これはある最弱の男が最強になるまでのお話。
どうも!初投稿白枝です!これからちょくちょく投稿していこうと思うので読んでくれると嬉しいです!
毎日退屈だった。
朝起きて学校に行き、また帰る。それの繰り返しだ。
そんな日常を送っていたのはこの俺、「西条 迅」だ。
しかし今思えば普通に生きていた方が楽だったと思う。
誰が想像できるだろうか。
起きたらいきなり牢獄にいるなんて…。
「ちょっと待てちょっと待てちょっと待てよ。いきなり起きて周り見たら牢獄は流石の王道的異世界転生物でもありえないぞ…?」
そうブツブツ独り言を言っていると牢獄の外から足音がする。
こちらに向かってきているのだろうか、そう思っていると奥から誰かの声がする。
「よぉ!目が覚めたか!しばらく反応がなかったからびっくりしたぞ。」
牢獄の外から鎧と兜を着ている男が低い声で喋りかけてきた。
「今はどうでもいい早く出してくれないか?ここはベッドが硬すぎるんだ」
そう迅が言うと男はすぐに扉を開けてくれた。
「それで?俺はなんでこんな所にいるんだ?」
「それは歩きながら話す。着いてきてくれ。」
そう男は言うと来た道を戻っていった。
「まず自己紹介からだな。俺はクロックスだ。よろしくな。」
「俺は西条迅だ。よろしく。」
「まずここはお前さんの世界とは別の世界だ。この世界では魔物が異常なまでに強すぎてな。お前さん以外にもたくさん別世界の人間はいたんだが皆
殺されちまった。」
(クロックスだっけかな?こいつの言うことが本当だったら俺勝てなくね?でもあれだよな。よくあるパターンだと俺実は最強とかだよな。ならいいか。)
と考えていると
「だからお前さんには魔物を倒しながら最終的には魔王と呼ばれる存在を
倒して欲しい。」
すると迅は
「ああ。もちろんだ。困っているのなら助けないとな。」
(ま。どうせ俺は最強だからよばれたんだろ。魔法とか使えるならみてみたいな)
「で?俺は強いから呼び出されたのか?」
「それがな…異世界人の平均能力が100だとして。この国の人々は大体20くらいだとすると、お前さんは能力が1なんだ…」
「いやおいちょっと待て?能力1の俺が呼び出されたの?何それ死ねと?」
これが最弱の男が創る最も新しき神話の始まりだった。
今回は短く書いてみました。気に入って貰えれば書く内容も増えていくと思うので応援お願いします!