよう、雨子さん。もう少し寝てても良いのに」
「またそうやって母御は我のことを甘やかそうとする。最近少し甘やかしすぎでは無いかの?」
そう言う雨子様の台詞に母さんが吹き出す。
「何それ?甘やかされている側が文句を言うなんてそんなのありなのかしら?」
「あ~~、言われてみれば妙なことなのかも知れぬが、何と言うのかその、くすぐったいのじゃよ」
「くすぐったい?」
「我には人の言うような母親というものが居らぬ。それ故に斯様な形で我を甘やかすような存在というのが今まで居らなんだのよ。故になんと言うか免疫が無いとでも言えば良いのかの?身体では無く精神的に何だかくすぐっとうてかなわぬのじゃ」
「うふふ、その内慣れるわよ」
端で母さん達の会話を聞いていた僕は、雨子様以上に驚いていた?んー、ちょっと違うな、なんと表現したらいいんだろう?母さんのこの妙な度量の広さに呆れていた?
ふと気が付くと雨子様が僕のことを見つめている。
「どうかしました?雨子様?」
「いやの、あの母御有りてこの子有りと思うての…」
そこまで言うと雨子様は、やれやれと言った感じで頭を振りながら、珈琲などと言った飲み物を用意し始めるのだった。
そうやって互いにわいわい言いながら整った順に食事を摂り、食べ終えた後は二杯目の珈琲など淹れて楽しんでいた頃、まず葉子ねえが、次に誠司さんや父さんが降りてきた。
「おはよう」
「おはようございます」
「おはよ…」
等と三々五々朝の挨拶を交わし、バラバラと洗面を済ませた後皆テーブルに着く。
全員の顔を眺め見た母さんは、
「よし」
と一言々うと、先ほどの打ち合わせはもう反故にして、早速自分がくるくると超特急で動き始めた。
もうそう成ると僕の入る隙は無い。だが雨子様は果敢にも素早く動きをシンクロさせて、完璧な動きで母さんのサポートをし始めた。
「いつの間にこれほどの?…」
と言ったのは僕ではありません。葉子ねえであります。
葉子ねえはそう言いながら僕の脇腹を肘で突いてくる。いや僕に聞かれても僕にだって分からないってば。
そうやって目にも留まらぬ素早さでくるくる動く、二人のコンビネーションに驚かされる、僕に葉子ねえに父さんに誠司さん。あんぐり口を開けてみていたら、ヘロヘロしながら小雨がやって来た。
「主しゃま~。美代ちゃんが起きたでしゅ~~」
なるほど姿を見掛けないと思っていたら、小雨が美代の寝ているのを監視していたのか。
小雨の報告を受けた葉子ねえが慌てて階段を駆け上がっていく。
それを見送りながら母さんがぽつり言う。
「一家に一台じゃ無いけど小雨ちゃんがいると有り難いわねえ。私の子育ての時も居てくれたら良かったのに…」
本人は密かに言っているつもりかも知れないけれども、皆聞こえているからね?
雨子様を筆頭に、父さんも誠司さんも笑いを抑えて下を向いている。
しかし場を察した雨子様が流れを変えるべく、さっと皆に淹れ立ての珈琲を配り始める。
「父御はブラックじゃの、誠司殿はミルクだけと言ったかの?」
さすがに父さんはもう慣れていて、うむなんて言いながら受け取っているのだけれども、誠司さんはと言うとまだ雨子様が神様である事実に慣れきっていない。
そのせいか赤くなったり青くなったりしながらへこへこ頭を下げまくっている。
その様を見ている母さんが呆れかえりながら言う。
「誠司さん、逆にその方が雨子さんに失礼よ?普通にしていて下さいな」
穏やかな母さんのその言い様が効いたのか、誠司さんは徐々に落ち着き、雨子様の淹れた珈琲を楽しみ始めた。
そうやって皆でばたついていると、美代を抱えた葉子ねえと小雨がやって来た。
「お腹空いたでしゅう」
小雨はそう言いながら自分用に誂えられた席にふらふらとしながら座り込む。
「ご苦労じゃったの」
雨子様がそう言うと、予め見計らって焼いていたトーストを出してやる。
「ありがとうございますでしゅ」
小雨はそう言うと早速かぶりついている。
一方葉子ねえはと言うと、美代の空腹を満たすことが先になるらしい。リビングのソファの方に行って乳を上げている。
