35.第五章あとがき
この度は『ボディガード・チルドレン』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
この第五章に関しては、実際に存在する組織や部隊、暗号名などを参考に独自の解釈や視点で執筆させて頂きました。
まず登場人物においてアメリカ陸軍の本来の階級は
・新兵→兵→上等兵→伍長→軍曹→三等曹長→二等曹長→一等軍曹
となります。ですが今作品では
・伍長→軍曹→曹長→少尉→中尉
という運びにさせて頂きました。
これは私自身で読むにあたって混同してしまったり、紛らわしくなるのでは? と思ったからです。ご容赦ください。
それから実在する部隊の戦闘や行動に関しても、あくまでフィクションですので、間違った知識や編成などがございます。
特にこの第五章においてネイビーシールズに関してかなりのやられ役になっております。確かに資料を漁っていると本国のアメリカではどうもネイビーシールズはかなり失態を犯しているという話もありました。(こちらはレッド・ウイング作戦(『ローン・サバイバー』という映画を参考にして頂ければわかります)などありますが、それ以外にも様々な記事がありました)が、別段ネイビーシールズが嫌いなわけでもありませんし、それに従って作品を書いたわけではありません。あくまで私の偏見と独断で書いたものであります。その点に関してもご容赦ください。
つきまして、ミリタリー分野において「これはこうですよ」とか「こういう時はこのように動くはずだ」などの意見をお持ちの方はぜひ感想などでお伝えください。
今回この章を書くにあたり、映像作品を参考に致しました。下記がその作品となります。順不同です。
・映像作品
・『バンド・オブ・ブラザーズ』
・『プライベート・ライアン』
・『パシフィック』
・『シン・レッド・ライン』
・『ハクソー・リッジ』
・『ワンス・アンド・フォーエバー』
・『プラトーン』
・『フルメタル・ジャケット』
・『ブラックホーク・ダウン』
・『ジャーヘッド』
・『ネイビーシールズ』
・『ホース・ソルジャー』
・『セイビング・ジェシカ・リンチ』
・『レストレポ前哨基地 ~アフガニスタンで戦う兵士たちの記録~』
・『アメリカン・スナイパー』
・『ローン・サバイバー』
・『砂の城』
・『ネイビー・シールズ:チーム6』
・『ジェネレーション・キル』
今後も『ボディガード・チルドレン』をぜひお願いします。