ぶっとべーーー!!
メリrrrrrrィィィィィィクリスマス!!!諸君!!
心の中で発狂する男が一人、クリスマスの熱気にあふれる某モールの映画館前に立っていた
(あああああクソが!!クリスマスが何の日かも知らなそうな顔しやがって、イチャイチャ、イチャイチャと…! 爆発しろ! リア充が!)
なんて毒づいていると、 ドガーン と突然、爆発音
「うぇ、マジで爆発しろってことじゃな…
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「爆発落ちなんてサイテー! はっ!、夢か………ん??
あれ? 此処、何処???
此処何処何処此処此処何処何処何処何処何処???
目が覚めると見知らぬ森の湖らしき水の上の小島にぼろ布一枚羽織って立っていた
「さっきまで、某モールにいたはずぅううわぁぁ何だこのきれいな声は!?
え!?あ!?え!?おおお、おちけつ!もちつけ!もちけつ!
こういう時は素数を数えるんだ、1,2,3,4,5,6,7,..........
数分後
......997,998,999,1000! ふぅ、落ち着いてきた。」
状況を確認しよう
俺は映画を見に某モールにいたはず、そこで…確か…
ドカーンといったんだっけ?
「あれぇ?死んだんじゃないの…? ま、ままええわ、次行こか」
今、森の中にいるねぇ……どゆこと??
負傷者は病院に連れてかれるもんじゃないの…?
「もう…いっか…考えるの…疲れちゃった…違うこと考えよ、そうしよ」
あえて考えてなかったコトに触れるかぁ
視界にちらちら映るこの毛俺から生えてるよなぁ
湖があるし、湖面を見れば映るかな?
湖面に映るのは銀髪、左金、右紫のオッドアイの美少女が映っていた
「おっふ、ふ…ふつくしい…え!?誰これ!?オ、オレか…?
スゥーーーーーーーーーー…コッチも確認しなきゃな…ない!ない!
え!? ない!?まぁ、薄々気付いてたけど…ていうか、上も無いのか
まぁ、小さくても需要あるからな。」
少女は胸と股を確認して言った
「おいおい、異世界TS転生かぁ?ニッチなジャンルに…
「ここで何をしているの!」
湖の岸辺から声がする目を向けると三人の女性が立っていた
一人はいかにもといった風な女騎士で、大盾とロングソードを持った
金髪碧眼身長180ぐらいのムチムチ音が出そうなほどボンキュッボンな女性
一人はヒーラーっぽい服を着て身の丈ほどある杖を持った
茶髪茶眼身長170ぐらいで胸とお尻の大きいエッチな雰囲気のお姉さん
一人はへその見えるほど軽装でナイフを腰に下げた
黒髪黒目で猫耳尻尾付き身長150ほどでストーンキュッストーンな少女
「ここは危険区域の中だというのにその恰好で何をしているの!?」
と金髪の女性
「うぇ!?め、目が覚めたらここに!」
「そう…ともかく、こっちへいらっしゃい」 とお姉さん
さいわい、湖は浅く歩いて渡ることができた
「とは言ったものの…どうしましょうか」
「このまま女の子一人連れて奥に進むのは危険なのです」と猫耳少女
「1度街に戻ったほうがいいんじゃないかしら?」
三人の話し合いの間ボ~っとしている少女
「貴女、これから街へ向かうからついてきなさい」
「あ、はい」
「うふふ、そんなに固くならなくてもいいのよ?」
「ですです」
そうして4人は街へ向かうのだった…