だがその間も辛かろうと言うことで母さんが盆を持って、トーストやらサラダやらの載った物を一式持って行って上げていた。
「ありがとう」
そう言うと葉子ねえは嬉しそうに片手で食べ始めた。赤ん坊にその身を削って乳を出すのだから、その分せっせと食べなくてはね。
人数が多いとこうやって朝の食事を食べるだけでも大騒ぎだった。でもその喧噪の中に居ると、悪くないなとも思う。
皆がお腹がくちくなって寛ぎ始めた時分を狙って、僕は着替えに部屋に戻った。
部屋に戻ると未だ雨子様の布団が出ていたので畳んで片付ける。多分食事の支度の方を優先させたのだろう。
丁度しまい終えたところへ雨子様が戻ってくる。
「おや祐二、片付けてくれたのかえ?すまぬの」
「お安いご用です、それで美味しかったですか?」
「ん?」
雨子様は何が?と言う形で固まっている。
「だから僕が作ったピザトーストですよ」
合点がいった雨子様が再始動する。
「うむ、美味かったが、美味かったのは確かなんじゃがあれは誰が作っても間違いの無い物では無いのか?」
「まあ確かにそう見えますよね、でも全体を加熱するのをどこまでして、上面だけを加熱するのをどこまでするとか言うことで、結構食感が変わったりもするんですよ。もっとも、美味しかったのなら良かった」
僕がそう言うと雨子様が感心したように言う。
「なるほどの、どこに評価点を設けるかと言うことによって、実際出来てくるものは多様に変化しうると言うことなのか。まったく以てこの身となって実際に経験してみなくてはならぬ物が多すぎるの」
「確かに雨子様にとってそういうことが沢山あるのでしょうね、そしてかなうなら皆楽しめたら良いですね?」
「そうじゃの、出来るだけそうなれるよう努力してみるとしよう」
「それはそうと葉子ねえ達はいつ頃帰るとか言っていませんでした?」
「それじゃそれじゃ。伝えねばならぬと思いつつも他ごとに紛れつつあったの。何でも食休みを少ししたらもうその足で帰るとの事じゃ。じゃからそろそろ階下に降りるが良いぞ」
「さっき美代に乳を飲ませていたし、それが落ち着いた当たりが帰路につくのに丁度良さそうですものね」
「うむ、もちっと美代のことを見ていたかったのじゃが、こればっかりはの」
そんなこんなを話しながら、僕達は皆の居るリビングへと向かった。
そこでは皆寛いでいて、小雨が母さんの手づから果物を貰ってご機嫌にしている。
「あちらに行ったら皆のことよろしくね」
母さんはそんなことを言いながら小雨のことを甘やかしている。
実際に皆のことを頼むという意味合いもあるのだろうけれども、出来る内に小雨を甘やかしまくるという思いも果たしているのだろう。
小雨もまた、母さんの大のお気に入りなのだった。
美代はと言うと父さんと談笑している誠司さんが抱いている。
多分葉子ねえは自室の荷物を片付けるか何かしに行っているのだろう。
雨子様が誠司さんの所に行くと美代のことを受け取った。とたんに広がる満面の笑み。顔を美代の元に近づけるとその香りを嗅いでいる。
「まさにおっぱい臭いというか、赤子の香りじゃの」
そんな雨子様に誠司さんが声を掛ける。
「食事の直前くらいに沢山していましたから、暫くはおむつ換えもしなくて良いだろうって言っていましたよ」
すると雨子様が少し寂しそうな顔をしていた。
「なんじゃ、そうなのかえ?後一度くらいは襁褓を替えてやりたいと思うて居ったのに寂しいものじゃの」
何度か葉子ねえに指南を受けながら手伝っていた雨子様は、今ではすっかりおむつ換えにも馴染んでいたらしい。
なんにでも挑戦してみるのだなと、僕は雨子様のチャレンジ精神に感心してしまった。
「祐二!」
二階から僕を呼ぶ声がするので行ってみると、葉子ねえが荷物を片付け終えていて、それを車の所まで運んでくれと頼むのだった。
さすがに大人二人と子供の物一式となると結構な量となる。高校生男児と有ってそれなりには力が有るとは思っていたのだけれども、それでも二往復が必要な量だった。
運び終えると葉子ねえが誠司さんのことを促す。
「何時までも名残惜しいけれども、向こうに帰ってもすることが山積みだからそろそろお暇しましょうか?」
そう言われた誠司さんはうんうんと頷きながら席を立った。そして車に向かうと葉子ねーからキーを受け取り、ベビーベッドの確認を行う。大切な家族を運ぶのだ、いくら確認しても確認しすぎることは無いだろう。
サイズ的に言うと小雨もそう言った物が必要な大きさなのだけれども、これについては雨子様から必要に有らずと説明を受けているので、葉子ねえに抱かれて行くこととなる。
そうやって葛城家の面々(誠司さんの家名で有る)が帰り支度をする間、我が家の者たちはその周りで所在なさげにその様を見守っていた。
全てが終わり、誠司さんが運転席へ収まると、葉子ねえが美代を雨子様から受け取ろうとする。
雨子様は名残惜しそうにそっと美代を受け渡す。その時美代が、未だ視力は良くないはずなのだけれども、一瞬雨子様のことを見つめる、
それを見ていた雨子様の双眸からはたはたと大粒の涙がこぼれ落ちる。
そして止めどなく流れ、雨子様は声を出すこと無くその肩を振るわせ始めた。
「雨子ちゃん…」
久々に母さんが雨子様のことをちゃん付けで呼ぶ。
「済まぬ、笑顔で見送れると思うて居った、思うては居ったのじゃ。じゃが…だめじゃの。実際こうやって別れることを思うと、我には、我にはこの涙を止めることが出来ぬ…」
そう言って身体を震わせている雨子様のことを母さんは優しく抱きしめていた。
見ると父さんまでもがしんみりとしながらも目に涙を滲ませている。
まったく赤ん坊って奴はちっこくって、おっぱいを飲むことくらいしか何も出来ない癖に、なんて大きな存在なんだろうね。
きっと雨子様の中ではかつての飢饉の中で無くなったミヨのことも、思い出されているのだろう。だからこそ、今生の別れでは無いと思いつつも、その涙が止められないのだろう…。
「ありがとうね、雨子さん…」
葉子ねえがそう言うと彼女もまた雨子様のことを抱きしめた。
「うむ、済まぬの、湿っぽくしてしまって」
そう言うと雨子様は背筋を伸ばし、手の甲できゅっと涙を拭った。
「何時までも時間を取っていては美代にも負担が掛かるやも知れぬ。早う行け、行くが良い」
そう言うと雨子様は、葉子ねえの腕の中に居る美代の頬にそっと口づけした。
「健やかに優しく良きおなごに育つのじゃぞ…」
そう言うと雨子様は一歩下がり、葉子ねえが美代をベッドに寝かせるのを見守った。
準備を全て終えると葉子ねえも車上の人となる。その膝の上にはちゃっかりと小雨が載っていて、窓から皆に手を振っている。
「小雨、頼んだぞ」
雨子様が最後に小雨に声を掛ける。
「あいでしゅ!」
小雨が元気よく返事を返してきて、その様の可愛さに全員がほっこりとしてしまう。
「お世話になりました、ではまた…」
誠司さんがそう言うとしずしずと車を前に進めた。
皆口々にまたね等と言いながら見送りをする。そんな中、雨子様が側に来て僕の腕に縋る。
何となくだけれども未だ震えているように感じる。
「すまぬの祐二」
雨子様が小さな小さな声でそうぽつり言う
僕は何も言わずに黙って雨子様の手を握った。
「この身になってみるまでは別れが斯様に辛い物とは思わなんだの。そなたら人はこんな別れを何度も繰り返して居るのか…」
おそらくなのだけれども、神様方の間では距離など無いにも等しいのだろうし、時間等数えるに値しないような物でしか無いのだろう。そして滅することの無い命。(もっとも雨子様の場合は些かイレギュラな事態に陥っていたのだけれども)
で有れば別れと言うことなど、さして意識することでは無いのかも知れない。
だからこそ定命の者たちの間に入って、別れのその意味を考えた時に、雨子様が思っていた以上に強い何かを感じてしまったのでは無いだろうか?
ねえ、雨子様。僕は心の中で雨子様に言う。だからこそ僕達人は、寄り添いながら一緒に皆で生きていくんですよと…。
当たり前の日常の中で起こる、当たり前のこと。
では有るのですが、その当たり前のことを今一度考えてみるのも、良いかも知れませんね




